【DCEU】『ワンダーウーマン1984』パティ・ジェンキンス監督【今日はショートケーキの日】 | 別冊さとみつ男児【ホグワーツの謎・ドラクエウォーク】

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※当ブログの映画感想系記事は、基本的にモロネタバレは避ける方針で書いておりますが、感想上必要な範囲内で物語の核心に触れたり触れなかったりしますので、その辺ご了承の上お読みくださいませ。

 

今年中盤の公開のはずが、コロナ禍で遅れに遅れ、年末ギリギリのクリスマス~お正月映画としてのリリースになったこの作品、ようやく観てまいりましたよ!

 

ワンダーウーマン1984』 パティ・ジェンキンス監督

 

これまでは絶好調とは言えなかったDCEUを救った最大の功労者の一人、また初めて大成功した女性ヒーローの先駆けとしても新しい映画の歴史を作った「ワンダーウーマン」に期待の続編がいよいよ登場!

フェミニズム的アメコミ映画としても高い評価を得た前作ですが、その続編として更なるステージに挑戦し、かなり成功した素晴らしいネオ・スーパーヒーロー映画に仕上がってました。

 

 

この映画の最大のポイントは、所謂ヒーロー映画でありながら、悪を倒す手段としてただただ腕力ごり押しで行かなかった点にあると思います。

 

前作は最終的に神同士の決戦であり、互角以上の力を持つアレースを力で封じ込める必要があったダイアナですが、今回の敵は全て故あって強大な力を持ち得たものの、基本的には脆弱な人間に過ぎない存在

スーパーヒーローなのだからヴィランは力でねじ伏せるべき」というステロタイプに囚われがちな旧来のアメコミファンには不評かもしれませんが、女性ヒーローの戦いっぷりとして新たな地平を切り開いた事は間違いないと思います。

 

そういう意味では、この展開でいくなら副ボスチーター戦をもっと盛り上げるか、あるいはラスボスとの戦いで一旦腕力的にねじ伏せるようなシーンがあってもよかったような気がしますが。

 

二人のヴィランも良かったですねぇ、最強インフレ状態に陥りがちなヒーロー映画の流れの中で、地に足のついた凡庸な人々が神通力を手にしてしまい暴走してしまう、という、ある意味でヒーロー・ストーリーのイロハのイ、といった基本を上手に使っていたと思います。

個人的には、クライマックスで最後の選択すらもエゴイズムに基づいてせざるを得なかったマックスの弱さ、哀れさに同情して、少し涙してしまいました…(笑

 

 

もう一点おもろいなぁ、と思ったのが、作品上で「特別な人」の定義をほぼほぼ精神性である、と描かれている点。

他人の肉体に降りてきた恋人の魂を、他人の肉体ごと愛せる、というのはかなり斬新で(笑、ある意味で女性監督的なのかなぁ、と思いました。

 

その点、恋人の見かけ上の容姿を、スティーブクリス・パインに固定した点は賛否分かれる所かもしれませんが、これはこれでまぁわかりやすいかな、という気はします。

 

思えば、「恋人を犠牲にしても世界を救う」という行為は、現実にその究極の選択を突き付けられた時に誰もが選び辛いからこそ英雄的なのですよね。

それだけに、物語の世界では描かれ過ぎてて陳腐に成り下がってる感も無きにしも非ずな訳で。

 

だからこそ、いつぞやの国産アニメのように「世界より恋人を優先する主人公」という逆張り作品が成立もする訳で、まぁそれはそれで娯楽としてあっても良いのですが、「現実ってこんなモンだよね…」的に楽しむのならまだしも、「これこそ究極の愛!」とか言い出しちゃうとちょっと違うんじゃね?と思わなくもないですね、いい大人としては…(苦笑

 

【DCEU】『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』キャシー・ヤン監督

2020年のオレ的映画事情

オレ的映画TOP10 year end chart 2019 第1位

 

ショートケーキのイチゴ、最初に食べる派? 最後に食べる派?

 

私は基本的に好きなモノは後(あるいは中盤)に食べる派なのですが、ショートケーキのイチゴはかなりの確率で最初に頂きますね。

別にイチゴが好きじゃない訳ではなく、甘いクリームを食べた後では、虎の子のイチゴセンパイの甘さより酸っぱさが強調されちゃう気がするからです。

 

 

なんで、モンブランの栗なんかは後(あるいは中盤)に食べる事が多いです、こちらはそもそも酸っぱくないんで。

 

今日は遠距離恋愛の日

今日は冬至

 

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