お知らせ
子どもが5年生になり、個人的な内容が写真が多くなる場合はアメンバー限定で記事を公開しております。トラブル回避のため、アメンバーご希望の方は下記ページを必ずご覧ください。お手数おかけしますが、宜しくお願いいたします。
こんにちは
組分けテストまで、残り3.5日となりました。
宣言通り(?)、塾の宿題に手一杯で、これといった組分け対策は何もできていません。今週は祝日もないし、組分けテストで日曜日の午後が使えないので、家庭学習で終わりそうです。
それでも、
「組分けテスト、実力を発揮できれば大丈夫だよね」
と、なぜか余裕…
でも、その笑顔とは裏腹に、心の奥底ではコースダウンの心配をしているはずです。
5年生になって、息子が在籍するコースでは国語のデイリーチェック(前回授業の定着確認テスト)が成績順に返却されるようになりました。
もともと、隣の座席の子と交換採点をしてから先生に提出し、先生が漢字のミスをチェックして返却するシステムなので、近くの友達には点数が知られている状況ではありました。ですが、成績順の返却となると、誰がよく勉強していて誰がしていないのか…明白です。
また、4年生までは授業に参加しただけで貰えたシールは、5年生は成績優秀者上位〇名まで、と限定されるようになりました。たとえテストで100点を取っても、先生によっては〇名を過ぎるとシール配付はなしになるのだとか。息子曰く、「シールをもらう人はいつもだいたい同じ」だそうです。
否応なしに、競争意識が芽生えるシステムになっています
シールがもらえない子は、「今日こそは1枚ゲットする!」と頑張る。一方の成績優秀者は、「追いかけられている」から更に上を目指す。
切磋琢磨して、日本を変えていって欲しいです
(↑子頼み)
さて、5年生になり約1ヵ月が経とうとしていますが、いまだ学習スケジュールが安定しません
4年生の時と比べて
- 通塾頻度UP(週2→週3)
- 家庭学習の量UP(実質1.5倍、感覚2.3倍)
- 学習の難易度UP
したため、過去1年間で作り上げたスケジュールでは太刀打ちできなくなりました。
■4年時のスケジュール管理
4年生の時は、マグネット式ホワイトボードを使っていました。
☟掲示に関する過去記事
当時の息子は成熟度が低く「目の前にあることがすべて」だったため、今日やるべきことを可視化し、終わったら目の前から消していく方法がぴったり。就寝前に「明日やること」を貼っておき、翌朝から1つずつ消化していきます。
☟4年の時
写真は、ホームセンターで買ったA3サイズを縦2つに繋げ、近くに小型のものをもう1枚貼ってある状態です。本当は大きなボードを1枚貼り、横使いをしたかったのですが、サイズが合わなかったため断念。
各ホワイトボードの使い道は、
- 【1枚目:上段】 今日やること
- 【2枚目:中段】 家庭学習の残り
- 【3枚目:下段】 終わった学習+メモ
- 塾で学習した教科の家庭学習項目を、すべて「2:中段」に貼る。
- 就寝前に、翌日に学習する項目を「1:上段」に移動する。
- 当日、学習し終わった項目を「3:下段」に移動する。
- 全部学習したら「1」は真っ白になって、スッキリ
4年生の成績は乱高下ありましたが、全体に上向き傾向だったので良しとしていました。
■5年のスケジュール管理
5年生も引き続き、ホワイトボードを使うことにしました。
【※3/16更新】この記事を投稿した3/4時点ではホワイトボードを使っていませんでしたが、16日に再開しました。
☟3/16現在
5年生が始まった頃は、1.5倍になった家庭学習をこなすのが精一杯で、ホワイトボードを使う余裕がありませんでしたが、1ヵ月ほどで慣れてきました。
そこで、5年生版にリニューアル。
4年生の時に使ったマグネットを再利用し(→だから汚れています)、ホワイトボード2枚をつなげて使うことにしました。
- 【1枚目:上段】家庭学習の残り
- 【2枚目:下段】終わった学習
4年生の時は「今日やること」を貼るボードがありましたが、5年はなくしました。
塾が「月・水・金」の3日間になったことで、自ずと「いつ・何をやるのか」が固定されたため、今日の予定を立てなくてもイメージができるようになったこと、また、息子が自分でスケジュール管理ができるようになってきたためです。
☟5年生スケジュール
- 【月】 SAPIX、毎日セット
- 【火】前日の復習+翌日のテスト対策+毎日セット
- 【水】SAPIX+毎日セット
- 【木】前日の復習+翌日のテスト対策+毎日セット
- 【金】SAPIX+毎日セット
- 【土】前日の復習+火・木で残った復習+毎日セット
- 【日】土・火・木で残った復習+翌日のテスト対策
※毎日セット…基礎トレ、言葉ナビ、理科デイリーステップ1ページ分、漢字、コアプラス理科、コアプラス社会(コアプラスのテストは4月末から)
※翌日のテスト(=デイリーチェック)対策…前回の授業内容をさらっと復習
☟コアプラスは入試直前までくり返し使うサピ生必の須問題集です。
スケジュール管理で一番苦労しているのは、「息子のパフォーマンスが上がる睡眠時間を確保しながら、いかに学習の質・量を保つか」です。
以前も書きましたが、息子は超ロングスリーパー。
彼が満足する時間は11時間。9時間は疲労困憊。8時間しか寝れなかった日は保健室に直行…。仕事を中断して小学校に迎えにいったことがあります
「中学受験は親が9割」の著者である西村則康先生によると、中学受験生におすすめの(最低)睡眠時間は
- 4年生: 9~10時間
- 5年生: 8時間
- 6年生: 7時間半程度
あくまでも先生のおすすめで、「理想的な睡眠時間は個人差が大きいので、ベストな時間を見つけてあげてくださいね」とのことですが、わが家は8時間なんて絶対に無理
そこで、ずっと避けてきた「1週間スケジュール表」を作成することにしました。
避けていたのは、息子が嫌がったからです。
1週間を表にすると、1日が小学校と塾、そして家庭学習で埋め尽くされ、自由時間が少ないのが分かってしまう。それが窮屈で仕方がないから嫌だ、と。
SNSで、成績の良いお子さんのママ・パパさんが、「『〇時から勉強する』としっかり決めている。習慣が何よりも大事!」と書いているのを時々見かけます。その通りだと思って真似しようとしたこともありましたが、これまた息子が拒否。
「絶対嫌~」
そんな息子が5年生になり、現実を受け止めはじめました。
試しにスケジュールを書いてみたところ、もうキツキツ。スケジュール上では22時に就寝することになっていますが、絶対無理です。
☟試作品
息子に見せると、
「宿題ができる時間って、本当に短いんだね。集中しないと全部おわらないなぁ…」
「(あれだけ嫌がっていたのに、成長してる…!)
この1年の間に、成熟度が少し高くなったようです。
木曜日はサッカーに行くことも可能なのですが、「宿題が終わらないからやめとく」。大好きなJリーグの試合がある日も「ライブで観ると2時間だから、後にする」…と。
胸がギューーツと締め付けられましたが、息子の判断に任せました。息子の成長と、可視化して俯瞰的に眺めることの重要性を感じた瞬間でした。
ちなみに、スケジュール表は中学受験専門カウンセラーの安浪京子先生の著書、『中学受験最短合格ノート』の付録についてていた一週間スケジュールシートを使っています。
中学受験を突破するのに必要な①チーム作り、②時間管理、③勉強のコツ、④志望校選び、⑤メンタルコントロールについてわかりやすくまとめられており、親のタスクリストや志望校決めのチェックリスト、過去問得点表などが掲載されていて便利です。
本には「やり直しノート」の作り方も載っているので、6年生になったら先生の方式に変える予定です。
目標は、組分けテストまでに基本プランを作成。組分け後に、息子と相談しながら納得いくスケジュールに落とし込み、1週間試してみる…感じでしょうか。
4月までに波に乗らないと
がんばります