次ページ、■運命の【鐘】。人生が変わったコンサート。/ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調Op.3-2”鐘”
■真央さんの指導力。ピアノもスケートもレベルはどこまでも上げられる。
■kazさんとお母様への告別のワルツ / ショパン:ワルツ 第9番 変イ長調 Op.69-1
■真央さんファン、真央さんの曲を弾く。月が輝く夜空色のドレスで。/ ドビュッシー:月の光
■見えないものにこそ目を留める / クリスマスコンサート(入場無料:ピアノソロ、連弾、お話し)告知
■目指す/紀平さんの真央さん。結弦くんのプル様とジョニーさん。ピアノでは・・
■練習時間が取れなくても、弾き方の意識で大きく変わる。「すごくきれいに音が響くように・・」
■メド崩壊報道の既視感。すぐに諦めなければ人生は何倍も豊かになるのに。。
9日(日)のkitaraでの演奏会
で、ショパン:バラード 第3番 変イ長調 Op.47を演奏される
柴 香織さんは、
9年間も、ずうっと休まず毎月、
遠く愛知県から、東京、または大阪のレッスンに
2時間、または3時間のレッスンで
コツコツと通って来られている「努力の人」です。
ご家庭もおありなのに、
凄いことだと思っています。。
音大の大学院まで卒業された方が、
何をそんなに学ぶことがあるのか・・・と
思われるかもしれません。
「楽譜を読んで音にする」ことなら
もちろん、十分にできる力をお持ちでした。
春日井市のコンクールで優勝もされ
リサイタルもされました。
でも、、、
ピアノを弾くということは、
手が痛いのを我慢することだったのです。
私のレッスンで弾き方を変え、
少しずつ力が抜け始めた時、
「ピアノって、こんなに楽に弾いていいんですね!!
おこたに入っているみたい♪(^_^)」
という名言で
その楽な感じを表現してくださった程の変わり方で、
手が痛くて習いに来られる方々に
必ず変われるから、、と、
その名言を励みに伝えさせて頂くこともあるくらいです。
本当に多くの手が痛い方々の
励みになってくださって感謝ですし、
2012年から毎年参加されている門下生コンサートでの
毎回毎回の進化が、
他の門下生の憧れで励みでもあります。
力が抜けてくると音が変わるので、
「柴さんの左手がふっと鍵盤を触りにいっただけなのに
ずし~んと深いバスの音が響いて・・」などと
感動の声が聴かれました。
そこまで進化を続けられるのは、
学歴の高さとは全く別の話です。
例えば、レッスンの中でのお話しで、
「古典派は四角四面という訳ではないと思う」という私の一言で
翌月に古典派の曲を持って来られたり、
「ショパンが毎日バッハを弾いていた」ことをお話しをすると
今回のショパンの為に毎日バッハを弾かれたり・・・
貪欲とも言えるほど、直向きに吸収しようとし続ける
その姿勢の素晴らしさによって、
音も、表現も進化し続けたのです。
今回はショパンが30歳から31歳の頃、
ポーランドの詩人アダム・ミツキェヴィチの
水の精の詩にインスピレーションを得て書かれた
表情豊かで繊細な美しい曲に取り組むにあたって
ショパンの多声のそれぞれを
どう感じ、どう味わうかを追求する為に
何と、、、片手ずつのレッスンを希望されて
最初の半年ほど、毎月片手レッスンが続きました。
もちろん私のコピーを作るわけではなく、
曲を感じ取るためのヒントを
沢山伝えるレッスンなので、
ちゃんと柴さんの音楽になるのです。。
柴さんからのメールの一部です。
****公開了解済*****
先生にレッスンしていただくと、
楽譜が魔法にかかったように
全く違って見えてくるので、
本当に不思議です!
******
長い年月熱意を持って学び続け、
生徒さん達に
良い表現、楽な弾き方を
広めてくださっていることを幸せに思っています。
(※実名を出してのエピソード公開、了解頂いています。)
12月9日(日)門下生コンサート曲と出演者、PICKUP
■運命の【鐘】。人生が変わったコンサート。/ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調Op.3-2”鐘”
■kazさんとお母様への告別のワルツ / ショパン:ワルツ 第9番 変イ長調 Op.69-1
■真央さんファン、真央さんの曲を弾く。月が輝く夜空色のドレスで。/ ドビュッシー:月の光
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