おはようございます。
昨日も、子どものこと以外のママの悩みについて、
を書きましたが、
この、【周りが分かってくれない悩み】の中でも
最も重大な問題として、ママがストレスを感じるのが、
やっぱり子どもの同じ親でもあり、自分の一番近くにいる
【夫がわかってくれない!】ではないでしょうか。
妻としては、他の誰が何を言おうと、まだ我慢できるけれど、
子どもの父親でもあり、パートナーである夫と
子どもの不登校に対しての
考え方、子どもへの対応の方針が合わない・・
となると、
「これは何とかしないといけない。」という様な気持ちになり、
「なぜ分かってくれないの!」って
ストレスを強く感じることも多いかと思います。
我が家も、当時はよく夫婦喧嘩になったりしていました。
ウチの場合、夫は割と早い段階で、
息子への理想や、学校へ行くこと、普通の道を歩むことに対し、
良い意味で、諦めがついた感じだったのね。
だけど、私はその頃、まだまだその諦め、がつかなくて
(我ながら凄い執着の強さだった・・・)
自分の恐れから、「~べき、~ねば」を手放せなかったんですよ。
だから、なんとしてでも息子を学校に行かせたい私は、
諦めたような態度で自分のペースで生活する夫が
なんだか息子の人生を手放した
卑怯者のように思えてならなかったのです。
「自分だけ逃げやがって!!卑怯者目が!」って
(卑怯者とは我ながら凄い責め言葉よね・・)
めっちゃ責めていた時期がありました。
これは我が家のケースで、
もしかしたら、レアなパターンかもしれないけど、
ママとパパで逆パターンの意見の違いで
ママが悩んでいるケースも多いですよね。
いづれにしても、コレ、何が問題で悩んでいるかって
まず①として、
【子どもの不登校の問題は、夫婦が同じ考え、方針でいなければ
解決されることはない】
っていう、常識っぽいことに縛られているだけの問題か、
または②として、
実は子どもの不登校とは関係なく、
【私は分かってもらえない、愛されていない】
っていう、ママの思い込みを現実化しているだけの問題
だったりすると思うのです。
もちろん、夫婦が同じ考えを持って、
同じ方針で子育てできれば、
スムーズにいくことも多いだろうし、
子どもへ安心感も与えやすいのかな・・とは思うけれど、
そうでないと子どもの成長に悪影響を及ぼす、とか
子どもの不登校の問題が解決されなくなる、とか
(ここで、不登校の解決が何か、ということは言いませんが)
そんな懸念はいらないと思うんです。
このブログでも何度もお伝えしているように
どっちにしたって、
親の思惑ひとつで子どもの人生が決まるなんてこと、
ないですもんね。
夫は夫で、違う考え、アプローチで子どもを愛しみ、
自分は自分の信じる道で、子どもの幸せを願う、
同じ親として、子どもを思う気持ちには変わりない。
そうやって、そこに境界線を引ければ、
問題は問題でなくなります。
それでも、どうしてもザワザワする場合、
②の、
子どもや不登校問題とは実は関係なく、
【私はわかってもらえない、愛されない存在だ】
っていう潜在的な思い込みがママの中にあって、
何かにつけてその思い込みを現実化しているだけ。
ということかもしれません。
そうであればなおさら、問題は子どもでも、不登校でも、
旦那さんの性格でもなく、
向き合うべきは、自分の心、です。
この機会に、ちょっとゆっくり自己分析してみるのも
良いかもしれませんよ