■『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]
1983年/アメリカ映画/133分
監督:リチャード・マーカンド
出演:マーク・ハミル/ハリソン・フォード/キャリー・フィッシャー/アンソニー・ダニエルズ/ビリー・ディー・ウィリアムズ/ピーター・メイヒュー/アレック・ギネス/フランク・オズ/デヴィッド・プラウズ/ケニー・ベイカー/ワーウィック・デイヴィス/イアン・マクディアミッド/セバスチャン・ショウ/ティム・ローズ/デニス・ローソン/ジェームズ・アール・ジョーンズ
■1983年 劇場公開作品 1本目
この時代「鶏」は「ジャッキー・チェン」「狂信者」で「宗教」として「崇拝」してたため、「映画自体」にまだ、今ほどの興味がなかった。また「レンタルビデオ」を「初めて」見たのが「1984年」。今「当り前」の「レンタル店」が日本で「初めて」始まった時代で、それまで映画は「販売用ビデオ」しかなかった。だが「中学2年」の時やってきた「転校生」の「幼馴染のT」が、「鶏」に『ターミネーター』や『ランボー』『ブレードランナー』を見せ、「フォース」の「暗黒面」に引き込んだ。
「幼馴染のT」から映画を見せられなかったら、「鶏」の人生は今頃違う人生だったのかもしれない。さらに『ゴーストバスターズ』『グレムリン』を見せられ、「フォース」の「暗黒面」から完全に抜け出せなくなって行った。『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』を見るきっかけは、「幼馴染のT」との出逢いだった。
「1984年」、今では「完全違法」な「ダビング」サービスが「レンタルビデオ」で「当り前」に行われてた。「鶏」はこずかいの全てを「ダビング」に投入し「ジャッキー・チェン」映画を集めた。また「幼馴染のT」を唆して騙し「ダビング」させ、多くの映画を見た。完全に「フォース」の「暗黒面」に堕ちた状態で映画を見まくるようになっていった。
そして高校受験を終えたばかりの「1986年」「中学3年」春休み、子供の頃から貯めてた預金で「LD」プレーヤーを買った。もう「ダビング」では満足できない、『スター・ウォーズ』『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』は「高画質」「高音質」「デジタルサウンド」でなければ気が済まない、「暗黒面」の「極限領域」まで到達してた。あとは「流されるまま」今日まできてしまった。
「1作目」『スター・ウォーズ』から「3作目」『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』までの「6年間」で、「SFX」技術は恐るべき進歩を遂げてた。「1977年」「1作目」ではデス・スターの表面が「プラモデル」にしか見えなかったが、「1983年」「3作目」ではもはや “本物” にしか見えない。今回も「CG加工」前の「特別編」ではない、「オリジナル」「無加工」の「1983年劇場公開版」を見直したが、あまりに「狂ってる」、その狂気の領域までの「全シーン」 “本気” に、「さらに」「涙」が出た。
「CGがないのにどうやった」かが、『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』では、もう「特別編」をやらなくてもいいくらいの「極限領域」に見える。「1作目」から「3作目」への映像の「変化」、「タイ・ファイター」の「数」もだが、『スター・ウォーズ』シリーズと「ジョージ・ルーカス監督」が「何で凄かったか」、成し遂げた「偉業」が「人間の歴史」レベルで「賞賛」された理由は、この時代に「これ以上凄い映像はこの世にない」まで、「誰も見たことがない」「新しいもの」の「最先端」を生み出したから。
「約40年間」に推定で「数10回」から「100回」くらい、「LD」「DVD」で見てきたが、「砂漠」「サルラック」での「ジャバ・ザ・ハット」「もう1度だけ言う 我々を釈放しろ」で、「R2-D2」が「ライトセーバー」を飛ばして “The Battle Of Endor III Medley” が響くと「体」が、「約40年間」の間に「無意識」に「涙が出る」ように反応することを「さらに」自分自身で思い知った。「ラグジュアリー・セール・バージ」「デザート・スキッフ」が砂漠に浮いてるの見て「もうどうやって撮ったのか全く解からない」。
さらにこの頃になると、「スティーブン・スピルバーグ監督」の『未知との遭遇』『E.T.』『レイダース 失われた聖櫃』『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』からの、『グレムリン』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』…………の「ショック」「衝撃」「怖さ」も思い知らされ、「森林惑星エンドア」で走る「ハン・ソロ」「ハリソン・フォード」が、「インディ・ジョーンズ」と「全く同じ走り方」な姿を見て、「シルベスター・スタローン」に続く、「アメリカで最も偉大な俳優」に見えた「怖さ」に「おしっこ垂れ流し」だった。
だか何度見直しても『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』で「一番」「最強」で「体」が、「無意識」に「涙が出る」ように反応するシーンは、「手から青い稲妻」出て、「父さん 助けて!」「若きスカイウォーカーよ 死ぬのじゃ」で “The Force theme” が響き、ダース・ベイダーが皇帝を「穴に放り投げる」シーンだろう。
「ヨーダ」級に見える「ジャバ・ザ・ハット」「ラグジュアリー・セール・バージ」「スピーダー・バイク」「コアラ大将」「チキンウォーカー」 “本物” にしか見えない「デス・スター」「愛してるよ」「知ってるわ」の「返し」…………。「これ以上凄い映像はこの世にない」まで「全部」が、恐るべき極限のくそリズムにビビって震え上がるしかない「究極映像」だったが、「皇帝が弱過ぎる」ことは、リアルタイムのこの時代からすでに、「子供達」の会話でも「超話題」となってた。「皇帝が弱過ぎる」ことが「超話題」となってしまった「ジョージ・ルーカス監督」の「悔しさ」が、『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』の、「ヨーダ」と「ダース・シディアス」の「対決」で「爆発」したように見える。
だが「今」では「子供だまし」に見えてしまう「部分」、「旧3部作」での「ライトセーバー」の闘いは、この時代では、「これ以上凄い映像はこの世にない」まで、「誰も見たことがない」「新しいもの」の「最先端」だった。当時「鶏」は『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』で、ルークがダース・ベイダーの腕を斬り落としたの見て「怖さ」に大きい方を漏らした。
「1999年」『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』の「オビ=ワン・ケノービ」「ユアン・マクレガー」の「ライトセーバー」の闘いは、大きい方漏らしてから「出るもの全部出て何も出るものがなくなった」「ショック」「衝撃」だった。「ジョージ・ルーカス監督」の「4作目」「エピソード1」は、公開当時「旧3部作」「エピソード4」「エピソード5」「エピソード6」を、「子供だまし」に「変えてしまった」。「1999年」のリアルタイムで「狂ってる」、「これ以上凄い映像はこの世にない」まで、「誰も見たことがない」「新しいもの」の「最先端」を「また」突っ走った。
だが現在「エピソード9」が完結し、「エピソード4」から「エピソード6」、「エピソード1」から「エピソード3」を振り返り、「40年間」経った視点から「1983年劇場公開版」『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』を見直して強く感じたことは、全てを過ぎて「エピソード6」が、「あの」『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』の「最期」「どうなったか」で、「息子よ 行きなさい」「もう救ってくれたよ 私のことでは- お前が正しかった」で、「あの」「ヘイデン・クリステンセン」の「黄色い目」の「最期」が、「息子に救われた」のを思い出すと「かなり」「泣かし」に追い込まれた。自分自身の「40年間」をも見た気がした錯覚が起きた。
■「いつか見た映画 1978」1『スター・ウォーズ』
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■「いつか見た映画 1997」1『スター・ウォーズ 特別編』
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