おはようございます。
週末は、俳優三浦春馬さんの悲しいニュースに
驚きました・・・。
周りから見たら、才能にあふれ、
仕事に恵まれ、順風満帆そのものの様に映っていても
本人にしか分からない苦しみがあったのでしょうか・・・。
若すぎる死に胸が痛みます。
ご冥福をお祈りいたします。
ネットニュースでこの記事を読んでいたら
“前日まで、変わった様子もなく仕事をしていた・・・”
とありました。
私、思わず
「前日まで変わった様子もなく、仕事もこなしていた人が・・・
信じられないよね・・ホントに信じられない・・」
そんな風に呟くと、息子が言いました。
「前日まで普通だったっていうのは不思議じゃないよ。
そういう選択をするってことは、
そうやって、周りには悟られないように、
自分の中で苦しんで、ため込んでるからだから。
逆に、周りに分かるぐらい辛そうにしていて
悩んでいることをアピールできていたら
こういう選択しないんだろうから。」
この言葉を聞いて、グサッときました。
ちょうど先日の記事で少し触れた、
息子からの告白とも結びつくことだったので、
正直、かなり自分が情けなくなりました・・・。
息子の言う通り、本当にそういうものなのかもしれません。
周りからみて、明らかに悩んでいる、落ち込んでいる、
そう見える人というのは、ある意味
周りに本当に自分を見せることが出来ている、
助けを求める事が出来ている分、
まだ安心、とも言えるのかもしれません。
でも、悩み苦しんで、追い詰められていく人は、
実際は、周りにはそんな様子を見せることも出来ず、
自分の中に全て苦しみを貯めこんで
助けを求めることも出来ず、
孤独の中で苦しみ続けているものなのかもしれない・・。
息子がそれを指摘した時、
ドキっとしました。
不登校の子にも、色んなタイプがありますよね。
激しく悩んで、落ち込み、ふさぎこむ子。
無気力な様子で、何を考えているか分からない子、
悩む様子はないけれど、反抗的な態度の子、
悩む様子もなく、のんきに遊んでいるように見える子、
落ち込んでいる様子に見える、見えない、ということと、
その子本人の、実際の心の中の苦しさの大小は
関係ないということを、
私たち母親は知っておくことが大事かもしれません。
お母さんとしては、子どもが悩み落ち込んでいる様子、
ネガティブな発言ばかりする様子でいられると、
それは心穏やかではいられないと思いますが、
ネガティブなお子さんのメンタルが心配になって
気遣ったり寄り添ったり、ケアしようとしますよね。
でも、一見悩む様子もなく、のんきに自由きままな様子だと、
悩んでいない事が、逆に腹立たしく感じてしまうこと、
ありませんか？
私はかつて、学校には行かないのに
悩んだり落ち込んだりする様子が全くなく、
自由に気ままに過ごしている息子に、
「ちょっとは悩んだり考えたりしたらどうなの！？」
と怒りをぶつけたことが何度もありました。
あの時、息子の心の中は、
どんなだっただろう・・・
本当は人知れず悩み苦しんでいても
どうしていいか分からず、
精一杯なんでもないフリをしていたとしたら・・
心は悲鳴をあげていたのに
周りから理解されず、母親にさえ理解されず・・・
あのまま責め続けられたら
心にエネルギーがたまるどころか
ますます傷つけられ、枯渇していったかもしれません。
人の心の中は、
その人の行動や発言、様子と一致していないことも
あるんですよね。
本当の苦しみ、悲しみ、辛さは
本当のところは、本人にしか分からない。
だからこそ
ただただ、認め、受け止める、が大事なんだと
改めて思いました。
行動や発言、見た目の様子に振り回されず
ジャッジすることなく
受け止めて、認めることで
人知れず傷ついた心を
癒し、エネルギーをためることが出来る。
改めて、そう深く感じた出来事でした。
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