こんにちは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
今日は、ハーフの人は幽霊にならないという記事です
まず、ですが。
人は、生まれてくるとき家系の因縁を背負って来るのですが。
父方と母方、両方の因縁の流れがあります
独身のうちは、両親の業の流れだけですが。
結婚をすると、相手の両親の生死にかかわらず、相手の父方と母方の業も入ってくることになるのです
とっころで。
家系の話しになると、「因縁」とか「業」とかの言葉がでてきますが。
「因縁」と「業」はどう違うのか分かりにくい部分もあると思いますので、説明しておくと。
「因縁」とは、そのまま字の通り。
原因の「因」と結果の「縁」なのです。
そして、その原因と結果の流れをまとめたのが「業」なのです
例えばですが。
何代か前の先祖が、合戦で人を殺していたとすると
理由はどうであれ、人を殺したのだから殺生の因縁の「因」を作ったわけです
それが流れて自分の代になって。
自分が人から、故意であるかないかにかかわらず、刃物などで傷つけられて怪我をしたとすると
これが、殺生の因縁の「縁」になるわけです。
ただ、因縁を受けた人物の因縁が、自分の代で全て出ないことがあります。
分かりやすく言うと、先祖が多数の人を殺す「因」の種をまいたとします
それで、自分は先祖の因果で怪我をしたけれど、治療できる程度の軽い怪我で済んだ「縁」だったという場合は。
残った「縁」が次代に遺伝していくのです。
これが「業」なのです
あるいは、自分が殺生の因縁を作り。
因果応報で、生きているうちに自分にそれなりの結果が出たとき
真正面から、それを受け止めずに結果を消化できなかったとすると。
因縁は次の代に行くのです
つまり、「業」とは、「因縁」の残り物のような意味なのです。
結婚のことに話しを戻すと。
結婚式自体はおめでたいのですが、夢のない言い方をすると両家の業の集会みたいなもので
結婚して家庭を持つと、両家の両親の四方向から業が入って来るようになるのです
例えば自分の子供が怪我をしたとして。
その怪我なら怪我の原因が、四ルートあるということなのです
その中で、どのルートから来たものなのかを探すのが難しいのです。
それなので、女性は嫁いだ後も、嫁ぎ先と実家との礼儀礼節をわきまえれば、できるだけ四ルートを供養しておいた方が良いのです
そして、今は結婚を親戚の中ですることはほとんどなく、自由に結び付きますが
昔は血が近いところで、結婚することがよくありました。
農家などでは、長男が結婚をしても早死をしてしまうと、土地の問題などもあるので、次男が長男の嫁と再婚したり。
逆に、お嫁さんが早く亡くなると変わりに実家の妹が嫁ぐ・・などということも頻繁にありました
このようにすると。
同じ世界で婚姻を繰り返すことになるので。
業が凝縮してしまうのです
つまり、血族の狭い範囲で、子孫をつなげていくと業はかなり濃くなり、固まって遺伝していくということになるのです。
これは、色に例えると分かりやすいのですが。
お嫁さんの家のカラーを青だとして
夫のカラーが白だとすると、合わせると水色になります
ところが、お嫁さんが亡くなって妹さんが嫁いでくると、又青が合流することになり。
凝縮して、濃い青になるのです。
業は広がりませんが、固まってしまうわけです
それでは、国際結婚はどうかというと。
民族が全く異質なものなので。
業が固まらないのです。
逆に、業が広く薄くなっていくのです
つまり、民族が違う結婚は業を薄め、血族同士であればあるほど業が固まるわけです。
いとこ同士の結婚などは、同族結婚をするわけなので
業が固くなり、解け難くなります。
すると、凝縮された業を引きずって亡くなったとすると。
なかなか溶けないので、ダイレクトに子孫に流れていくことになるのです。
それは、成仏の速度にもかかわっていることで
業が固まっている家系ほど、幽霊がゴロゴロ出てくるのです
これとは、逆に。
古くから、ハーフの幽霊はいないと言われているのですが
民族が違う結婚だから、業が薄く因縁になりにくいところから言われているのです。
国際結婚で生まれた子供は、業の消化が早いので成仏しやすいことになります
因縁という観点からみた場合、血から離れた結婚が楽で、血が近い結婚はある意味でやっかいなところがあるのです。
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。
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