次ページ、■昔は手が痛かった。努力の人の深い音。/ショパン:バラード 第3番 変イ長調 Op.47
■運命の【鐘】。人生が変わったコンサート。/ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調Op.3-2”鐘”
■真央さんの指導力。ピアノもスケートもレベルはどこまでも上げられる。
■kazさんとお母様への告別のワルツ / ショパン:ワルツ 第9番 変イ長調 Op.69-1
■真央さんファン、真央さんの曲を弾く。月が輝く夜空色のドレスで。/ ドビュッシー:月の光
■見えないものにこそ目を留める / クリスマスコンサート(入場無料:ピアノソロ、連弾、お話し)告知
9日(日)のkitaraでの演奏会
野谷恵と門下生によるピアノコンサート2018「音の輝き」 で、
シベリウス:樹の組曲より「樅の木」を演奏される
永宮千里さんは、
ダウン症のお子さんを持つピアノの先生です。
普通のピアノ教室と同時に、
同じ障がいをもつお子さん達が
音楽に親しむための企画、
『にじおとひろば』を毎月運営されています。
療育、療法ともに力を入れた音楽サークルです。
「音楽は知的回路を通さず、
直接情動に届くので
知的障害があっても理解できる」
という感動的な事実。。
つまり、
言葉が分からなくても音楽は届くのです。
それについての
永宮さんのメールの一部です。
*****公開了解済*****
先週の木曜日がにじおとひろばの日でした。
「どんぐりころころ」に合わせて
ボールを転がしましょ〜っと
お母さんとセラピストが歌いながら
お手本を見せてやっていました。
でも0〜3歳位のダウン症のお子さんが多く、
コロコロという歌詞のイメージが
伝わりません。
そこで、
ショパンの子犬のワルツを演奏してみると、
急に音楽がコロコロし始めたのに反応して、
子供達も忙しくボールをコロコロし始めました♪
ショパンの子犬をイメージした
メロディがハーモニーがリズムが
すぐに届いて感動しましたよ(╹◡╹)
音楽の持つエネルギーをちゃんと感じていたのには
驚きです。
*******
言葉では分らなくても
子犬のワルツを聴いたら
音楽のイメージでコロコロとできた!
素晴らしいですね!!
『にじおとひろば』 のちらしのPDFです。
ハンディキャップを持つ子供たちのための音楽サークルです。
http://megumi-notani.up.seesaa.net/image/nijiotohiroba.pdf
永宮さんは
もう、十数年、レッスンに通って来られていて、
長い中断はお子さんが生まれた時くらい。
それも、数か月で復帰された記憶があります。
来られるようになったきっかけは、
十数年前、偶然、
私の演奏を聴いて衝撃だったのだそうです。。
(メールの一部です。)
****公開了解済み*****
先生が演奏し始めた途端、
それまでとは別格の音楽表現で、
一人だけ全然次元の違う音楽を
目指してらっしゃるのがすぐにわかりました。
ピアノを習いたいけれど、
どなたの門を叩けばいいのか
悩んでいましたが、
間違いないと確信しました。
ピアノ音楽の芸術性まで
やっとやっと教えて頂ける先生を
見つけた嬉しさ。
ピアノで感動したい欲求が
今もずっと満たされ続けています。
*************
こんな風に思ってくださって
十数年も続いていることは
凄いことだと思います。
そして、
学び続け、考え続け、弾き続けて、
大きくレベルが進化されました。
北欧フィンランドの巨匠シベリウスが
自然の美しい風景から
イマジネーションを得て書いた「樹の組曲」より
「樅の木」。。
雪の中に佇む樅の木のロマンティックな情景が
永宮さんの追究し続けるピアノの音で描かれます。
(※実名を出してのエピソード公開、了解頂いています。)
12月9日(日)門下生コンサート曲目と出演者ピックアップ
■昔は手が痛かった。努力の人の深い音 /ショパン:バラード 第3番 変イ長調 Op.47
■運命の【鐘】。人生が変わったコンサート /ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調Op.3-2”鐘”
■kazさんとお母様への告別のワルツ / ショパン:ワルツ 第9番 変イ長調 Op.69-1
■真央さんファン、真央さんの曲を弾く。月が輝く夜空色のドレスで / ドビュッシー:月の光
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