お知らせ
2月から新5年生になるにあたり、(時々)アメーバ限定記事を書く可能性があります。限定記事をご覧になりたい方は、お手数ですが簡単な自己紹介をメッセージにてお送り頂いた上で申請をお願いいたします。(メッセージと申請は同タイミングで構いません。)お返事はゆっくり致しますm(_ _)m
こんばんは。
月末からブログを書く時間が取れなさそうので、今週はちょこちょこ投稿。
記事1つ書くのに長時間を要する場合もありますが、基本的には書くことが好きなので苦にはなりません。自分の頭の中にあるモヤモヤを整理することができ、その上、考えてまとめた事は自分の財産になるので、気軽に書けるブログが好きです。
しかし、課題はインプット
サピックスが、
- 4年→小インプット期
- 5年→大インプット期
- 6年→怒涛のアウトプット期
であるように、インプット量が少ないと質の高いアウトプットはできないので、中学受験に関わらず、見聞を広めることは大切です。
今週は時間があるので「皆様のブログを拝見…」といろいろなブログを覗いていたら、1つ気になる体験談を発見しました。
※どなたの・どこのブログだったか、Twitterだったか覚えていないため、ざっくりとお話します。「私のだ!」という方がいらっしゃいましたら、すみません。。
簡単にお話すると、
「子どもの成績が下がったので塾に相談したところ、講師から『授業の受け方が雑になっている』との指摘を受けた」
という内容でした。
この投稿を読んだときに脳裏をよぎったのは、息子の大降下事件
塾のコース昇降試験でコースUPしたものの、次の試験で成績振るわずMAX落ち。それからそのコースに戻ることはできず、四苦八苦していた時期がありました。
その時、息子は
「コースが上がったことが嬉しくて、調子に乗ってたんだよね…」
と言っていました。
でも、それは息子の言い訳。
よくよく考えたら、塾の宿題はきちんとやっていたし、毎回授業前に行われる確認テスト(デイリーチェック)でも好成績だった。だから、ウハウハ喜んでいたのが原因ではない。
急に成績が下がったのは、コースが上がって思考力のある集団に入ったことで「あること」ができなくなったからだと分かりました。
その「あること」とは、
授業に集中すること
です。
息子の成績が乱高下したのは、コースアップしたことで授業に集中できなくなったから。
とりわけ、息子は理科・社会で点数を稼いでコースアップしたため、国語・算数がそのコースに合っていなかった…ということもあります。
でも、塾の授業はがんばって受けており、授業で解いた基礎・応用問題もそこそこ正答できていました。
しかし、気にすべきは正答率ではなく、「質」でした。
息子は、自分では集中して取り組んでいると思っていたものの、周りの速さに引っ張られ、早く問題を解きたくて雑に解答するようになっていた。つまり、集中しているようでしていない状況になっていたのです。
遅れたくない。
自分も「できた!」って言いたい。
サピックスの授業は、「思考力を高めながら単元の基本(芯の部分)を身につける」授業のはずなのに、きちんと考えずに解答するから力がつかない。自宅学習でも、問題の解き方がまだなんとなく頭の中に残っているので、その記憶をたどって解答してしまう。
それを1カ月繰り返した結果、次のテストで急降下。
あたり前ですよね
きちんと思考しながら復習していないので、長期記憶に定着していないのですから。
解くスピードばかりあがり、ケアレスミスを連発。おかげで、次の日から新単元の勉強に「1か月分の基本学習」が加わり、サポートする親の私も大変でした
心の奥底では、コースアップしたことが嬉しくて仕方がなかったのに、急に地獄に突き落とされた感。
でも、良いこともありました。
この失敗から「周りがどんなに早くても、自分のペースで解く」ように授業態度を改めたところ、(今まで息子がいたコースよりも)上のコースに居続けられるようになりました。
※大規模校舎は3~5点でコースが変わるところもあるため、あくまでも中規模校舎の感想です。α1ではありません。悪しからず…
息子に聞いたところ、
「今までは、今のコースで授業を受けるのが大変だったけど、今はそれほどまでには感じないよ」
と。
特に算数では、計算の速い子には叶わないし、授業のスピードが速いと×だらけのテキストを持ち帰ってくることも多いのですが、それでも授業が楽しいらしいのです。
あ、自分のペースで授業に集中できるようになったんだな。
そう思いました。
先日視聴した「新5年生保護者会動画」でも、授業で集中することの大切さについて触れられていました。
- 授業に集中できる子=授業が楽しい子=成績が伸びる
- 授業に集中できない子=授業がつまらない=基本がみにつかない=成績が下がる
のだと。
5年生になると、授業の時間・家庭学習の量は1.5倍近くになります。子どもの体感でいうと、4年生が「3」だとすると、5年生は「7」の負担だそうです。
そうなると、授業で集中し、基本を確実に身につけてきた方が効率が圧倒的に良い。自宅では、基本の見直しと応用に集中すれば、αコースに居続けることだってできるはず。
そこで、わが家では集中力を高めるために時計を購入しました。
先日のブログでも紹介した、陰山モデル(SEIKO)の学習時計
今までは100均で購入したキッチンタイマーを使って時間を計っていました。
校舎長が「必ずタイマーを使うように」とおっしゃっていたので、基礎トレの時間を計ったり…と手探りで使用していたのですが、なんかしっくりこない
蔭山モデルは文字盤が大きくて見やすい上、秒針音が静か。タイマー設定、ストップウォッチ、目覚まし時計の機能もついており、通知を「光」に設定することもできます。
息子は「問題にかかる時間」を計ると焦って解いてしまい、塾での授業と同じくケアレスミスを連発するので、「集中する時間を通知するための時計」として使っています。
たとえば、60分集中して理科の勉強をする、といった具合です。
60分頑張ったら、長めに休憩を取ります。
そして、そこからまた60分。
復習テストが控えているので、今のところ頑張ってくれています