こんにちは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
今日は、神社やお寺から授かったものが壊れたときは、どういう意味があるのかという話しをします。
二年ほど前なのですが。
知人のYさんから、電話があって、何だかパニックになっているのです
Yさんは、友人を通じて知り合った30代の女性ですが、それまでに顔を合わせたのは、吞み会などで数回だけ。
連絡先を交換し合って、ちょっと話しをしたことがあるという程度で、Yさんといえば、結婚はしているけど子供はいなくて、会社員で、確か建築関係の仕事をしている人・・、位の認識しかなかったのですが・・。
そのYさんに、
「昨夜、神社でいただいたお札が、突然割れたのです・・怖くてたまらないので、私の家に来て、どういうことなのか視てもらえませんか
」と、急に頼まれ。
数日後に、Yさんの住む都内のマンションを訪れると
リビングルームの棚の上にお札立てがあり、紙製のお札が二体、木製のお札が一体、立ててあり、お札立ての前には、米・塩・水・酒・榊が供えられています。
Yさんの話しでは。
夜中の1時過ぎ位に、ご主人とリビングにいて、「そろそろ寝ようか」と寝室に行こうとしたところ、お札立ての方から、急にピシッと木が裂けるような音がして、ご主人と顔を見合わせ、恐る恐るお札立てに近付くと、木のお札に大きなヒビが入っていたとのこと・・
私も、お札を手に取ってみましたが、確かに裂けるかのような、割れ目がハッキリとありました
「何か、お祀りの仕方が悪かったのでしょうか」
Yさんは、心配そうでしたが、私が視たところ祀り方に特別問題があるとは思えませんでした。
三体のお札は、中央の紙のお札は伊勢神宮、向かって右の紙のお札は氏神様、割れてしまった左側の木のお札は猿田彦神社のもので、ここのお宅は、神棚ではなく、お札立てでお祀りしていたのですが。お札は一年ごとに神社から授かっているとのことですし、お供え物も定期的に換えているようでしたし・・
ただ、「サルタヒコ様」のお札が割れたことに、引っかかりを感じたので、
「三柱めの神様をなぜ、サルタヒコ様にしたの」と聞いてみました。
神棚やお札立てで神様をお祀りするときは、中央に天照大神(アマテラスオオミカミ)様を、向かって右側に氏神様を祀るのは定番なのですが(一柱だけを祀る神棚やお札立てもありますが)、向かって左側には自分の崇敬する神社のお札を祀ることになっています。いわば、好きな神様を祀って良いのです
すると、Yさんは、仕事の関係で地鎮祭に立ち会うようになってから、神社巡りに興味を持ち、お札を授かって、自宅に祀りたいと思うようになったものの。三柱めはどこの神社が良いとか、どの神様にしたいとかの特別のこだわりはなく、たまたま参拝した都内のサルタヒコ様を祀っている神社でお札を授かってきたとか
サルタヒコ様は、高天原より神々が降臨するときに、道案内をつとめられた神様
そこから、もらったお札ということは、やはりこれからの人生の道標の意味があるわけで。
それが折れてしまったということは、ともかく新しい方向に進まない、冒険をしてはならないというお知らせとして考えれば良いのでは
そう感受した私は、Yさんに伝えたのですが。
すると、Yさんは、
「実は、今の会社をすぐにでも辞めて、独立しようと思っていた・・」
と、言い出したのです
一年程前から、会社での人間関係が嫌でたまらず、間もなく辞表を出すつもりだったと
それで、Yさんの生年月日や生まれた時刻を基に、仕事運を占うことになったのですが。
私の鑑定では、Yさんは独立運を持っているものの今、準備不足で独立すると、非常に苦労をし、金銭的に行き詰まる人によっては、準備ができていないことをスタートしても、運を掴めることもあるが、Yさんは、そういう星でも、タイミングでもない。数年後の強運期での独立を目指して、当分は水面下で準備をした方が良い・・と、お答えしたのでした。
神社やお寺でいただいてくるものは、それなりに意味があります。
お札やお守りに関しての不可解な現象は、その手にしているものがどういう由来のものなのかをよく考えてみると、「お知らせ」を読み取ることが可能です
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。
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