こんにちは～
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
今日は、先祖の霊が味方になってくれる人となってくれない人の違いについてです
人は、死んでしまうと終わりと考えがちですが。
体が無くても、魂は生きています
厳密に言うと。
この世で最大燃焼した魂は、全て融けてしまって、自然界に融合してしまうのです。
よく、
「この仏様は成仏していて、喜んであなたのところにいますよ」と、霊感の強い方が言うことがありますが。
成仏している仏様が、霊として出てくるはずがなく
燃焼しきった人の魂は、宇宙空間に還っていくのです
しかし、この世で不燃焼で生きて思いを残した人の魂は、融けないで残ります
つまり、幽霊になるのですが、これを怖がってしまってはダメで。
早く魂を融かしてあげないと、魂が留まったままになります
そこで、成仏をさせるためには霊魂に、生きている側の人の人生を陰から走り回って手伝ってもらうことが大切なのです
これを「霊を使役(しえき）する」と言いますが。
生きている人のために働いてもらうことで、少しずつ成仏していくのです。
そして、この「霊を使役する」ということは、先祖霊が動いてくれる＝味方になってくれることにつながるのです
それで、先祖の成仏は算命学でいうところの天中殺と大いに関係があって。
ご自分の天中殺が分からない人は、検索をすれば簡単に出せますし。
天中殺は、子丑天中殺・寅卯天中殺・辰巳天中殺・午未天中殺・申酉天中殺・戌亥天中殺の六種類に分類できるのですが。
六種類のうちの寅卯天中殺と申酉天中殺は、跡取り天中殺とされていて
家系の流れを継ぐ天中殺なのです。
寅卯天中殺の人と申酉天中殺の人は、良くも悪くも先祖の因縁を丸々受ける運を持ち
性質として、先祖と気線が通じやすいので。
寅卯天中殺と申酉天中殺は先祖供養が大切とされているのです
これは、ある意味、成仏していない先祖が多いわけなのですが
先祖供養をすることで、生きている人の味方になってもらい。
生きている人を手伝って、働いてもらうことで
成仏をしてもらう必要があるのです。
それで、成仏をすることで、生きている人に先祖の憂き因縁が出ないようになるのです
では、午未天中殺はというと
家系の残り火のようなものとされていて
午未天中殺の人は、先祖のやってきたものを集大成するのです。
これは、午未天中殺のところで、因縁が全て燃焼して、跡形もなく成仏していくということで。
自然に先祖を味方にして使役し、成仏させていく天中殺なのです。
だから、先祖や家系との気線はダイレクトに通じていて。
憂き目も自然に入りこんでくるのです
午未天中殺の人は、自分の人生がかなり先祖の生き方に動かされていることを認識する、冷静な心が必要なわけです
残りの子丑天中殺は初代運で
先祖の恩恵は受けずに、自分から何でも始めなければならない運ですし。
辰巳天中殺と戌亥天中殺は、家系からはずれてしまう質を持ちます
それで、子丑天中殺、辰巳天中殺、戌亥天中殺の人は、先祖の影響は少ないといえます
助けも少ない変わりに、憂き因縁も受けにくいのです。
味方になって使役してくれる先祖自体が少ないわけですから、自分の力で人生を作り出さねばならず
子丑天中殺、辰巳天中殺、戌亥天中殺の人たちは、先祖供養をしても自分供養につながっていく傾向が強いのです。
それでは、本日もお読みいただきありがとうございました。
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