という訳で、とりあえず始めてみます、オレ的映画年間トップ10シリーズ、仕事の具合で途中間空いたりするかもしれませんが…
※当ブログの映画感想系記事は、基本的にモロネタバレは避ける方針で書いておりますが、感想上必要な範囲内で物語の核心に触れたり触れなかったりしますので、その辺ご了承の上お読みくださいませ。
第10位 『アンカット・ダイヤモンド』 サフディ兄弟監督
ギャンブル中毒で借金まみれの宝石商ハワードは、裏ルートで手に入れたブラックオパールの原石をオークションに出品し大儲けしようと目論んでいたが、事態が急激に思わぬ方向へと転がりはじめ…
「映画とは?」って質問を投げかければ、人の数だけ格言や戯言を聞けるんでしょうけども、この映画はかなりヘンテコなバランスの映画だと思います。
とにかく主人公のハワードがとにかくロクデナシで出鱈目、やる事なす事滅茶苦茶で、その滅茶苦茶で行き当たりバッタリな行動をただただ延々見せられ続ける訳で、全然面白くない…
何なのコレ…何の苦行?みたいな感じで、結局エンディングまでそのままひたすら突っ走ります。
終盤のギャンブルのシーンが本来のクライマックスなんでしょうが、ワタクシ自身がほぼほぼギャンブルに興味がないせいもあってかあまりハマらず。
で、落ちがまあどんでん返しというか何というか、で…後味も全っ然やな感じなんですが、何というか、謎のカタルシスがあるんですよねぇ…
俺的には自分の中の残酷な部分(悪人はそれなりの天罰を食らえばいい、的な)を改めて浮き彫りにされて、ほほう…みたいな。
結果、これはこれで一つの映画の表現としてありなのかな、と…(苦笑
登場人物としてロック歌手のザ・ウィークエンドやNBAの選手ケヴィン・ガーネットが本人役で登場し、実際の試合が劇中で使われたりと、そういうノリも何かヘンな感じ…
全体的にヘンなんだけど、何か印象に残ってしまい、10位に引っ掛けてしまいました…
■オレ的映画TOP10 year end chart 2019 第1位
■オレ的映画TOP10 year end chart 2018・第1位
【囲碁やったことある?】
▼本日限定!ブログスタンプ