こんにちは。
カウンセラーのみわです。
子育てにおいて、真面目なお母さんほど、
何が正しい子どもへの関わり方なんだろう・・とか
どんな声かけが、正解なんだろう・・とか
正解が知りたいし、知って正しいことをしようとしますよね。
特に、子どもが不登校になったり、
問題行動をしたりするようになったりしたら、
なおのこと、正しいかかわり方、声かけをしなくては・・・
と一生懸命向き合おうとすると思います。
でもね、
こんなこと言うと、拍子抜けかもしれないけれど、
あえて誤解をおそれず言えば、
子育て、声かけ、に、絶対的正解などない
のが真実だと思います。
これは、何を言ってもどう扱ってもいい、ということでは
もちろんなくって
たとえ、マニュアル通り正解の関わり方、
正解の言葉をかけることが出来なくても、
それだけで、子どもの人生お先真っ暗、とか
立ち直れなくなるなんてことは、無い
という事です。
だってそうでしょ?お母さんの声かけひとつで
子どもの行動やその後の人生が変わるなら、
子育てに悩む親がこんなにいるわけないですよね。
親からの影響は大きく受けるにしても、
それをどう捉え、糧にして、
自分という人生を確立していくか、は
子ども次第なんですよね。
もちろん、わざわざ傷つけるような関わり、
言葉がけをする必要はないけれど、
たとえ意図せず子どもを傷つけてしまったとしても
子どもはそれだけでダメになるなんてことはない。
そう思えることこそ、本当の意味で、
子どもを信頼している
ということですよね。
これ、逆を言えば、
どんなにお母さんが、教科書どおりの、
正解らしい関わり方、声かけを表面上したとしても、
そうしているお母さんの真の意識が
「この子をどうにかするために、
(不登校から脱却するため、とか、ゲームをやめさせるため、
とか、勉強させるため、とか・・・ね)
どう関われば正解に導けるのか。
どんな言葉がけをしたら変わってくれるのか。」
そういう、子どもをコントロールしなければならぬ存在
という前提の意識である限り、
うわべの関わり方、言葉を気にすることに
あまり意味がないという事でもあります。
ちょっと混乱してしまうかもしれないけれど、
ここをスッキリさせることが出来ると、
外側の正解集めに翻弄されることなく
自分を信頼して、子どもを信頼して
楽に、軽やかに人生がすすんでいくんじゃないかな
と思いますよ~
皆様、良い週末をお過ごしください