一昨晩、塾から帰宅後に12月マンスリーの自己採点。
まず、社会で眉間に皺が寄ったかと思ったら、今度は理科で目じりに皺が…
しかし、次の算数で耳が真っ赤になってきて
国語で号泣し始めました
これ程までに取り乱すのは、初めてのことです。
息子には「〇コースには下がりたくない」とう想いがあり、この合計得点では危ういと感じたようです。また、国語の点数が30点以上下がったショックと、空白が点在していることに茫然自失。
「全部埋めたはずなのに」
と、イライラモードMAXになりました。
いつも穏やかな息子。
私にとーーーっても優しい息子。
自分の不甲斐なさに腹を立て、悔しがる姿に「成長」を感じました。
運がいいことに、先週から理科のテキストが「スパイラル(段階的な復習)」に入りました。息子が理科の勉強を頑張ってきたおかげで、ちょっと手を抜いても良さそうなので、その分を国語に費やすことにしてます。
さて、前々回の「SAPIX入室前後に親がすべきこと(4年振り返り①)」の続きです。
- 1年間で子供に「勉強の仕方」を身につけさせる覚悟を持っておく
- 子供が中学校生活をイメージできるように情報収集をはじめる
- 年間学習法の内容を理解しておく
- 子供の理想睡眠時間を把握しておく
- ゲームとの付き合い方を明確にしておく
- 子供が集中できる学習環境について熟考する
☟前々回の内容はこちら
今日は「1年間で子供に『勉強の仕方』を身につけさせる覚悟を持っておく」についてお話したいと思います。
これは、
4年生の親の仕事は勉強を教えることではなく、『勉強の仕方』を身につけさせること。
という意味です。
壁に貼っておいて頂きたいくらい
私はここ8カ月間、念仏のように心の中で唱えています。
勉強の仕方とは、ただ単に「どうやって勉強すれば良いのか」という意味ではありません。子どもが自ら「こうやって勉強したらよく理解できる」という感覚や、「このくらい勉強しないと成績が下がる」といった感覚を身につけるところまで含みます。
サピックスでは、
5年生から自主的に学習する力が求められます。
4年生では少なかった板書の量が増え、授業内に学習内容を理解し、自宅では隙間時間を見つけて徹底的に復習するよう指導されるので、子どもが自主的に勉強をしないと追いつかなくなってくるのです。
この、「自主的に勉強できるように」サポートするのが、本当にむずかしい
入室してコース昇降のテストがはじまると、その考えが揺らぎはじめ、気が付くと「コース昇降」を必要以上に気にし始める自分がいます。
子供よりも
そして、ついつい勉強の主導権を握って教えたくなっていきます。
子供は入塾したばかりで勉強方法が分からないし、そもそも通塾で精一杯。最初はサポートしようと心に決めていても、親が口を出さないと家庭学習が終わらなかったり、毎回の授業で行われるテスト(デイリーチェック)で満点が取れなかったりします。
塾からは「テストで100点が取れるように復習してください」と言われるので、100点が取れないとなんだか不安に…。
満点を取るには?
効果的な家庭学習とは?
などと試行錯誤をはじめ、気がつくと親の方が一生懸命になっているのです
4年生は、あくまでも中学受験の基礎をつくる時期です。
まずは塾に慣れ、家庭学習の習慣をつける。
そして、基礎となる知識を吸収する。
5年生になると、4年生で培った知識の上に、さらに知識を乗せていきます。4年生よりも躓きやすい単元が増え、インプット量も増加。
ですから、
4年生のうちは「勉強の仕方」を学ぶことが大切。
子どもに考えさせ、
時には突き放し、失敗させ、
毎日がんばっていることを常に褒め続ける。
人によって「勉強の仕方」には違いがあると思いますが、最終的にはみな「親が手を出さずとも自分で成績が伸びる勉強ができる」ようになるのが目標ですね。
明後日には、12月マンスリーの速報発表。
この、「突き放し・失敗させ」の結果が返ってきます
中学受験、
ああ、おそろしや。。。
余談ですが、
元サピックス講師、齋藤美琴先生がtwitterで入室対策としておススメされていた1冊、中学受験グノーブルが発行している『G脳-トレーニング』をご紹介して、今日は終わりにしたいと思います!
サピックスブックスの「きらめき算数脳」シリーズの代用としても使え、白黒・安価で使い勝手抜群。セミナーでもご紹介されているそうです。入室前のトレーニングにも使えると思います。
美琴先生はプレジデントFamilyや中学受験向けの新聞によく登場され、来年の16時以降の定期レッスンは満席だそうですスゴイ
①は売切れでしたので、一先ず②です☟
【過去記事】