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★29日コンサートで募金活動します。千葉台風、北海道地震、東日本大震災支援
■研究者さんのピアノ研究再開。心底惚れた曲に出会えて。/ショパン：バラード第４番
■真央さんの仮面舞踏会を弾く若き起業家/レッスンをいやになったことが一度もない理由
■フェアジャッジング / ピアノとスケート、審査員の価値観・基準
・・・
よろしくお願い致します。
いよいよ明日、この演奏会です。
★野谷恵と門下生によるピアノコンサート2019“心の音”（ちらしPDF表 ちらしＰDF裏 ）
もう、、
募金箱に入れてほしいと、
寄付が届きました。
東京の門下生から。。
ありがとうございます。(^^)
千葉の被害も甚大で、大変そうですね。。
焼け石に水でも、
あちこちから大勢で水を掛ければ
少しは焼石を冷ますことができるかもしれません。
そんな被災地に比べれば、
どうってことない話ではありますが、
今年の私の次々来る体調不良と怪我には参りました。
でも、、それでも
ピアノは弾けるのです。
（日常生活、特に着替えが痛いけれど。背中のファスナーとか、、）
こんな装具、まだしてますけど、
外して弾きます。
もちろん、本来は安静にすべきなので
量は多くはしませんが、用心深く練習して
それも勉強になっていますし、
私は本当に、腕の外側の筋肉を使わないで弾けるように
いつの間にかなっていたんだなと感慨深いです。
ラフマニノフの鐘は２０１０年に
ハンガリーのマスタークラス（短期集中講座）の
修了演奏会で弾きました。
現地で配布されたプログラムです。
他の方のお名前はカットしました。
最年長（ケタ違いの最年長、笑）の私はトリでした。
（これは修了証書授与式後、キシュ先生と）
石造りの建物の中で練習したり
レッスンを受けたり見学したりして、
耳が参って眩暈がしていました。
（教室を一人に一つ練習室として与えられていました。）
２００８年の秋に突発性難聴が最悪の悪化をして
２００９年の春に入院してもどうにもならず、、その翌年の
２０１０年の夏でしたから、まだまだ聴覚過敏も酷かったのです。
修了演奏会後に倒れて、
私は、他の参加者さんと一緒に買い物には
行けなかったのですが、、
でも、修了演奏会直後に、
小学生部門の入賞者で参加されていた
小学生のお子さんが、来てくれて、
「すっごくよかったです。
わたし、あの曲がすきで、
ＣＤもいっぱいもってるんですけど、
どのＣＤより良かったです。
アシュケナージより上手でした！」
なんて言ってもらえて、大感動でした。
受講生全員が入賞者さんだったと思います。、
小学生部門の入賞者さんもおふたり。。
６年生のお子さんは
ショパンのピアノ協奏曲第１番でレッスンを受け、
「アシュケナージよりじょうずでした！」と言ってくれた
５年生のお子さんは、プロコフィエフの
「つかの間の幻影」と、
他にもあったような、、、
何しろ凄過ぎるお子さん達でした。
お名前を検索したら、
その後も凄いことになってました。（汗）
コンチェルトの動画、貼ろうかと思ったけれど
小学生の時のことなんてもう忘れられているでしょうし、
ここにお名前を書いて、
「そんなこと言いましたっけ？」となったら悲しいから、(^_^；)
伏せておきます。（でも、おめでとうございます。素晴らしい。）
１０歳で海外で学べる人生と
５５歳とかで一緒に学ぶ人生。
↑ほぼ、孫、ですよね（笑）。（笑いながら泣けてくる）
でも、不幸なのではないです。
東京の門下生に言われたことがあります。
その方の前の先生は
とても恵まれた境遇に育ち
音色も表現も日本人離れして素晴らしかったけれど
どうすれば、そういう音になるかとか、
具体的なことを説明はしてくださらなかったそうです。
「でも、野谷先生は、大人になってから苦労して
食費削ってお勉強したから、
言葉で説明できるんだと思います。」
といってもらった時に、
こういう人生もあってよかったと肯定できたし、
人に伝えることを頑張ろうと、
それが、私の人生のお役目と改めて思いました。
２０代で５年間、オーデションを受けては落ちを
繰り返した末に受かりましたが、
それまで反対の嵐でした。（先生からまで）
３０歳から、日本在住の海外教授のレッスンを
食費削ってまで受けて勉強を始めましたが、
３０代後半で耳の病気を発症後、何度も繰り返し、
４０代で左腕神経を傷め、
５０歳前後には、母の看病をしながら
うつやパニックも経験し、
５０代で内臓の慢性疾患を得て、
益々体力はなくなりました。
（そんな中でコンクールを受けていました。）
もう、何度も何度も
ピアノを続けるかどうかを
試されてきたと思います。
でも、諦める選択肢はどこにもなかったです。
逆に、左腕神経に関しては、
楽な弾き方を保つコーチですし、
凄い勉強材料でした。
もの凄く明確なテーマのある人生で
面白いなと思います。
普通に家庭の幸せを得て、
子育てで弾けない時期を乗り越えて
また弾こうと思われる皆さんが
お若い頃より弾けるようになる、、
そんなレッスンができるようになったことを
誇りに思って、、
そして、
私の伝えたいことを受け取ってくださる皆さんと
こんなに沢山出会えている幸せを
深く噛み締めながら、、
「アシュケナージよりじょうず！」と言ってもらえた（笑）
ラフマニノフの鐘を、明日弾きます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
真央さんの直向きな姿勢や
いちから学ぶ謙虚さ、
考えるアスリート羽生選手の
怪我に負けなかった２連覇など
世の中には本当に素敵な人々がいてくれて
そういう姿に励まされながら
これからも、きっと、
生きている限り、ピアノを弾いていると思います。
(真央さんの鐘の演技冒頭)
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当日券のお問合せのお電話を複数頂いて
大変嬉しく感謝しています。
チケットは確実にあります！！いらしてくださいね。。
・・・・・・・・・・・・・明日の出演者さんの紹介記事まとめ・・・・・・・・・・・・・
戸根美智子さん
羽生ファンの「進化の時」は年齢を超えて /メトネル：忘れられた調べ「春」
平野慎平さん
研究者さんのピアノ研究再開。心底惚れた曲に出会えて。/ショパン：バラード第４番
岩井美希さん
真央さんの仮面舞踏会を弾く若き起業家/レッスンをいやになったことが一度もない理由
小畑聖子さん
生徒さんも進化！若い後輩に触発される心の若さ/リスト：コンソレーション第３番
加藤奈津子さん
指が動くし、痛くならない！愛する真央さんの曲で劇的進化/ショパン幻想即興曲
以下は昨年の記事です。
色々訳あって、出演者さん全員の記事は書いていません。
柴香織さん
昔は手が痛かった。努力の人の深い音。/ショパン:バラード 第3番 変イ長調 Op.47
永宮千里さん
知的障がいを越え音楽は直接心に届く。音楽を伝えるための学び/シベリウス：樅の木Op.75-5
岩井美希さん
ソチFSに泣いた真央ファン。25年レッスン続けた理由。/ガーシュウィン:I got rhythm
加藤奈津子さん
真央さんファン、真央さんの曲を弾く。月が輝く夜空色のドレスで/ ドビュッシー：月の光
長谷川薫さん
kazさんとお母様への告別のワルツ / ショパン:ワルツ 第9番 変イ長調 Op.69-1
小畑聖子さん
運命の【鐘】。人生が変わったコンサート。/ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調Op.3-2”鐘”
最後まで読んでくださってありがとうございます。
★門下生出演のコンサートと私も出演するコンサートが続きます
★ 9/29 札幌★野谷恵と門下生によるピアノコンサート2019“心の音”（ちらしPDF表 ちらしＰDF裏 ）
★ 10/20 埼玉★【入場無料】彩の国さいたま芸術劇場/ kazさんと出演予定だった舞台へ NEW！
★10/27 愛知★奉仕活動から生まれたお話しとピアノの演奏会/第１回カオリのおしゃべりピアノ
★大阪レッスン/１０月５日（土）～６日（日）（土日共、一杯になりました。）
★東京レッスン/１０月検討中
★ピアノレッスンについての考え方／レッスン内容と方向性について
Megumi（野谷 恵）