角島大橋(つのしまおおはし) のたもとまでやってきました。

前回来た時よりも更に天気が良いので楽しみです。
そして今回、是非写真を撮りたい場所がありました。
橋を渡る少し手前に、斜めに上り坂があります。
そこを上がると、橋を高い位置から見下ろすことができるのです。
何はともあれ、その写真からご紹介しましょう。

橋の途中、左手に浮かぶのが “鳩島” です。
この海域を “海土ヶ瀬戸(あまがせと)” と呼びますが、鳩島を迂回するように左カーブしており、更にカーブ付近が盛り上がっている橋の形状が、特に美しい景観を作りだしているのだと思います。

2010年1月に一度レポートしているので多少ダブるかも知れませんが、この橋は全長が1780m、橋桁の数は28基です。
通行料がいらない離島架橋としては、沖縄県の古宇利大橋(全長1960m)に次いで、全国第二の長さを誇ります。

これは橋の入口右側にある “海土ヶ瀬公園(あまがせこうえん)” です。
海の色が素晴らしいですね。
海土ヶ瀬戸は日本海と響灘の海流が作りだす変化に富む海峡で大潮の時は1mの落差が生じ、特に海水のグラデーションが美しくなるそうです。
では、橋を渡ってみましょう。


この橋はさすがに皆さん、ゆっくり走ります。
車のコマーシャルやテレビドラマにも何度も使われた景観です。
橋の中央付近に両側が少し広くなった箇所があり、2~3台の車が停められます。
この日は両側とも車で埋まっていて車から下りて写真を撮る姿がありました。
橋を渡り切ると、そこは人口千人弱の “角島” です。

鼓(つづみ)の形をしたこの 角島、周囲17kmの小さな島ですが、先端の灯台を始めとして多くの見どころがあります。
今回は島の中心部のくびれた場所 “しおかぜの里 角島” だけ立ち寄りました。


ここには土産店、食事処のほか、サイクルポートがあり、自転車を借りて島めぐりをすることもできます。


そして前回来た時には気がつかなかったのですが、ここには素晴らしいビーチがあるのです。

道路を渡った反対側のこの海岸、“コバルトブルービーチ” といいます。
この海の色は正にコバルトブルーですね。



久しぶりにさらさらの砂浜の感触を味わいました。
さて、灯台公園などは前回に行ったのでパスして帰途につくことにしました。


逆方向からの角島大橋もなかなかのものです。
連休初日、天候に恵まれ、それ程の大渋滞にも遭遇せず、充実した日帰り旅を楽しむことができました。


