こんにちは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
ここ最近は。
先日、お岩さんを祀るスポットを巡ったときのことを続けて書いていて
今日は、お岩さんのお墓、妙行寺を参拝したときの記事の続きです。
よろしければ、過去記事もどうぞ
お岩さまの生家、田宮神社の記事
お岩さまの「本家争いをしている陽運寺の記事
お岩さまのお墓・妙行寺の記事
妙行寺に着いた私は。
この鳥居のすぐ先の。
お岩さんのお墓に行こうとしたのですが。
妖怪()に邪魔をされて。
墓地の狭い一画を何度も何度も、くるくると回らされ
お岩さんのお墓には、いつも芸能関係者の卒塔婆が沢山上がっています。
お墓をお参りさせていただいてから
お岩さんの霊が今、どんな状態なのかを探っていったのですが・・。
私が初めてお岩さんを祀るスポットである田宮神社、陽運寺、妙行寺を巡ったのは
もう二十年近く前で。
それから何度も訪れていて。
今回は七、八年振りの再訪なのですが。
そのたびに感じることは、いつも同じで。
西巣鴨の妙行寺にあるお岩さんのお墓は、「波動」が常に似ているということです
今回、田宮神社の再訪で感じたのは。
昇天して、神となって神社の参拝者を高い所から見守っており。
妙行寺のお墓でも。
今回も、全く同じことを感受しました。
やはり、お岩さん本人の霊はもうおらず。
高い所から、お参りに来る人を母性的な愛で、見守っているようです
ところで。
十年ほど前に。
私は、スピ友と無謀な()ことをやったことがあります。
当時は、ここにお岩さんの霊がいることを明らかに感受していたので
古神道の行法にのっとり。
スピ友が霊媒に、私が審神者(さにわ)となって。
対話が終わったら霊に元の場所にお帰りいただくのが役目です。
霊を降ろすときには様々な作法があり。
霊を呼ぶのですが。
当時の私とスピ友は。
このチャネリングにはまりきっていて。
歴史上の人物を降ろすことを何度もやっていたのですが。
かなりの高確率で降霊に成功していました
(と言っても、生前に身分の高かった霊は、ご本人が現れて下さることはほとんどなく家臣や子孫が降りてきました)
それで、10年ほど前に。
スピ友にお岩さんが降りてきてくれて、お話しができるだろうと。
私が審神者の印をスピ友が霊媒の印をそれぞれ指で組んで、対座し。
「禊祓詞(みそぎはらえのことば)」、「帰神祝詞(きしんのりと)」、「大祓詞(おおはらえのことば)」「降神詞(こうしんのことば)」などを神道の所作を入れながら唱えていき。
スピ友に、お岩さまの霊を降ろそうとしたのですが・・。
お岩さまの霊は全く降りて下さらなかったのです。
それで、私もスピ友も、
「降りることをかたくなに拒んでいるよね」
「どうしてだろう」
と、言い合っていたのですが。
突然。
風も吹いていないのに、卒塔婆が揺れてカタカタと音がして
お岩さまのお墓の少し上の方から。
「女の顔のことを云うものではない」と。
厳しい口調で告げる女の人の声が聞こえてきたのです
「いっ、今のお岩さんの声だよね」と、私はスピ友に言い
「うん、お岩さん、何か怒っているよね・・・」と、スピ友も答え。
「私達、お岩さんの容姿のことをけなしていないよね・・」
「うん、実在のお岩さんが生まれつき醜女でなかったのは、霊体を視れば分かるし、何で怒っているんだろう」
「でも、私達に怒っている感じではないよね・・」
と、二人で言い合いながら。
そのとき。
墓前で、お岩さんの言いたいことを感受してから。
整理してみたのですが。
どうもお岩さまは、自分の容貌がどうだったと噂されることには、余り関心がなく
「封建的な時代に、醜女と言われた女の人の苦しみを知りなさい」
ということを伝えたかったのでは、という気がしてきました
お岩さまが生きた時代は。
女性は家督を継ぐことができず、自由に働くこともできなかった
つまり、圧倒的に受け身な立場だったわけで。
そんな時代に、「醜女」だの「容貌が悪い」と言われた女性は生きていくことが非常につらかったと思うのです
人は、誰でも自分のことをデイスられるのは嫌ですし。
今の時代でも。
性別にかかわらず、容貌も含めてあらゆることで自分のことはけなされたくない
でも、お岩さんの生きた時代に。
「醜女」とされることは今の時代に言われることとは意味が違うのだと
私は、このときスピ友と話しあったのですが。
ただ、このお岩さまの降霊を試みたときから十年経ち。
今のお岩さまは、非常に穏やかで
お岩さまに興味を持つ参拝者にメッセージを送ろうとするよりは。
高い所からお参りに来る人を見守るようになったのだと、改めて再確認しながら
今日の記事は、ここまでです。
次回に続きます。
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました
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