※当ブログの映画感想系記事は、基本的にモロネタバレは避ける方針で書いておりますが、感想上必要な範囲内で物語の核心に触れたり触れなかったりしますので、その辺ご了承の上お読みくださいませ。
第3位 『ぐらんぶる』 英勉監督
スキューバダイビングクラブを舞台にしながらも、ほとんどダイビングをせずに裸で飲み会ばかり、という型破りな展開で人気を集める青春コメディ漫画「ぐらんぶる」を英勉監督が実写映画化。
「ウォーターボーイズ」あたりから男の子の裸体を売りにする映画は増えてきていますが、この作品も広義で言えばその一本。
ですが本作は、その手の作品にありがちな爽やかな青春スポーツ映画というよりは、おバカな若者が無駄に男の裸垂れ流すだけのバカ映画、といった趣です。
ただし、ただの漢裸バカ映画かと思いきや、っていうか、まぁ完全にただの漢裸バカ映画なのですが、これがバカに振り切っててなかなか面白い。
しつこすぎ!と非難されがちなオープニングの繰り返しも個人的には好きでしたし、「Vamos!」という曲に合わせてミュージカル的に踊り狂うバカ演出が要所要所でアクセントになってて良いですし。
おバカ系エンタメ映画として基本のストーリー展開などは全然王道ではあるんですが、どことなく変でミニシアター系な気配もあって…
ちなみに、この映画見てからアニメ版も観たんですが、むしろそっちが凄く普通に見えちゃう、くらいの勢いがある作品ではあります。
男子の裸体表現に関しても、特撮系イケメンの主人公二人を中心に全裸尻あり、パンツもっこありで、惜しみなく披露されてると思います。
ゲイ的には綺麗目の主人公達よりも、脇を固める筋繊維太めの先輩方の方が気になりがちかもしれませんね。
あと、これだけのバカ映画にも関わらず意外と配慮されていて、原作(アニメ)ではポリコレ的に完全にアウトだったミスコンのスカート捲りネタなんかは変更になってたりします。
更に良いのは、ただ別ネタになってるだけでなく、それがある意味で元ネタより深く味わいを増しているトコで、下種味も残しつつポリコレにも配慮、という21世紀的なおバカ映画に仕上がってるのが良い感じですね…(笑
ポリコレネタで言えば、主人公2人+ヒロインは大学1年生の新入生なのですが、ガボガボ酒いっちゃう設定に配慮してか、全員20歳という年齢設定に変更されているそうです…全員2浪かよ!(笑
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【ウィンタースポーツ、何が好き?】
ウインタースポーツはスキーもスケートも基本的にしませんねぇ、観る方ではフィギュアスケートは好きですけども。
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