初日の4か所目は
道の駅おおすみ弥五郎伝説の里 にやってきました。
物産館である ”やごろう農土家市(のどかいち)” の前に建つこの像が道の駅のシンボルです。
下から、牛、豚、鶏が順番に背中に乗っています。
グリム童話の「ブレーメンの音楽隊」に出てくる動物だと下から、ロバ、犬、猫、鶏のはずですからちょっと違いますね!(笑)
ここ "曽於市大崎町” は畜産が主産業であり、牛の飼育、黒豚の養豚、養鶏が盛んなので、それを象徴する意味でブレーメンの音楽隊に倣って作った像だろうと思います。
もうひとつ、こんなオブジェもあります。
こちらは牛がスイカや白菜、大根など農作物を運んでいますね!
特にスイカは ”やごろうスイカ” といって糖度11度以上の大隅町オリジナルブランドです。
道の駅自体の施設としては、この物産館である ”やごろう農土家市(のどかいち)” と、その隣にあるレストラン ”黒豚料理やごろう亭” の二つです。
ですが、実はこの道の駅の全体は広さ20haにも及ぶ広大な敷地があります。
全体図だけは見やすいようにHPから画像をお借りしました。
右手に先ほど紹介した”やごろう農土家市” や ”やごろう亭” があります。
中央に ”多目的広場” があり、左手の方には ”弥五郎まつり館” や ”健康ふれあい館” ”弥五郎どん銅像” などがあります。
せっかく来たのだからと、ぐるっと散策してみました。
ここは ”多目的広場” です。
大勢の人がいる、と思っていたらこの日はゲートボール大会が行われていたようです。
多目的広場を更に奥の方へ進んでゆくと、何やら巨大な像が見えてきました。
この写真の中央に見えているのが、道の駅の名前にもある ”おおすみ弥五郎” の銅像です。
このおおすみ弥五郎(弥五郎どん)の銅像は高さが15m、重量は39トンあります。
そもそも ”おおすみ弥五郎” とは何者なのでしょうか?
そのモデルになった人物については諸説ありますが、奈良時代の西暦720年に勃発した「隼人の反乱」の際に、律令政府に対抗した隼人側の統率者であったという説が有力です。
この町にある 「岩川八幡神社」では毎年11月に ”弥五郎どん祭り” が開催され、身長4m85cmの弥五郎どんが町を練り歩きます。
この写真の右端、屋根に富士山みたいなのが乗っかっている建物が ”弥五郎まつり館” です。
ここは弥五郎祭りや弥五郎どんに関する博物館です。
中央の円弧型の建物が ”健康ふれあい館” で、温泉施設 ”やごろうの湯” があります。
左端は ”大隅デイサービスセンター” です。
地元の方々が終日楽しめる施設になっていると思います。