次ページ、■見えないものにこそ目を留める / クリスマスコンサート(入場無料:ピアノソロ、連弾、お話し)告知
■目指す/紀平さんの真央さん。結弦くんのプル様とジョニーさん。ピアノでは・・
■練習時間が取れなくても、弾き方の意識で大きく変わる。「すごくきれいに音が響くように・・」
■メド崩壊報道の既視感。すぐに諦めなければ人生は何倍も豊かになるのに。。
■ピアノを練習する住環境+仕上がってから、いつの間にか演奏が崩れることは幾らでもある
9日のkitaraでの演奏会
(↑曲目など詳細記事へリンク)では、
浅田真央さんが大好きな門下生・加藤奈津子さんによる
「月の光」の演奏があります。
「ゆづ真央」大好き。特に真央ちゃんが大好き!!
なのに、お仕事が土日休めないことが多く、
札幌のサンクスツアーも行けませんでした。。
でも、無理かと思った浅田真央展は
最終日に行けたそうで、よかった!!
チラシ裏面の加藤さんのプロフィールです。
地元の音大(大谷)へ行きたかったけれど
悩んだ末、北大にしたそうです。
(それは周囲の方は北大がいいと仰るでしょう、汗)
でも、高校でやめたピアノが
ずっと心残りだったのだそうです。
ある時、あるスポーツ選手が
練習時間などないはずなのに
素敵にピアノを弾いているのをTVで見て、
もしかしたら、できるのかもしれない・・と勇気を出し
10年のブランクを乗り越えてレッスン再開。
高校生の時より遥かに少ない練習時間で
高校生の時より素敵に弾けるようになり
今年は井関楽器さんの
「大人のピアノコンクール」での入賞で
賞金まで受け取って感動でした。
その賞金で私が感涙したエピソードです。
コンクールはベート―ヴェンでした。
コンサートではドビュッシーを頑張ります。
加藤さんのメール、途中からです。
****公開了解済*****
実は月の光、高校生で弾いてた頃は嫌いでした(-.-;)
単純じゃない和音の響きが分かりづらく、
ゆったりとしたメロディーは
退屈だとまで思ってました。。。汗
なんて愚かだったのでしょう。。。
今は幻想的で浮遊感のある響き、
音の広がり、
途中の走り出す感じなどが素敵と思い、
「物語性は感じない」と言うピアニストの文を
読んだこともありますが、
私は宇宙まで飛び出して行くような
イメージが湧きます。
最後の音は月で眠るのか、
地上に降りて来るのか、
そんなイメージです笑
(中略)
ドレスも、
「月」のゴールド・シルバーとも思いましたが、
月の輝く夜空の紺色を買いました。
なので「月」の輝きは私の演奏です!
(自分でハードルを上げました笑)
有名な曲で、素敵な曲という事は
聴く人みんな知ってるとは思いますが、
聴いた人から満足のため息が出るように、
「音楽をする」事を一番に考えて頑張ります!
****************
ドビュッシーの月の光は
理論的に言えば「ミクソリディア旋法」という
普通の音階とは違う音階で書かれているのですが、
(画像はwikiより)
その独特の響きや
長い音の多いメロディーの良さが
昔は分からなかったのに、
今はこの曲に惚れている・・・
つまり、曲の良さを
深く感じ取ることができるようになったわけですから
レッスンした私としては
本当に嬉しく思っています。
(※実名を出してのエピソード公開、了解頂いています。)
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