オレ的映画TOP10 year end chart 2019 第4位【今日は七草粥の日】 | 別冊さとみつ男児【ホグワーツの謎・ドラクエウォーク】

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※当ブログの映画感想系記事は、基本的にモロネタバレは避ける方針で書いておりますが、感想上必要な範囲内で物語の核心に触れたり触れなかったりしますので、その辺ご了承の上お読みくださいませ。

 

第4位 『ジョーカー』 トッド・フィリップス監督

 

「バットマン」最狂ヴィラン・ジョーカー、その狂気で人々を恐怖に陥れる悪の道化師がいかにして誕生したのか、トッド・フィリップス監督がホアキン・フェニックス主演、原作のDCコミックスにはない映画オリジナルのストーリーで映画化…

 

 

若干迷走気味のDCエクステンデッド・ユニバースから外れた、新機軸のDC映画として披露されたこの作品、主役も「スーサイド・スクワット」のジャレッド・レトより変更されちゃいました。

「スーサイド」は続編もキャンセルになった挙句、最終的にはジョーカーなしの「ハーレイ・クイン」として公開されるとの事で実にお気の毒な感じ…私は嫌いじゃなかったんですけど、レト版ジョーカー。

 

 

ジャック・ニコルソン、ヒーズ・レジャーと錚々たる名優が演じてきたこの役ですが、バットマン無き時間軸でのホアキン版ジョーカーは、これまでのスーパー・ヴィランというよりは、全く新しい庶民派ダークヒーローといった趣でしょうか?

基本は鬱映画なんですが、主人公の狂気が増してひとつひとつ社会に復讐を成し遂げる度に、謎の高揚感を感じてしまう感じが、見る者を実に後ろめたい気持ちにさせてくれます…(苦笑

 

狂気とそうじゃない状態って、全く別の異なるレイヤーな訳じゃなくて、紙の表と裏というか、あるいは量子状態みたいに狂気であり狂気ではない?みたいな?

その辺のビリビリした状態から、スゥっと狂気に収縮してゆく感じが怖くもあり、魅力でもある感じ。

そして彼の狂気がゴッサム・シティに伝染してゆく感じがいかにも世界中に分断の嵐が吹き荒れるこのご時世感、見事に時流に乗ったダーク・エンターテインメント作品だと思います。

 

もうひとつ、全編において妄想と現実がクロスオーバーしつつ、最後まで曖昧な感じも成功してますね…観る人によって、どこまでが現実でどこまでが妄想か意見が別れそうな感じ。

そんなトコも含め非常にまとまった良いスピンオフ作品なので、蛇足的な続編とかはいらないような気もします。

 

で、イラストでは歴代実写版ジョーカーを描いてみました。

左下の子は、ドラマ「GOTHAM」に登場するジェローム役のキャメロン・モナハンくん。

兄貴ジョーカーとショタブルース、というバランスがこの映画と同じなんですよね。

正式にはあくまでジェロームであってジョーカーではなかったんですが、最終章にはジョーカーとして登場するのかな?

 

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七草粥食べた?

 

食べてません。

つか、そもそも節句食系の中でも七草粥ってあまり食べた思い出ない気が…子供に人気ない感じありますよね…(笑

 

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