世界フィギュア始まって更に遅れちゃってましたが、やっちゃいます!ようやく終了、第一位!
※当ブログの映画感想系記事は、基本的にモロネタバレは避ける方針で書いておりますが、感想上必要な範囲内で物語の核心に触れたり触れなかったりしますので、その辺ご了承の上お読みくださいませ。
第1位 『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』 オリヴィア・ワイルド監督
下ネタもおバカも男の子だけの特権じゃない!
ガリ勉女子高生・モリーとエイミーが一念発起の高校デビュー、卒業式の前夜にかます青春の一夜漬け!
この映画は面白い!という話はあちらこちらで聞いていたんですが、なかなかご縁がなく、久しぶりの映画鑑賞の時は迷った挙句気分で「弱虫ペダル」に、ミニシアター・エイド基金で貰ったチケットで観に行こうとした際にはプチぎっくりで断念、となんでか嫌われ続けてましたが、年末にWOWOWで放映されたのを録ってようやく鑑賞。
う~ん、素晴らしい!
何だこりゃ?ぱっと見ありがちな青春映画のようでいて何かどっか新しい、とっても楽しめるエンターテインメント映画でした。
今年は映画そのものも少ない上に「パラサイト 半地下の家族」が凄かったんでもう決まりかな?と思ってたんですが、こんな所に伏兵がいたとは…
まぁ何といってもエイミーのビアン描写がなかなかの絶妙さ。
レズビアンである事が決して当たり前ではない世界の中で、それを当たり前の事として扱おうとする家族や親友モリー、だけどちょくちょく失敗してる感もあって、そういうやり取りがいちいちオモロいんですよ。
思えば、この映画って全体的にそういうアプローチなんですよね、単にとってつけたような理想郷を描いた訳ではなく、リアル寄りな世界線を残しながら、現実にそこにある理想のナニカを探りだしてゆくような?
そしてそのアプローチが基本的におバカなので、説教臭くなくてとっつきやすいし。
色んな意味でエンターテインメントの鑑って感じ、ポリコレ守ってもこれだけおバカも下品も描けるのよ、的な…(笑
そういう意味では先日紹介した『ぐらんぶる』あたりも似たような線上なんですが、こっちのがより王道で奇を衒ってない感じに格上感を感じます。
ちなみに、私自身は百合要素はあまりない人間なんですが、この作品のビアン展開はなかなかにグッと来るものがありました、とってもエロかわいかったです。
格差と対立が際立つコロナ禍の一年、世界中でこの作品が絶賛されたのもわかるような気がします。
闇夜を照らす一筋の光、そして、コッチ行けばひょっとしたら明るいかもよ?と未来の可能性を指し示してくれてるような映画でした。
第1位 『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』
第2位 『パラサイト 半地下の家族』
第3位 『ぐらんぶる』
第4位 『ワンダーウーマン 1984』
第5位 『TENET テネット』
第6位 『キャッツ』
第7位 『1917 命をかけた伝令』
第8位 『ミッドサマー』
第9位 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』
第10位 『アンカット・ダイヤモンド』
今年のマイランキングを振り返ってみると、軽妙なおバカ映画(パラサイトもある意味でそうよね…笑)が上位を占めているのが印象的ですね、こういう時はやはりすっきりとストレス解消したいモノなんですかねぇ…(苦笑
■オレ的映画TOP10 year end chart 2020 TOP10圏外
■オレ的映画TOP10 year end chart 2019 第1位
■オレ的映画TOP10 year end chart 2018・第1位
【プルーン好き?嫌い?】
好き嫌いを語るほどプルーンはあまり食べませんねぇ…
▼本日限定!ブログスタンプ