今年(2024年)7月7日に新規オープンした
道の駅たのうらら へ行ってきました。
オープンから10日ほど経ってしまいましたが、雨続きで天気の回復を待っていた次第です。
熊本県に ”道の駅たのうら” というのがあるので紛らわしいですね!(^^;)
”たのうらら” というのは、地名の 「田ノ浦」や「楽しい」を「うららか」と組み合わせた造語なのだそうです。
上の地図でお分かりかと思いますが、ここは別府湾に面しており、別府と大分を結ぶ国道10号、通称「別大国道」沿いにあります。
地図にもあるように、大分市の観光スポットである ”高崎山自然動物園” や ”マリーンパレス水族館「うみたまご」” からわずか2kmの距離にあります。
大分自動車道の ”別府IC” あるいは ”大分IC” から、いずれも20分前後の距離です。
この日は平日で、オープンから10日も経ったので混雑はないだろうと思ったら、近くの駐車場はほぼ満車! 2~3回ぐるぐる回って、やっと空きスペースを見つけました。
少し離れた場所に第二駐車場もあり、全部で270台ほど停められます。
目の前が交通量の多い国道なので、正面からの建物の写真が撮れませんが、白を基調とした波型の屋根がとってもお洒落です。
道路側、あるいはその裏側にも出入口はありますが、正式には側面が玄関のようです。
建物の側面にある玄関を入ると、そこがインフォメーションです。
この写真の右手に、電車みたいなのがあるのがお判りでしょうか?
かつてこの地には、大分市の大分駅前から別府市の亀川駅前まで路面電車が走っていました。
1900年(明治33年)に九州初の電気鉄道として開業した通称「別大電車」というこの路線は、バス、乗用車の発達に伴い、1972年(昭和47年)に廃止されました。
当時走っていた車輛が、ここ道の駅たのうららで蘇ったものです。
道の駅のスタンプは、この写真の中央付近にあるテーブルに、ぽつんと置いてありました。
ここが休憩、情報提供コーナーになりますが、道の駅自体のパンフレットは見当たりません。
壁に貼ってあったフロアマップをここで御覧頂きましょう。
少し見にくいと思いますが、1階の奥が ”たのうら市場” です。
ランダムになりますが、店内の写真を何枚か紹介しておきます。
奥のほうに ”おさかな350” という鮮魚コーナーがあって、そこには海鮮丼やりゅうきゅう丼などのテイクアウトがありました。
美味しそうなんだけど、2階のフードコートで食べるのでしょうか? よくわかりません。
土産などは最後に買うことにして、2階へ上がってみました。
先ほどのフロアマップにあるように、2階にはフードコートやキッズコーナー、それに誰でもピアノや展望デッキなどがあります。
2階への階段を上がるとフードコートがあり、”元祖辛麵屋 桝元 たのうらら店” がテナントとして入っています。
辛いのは大好きなんだけど、ちょうどお昼時で座れる状態ではありません。
その手前にあるのが ”キッズコーナー” です。
最近の新しい道の駅では、必ずと言っていいほどキッズコーナーがありますね!
そしてもう一つ、この道の駅の最大の特徴とも言えるのが次の ”おとの聴こえる広場” です。
これは、ここ2階の約半分のスペースを占有しています。
その中央に配置されているのが、”誰でもピアノ” です。
最近では ”街角ピアノ” とか言って、駅や空港などに自由に弾けるピアノが置いてありますね!
テレビでもそんな番組があったように思います。
道の駅でピアノがあるのは、福島県の ”猪苗代” に自由に弾けるグランドピアノがありました。
他にもあったかもしれないけど、思い出しません。
誰か演奏してくれないかな、と待っていましたが、誰もピアノに触る人ははいませんでした。
この ”おとの聴こえる広場” には、このほかに、スタジオA、Bといった個室があり、中を覗くとここにもそれぞれピアノが備え付けられていました。
この道の駅になぜ ”おとの聴こえる広場” があるかというと、大分市が西洋音楽発祥の地だから、なのだそうです。
さて、最後にここ2階には ”展望デッキ” があります。
そこからは別府湾の海原が見渡せます。
立地条件もよく、美しい景色に恵まれた道の駅だと思います。