※当ブログの映画感想系記事は、基本的にモロネタバレは避ける方針で書いておりますが、感想上必要な範囲内で物語の核心に触れたり触れなかったりしますので、その辺ご了承の上お読みくださいませ。
第4位 『ワンダーウーマン 1984』 パティ・ジェンキンス監督
あれから70年後の1984年、スミソニアン博物館で働くダイアナの元に届いた謎の石、ドリーム・ストーン。
その石をめぐり同僚のバーバラ、ペテン師のマックスとの確執が始まろうとしていた時、彼女の前に現れたのはWW1で戦死したはずの恋人・スティーブだった…
作品の感想はほぼほぼ前回の記事でも書きましたが、この作品の良いトコは、やはり一方的な腕力のごり押しでなく敵を制すという展開が、女性ヒーローとして新たなるヒーロー映画の地平を切り拓いた所にあると思います。
フェミニズム的にも高く評価された前作を、更にパワーアップさせてきました(笑
一方で、この展開を評価するのはあくまで「アメコミヒーロー映画としては革新的」という事であって、普通に一本の映画として観た場合は特段優れた驚きのストーリー、という訳ではない事もちゃんと明記しないといけないかもですね…
そもそも、ワタクシDCEU映画はファンなんで、贔屓しがちなんで…(苦笑
あと、意外に良いなぁ、と思ったのが、いつの間にか神というより宇宙人の一種としてSFベースの世界観に取り込まれた感のあるMCUのソーと違って、しっかりと神話系ファンタジーとしての軸がブレてない所。
今作のヒットで第三弾の映画化も決定した模様なんで、次回作もしっかり次のステージを目指してほしいとも思います。
同じDCEU映画で女性ヒーロー映画と言えば、今年は『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』もありましたが、こちらはまだ男社会と闘うオンナ達、というポジションで、更には結局は殴り合いの末にオトコを倒す、といういつものパターンだったので、まぁそれはそれで爽快感で良いんですが、次世代フェミニスト的という意味ではWWのが一歩先を行っていたような気がします。
そもそもハーレイクインはヴィランでトリックスター、お色気と裏切りをナオンの武器としてノシてゆく系のキャラクターなので、フェミニズム的な展開との相性にはそもそも限界があったのかも。
その分を女刑事モントーヤや格闘歌手ブラック・キャナリーが埋め合わせていくわけですが、全体的に主軸が定まってない感じになっちゃったんで、面白くないこともないんですがもうちょい欲しい感が残る作品になのも事実…
もう一本公開予定だったMCUの方の女性ヒーロー映画『ブラック・ウィドウ』は延期延期で今年のGWですか。
彼女はどっちかというと陰のある半ヒーロー半ヴィラン的なキャラなので、陽性マーベル映画群の中でどんなアプローチの作品になるのか、ちょっと楽しみにしていたり。
そういえば、昨日見つけたんですけど、パティンソン版「バットマン」の予告がとっくに出てたようで。
暗い…そして重い…!!(爆
DCには暗重を期待!と公言してはばからないワタクシの目から見ても、予想を超えてくる暗重さ…(笑「ジョーカー」がヒットしたおかげで目が覚めてくれたんですかねぇ、特にバットマンはこうじゃないと感あります!
ロバパティ君も凄く良いです、本年度中の公開予定かぁ、どうなるか感はあるけど、ムッチャ楽しみ!
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豆餅 in ぜんざいも結構好きですが。
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