回顧録「いつか見た映画 1999」1『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

1999年/アメリカ映画/133分
監督:ジョージ・ルーカス
出演:リーアム・ニーソン/ユアン・マクレガー/ナタリー・ポートマン/ジェイク・ロイド/イアン・マクディアミッド/ペルニラ・アウグスト/ヒュー・クァーシー/アーメッド・ベスト/アンソニー・ダニエルズ/ケニー・ベイカー/テレンス・スタンプ/レイ・パーク/サミュエル・L・ジャクソン/オリヴァー・フォード・デイヴィス/ワーウィック・デイヴィス/フランク・オズ/ソフィア・コッポラ/キーラ・ナイトレイ/ブライアン・ブレッスド/アンドリュー・セコーム

■1999年 劇場公開作品 1本目

「1983年劇場公開版」から、「16年間」経った「続編映画」となった。「旧3部作」「特別編3部作」で「ジョージ・ルーカス監督」と『スター・ウォーズ』シリーズが成し遂げてきたことは、ただ「面白い映画」なだけじゃなかった。「人間の歴史」で「賞賛」される「誰も見たことがない」「新しいもの」な映像技術を「創造」してきたこと。「新3部作」をやる「決意」をしたのは、「さらに」「誰も見たことがない」「新しいもの」を「創造」して見せる「自信」があったからだろう。「ジョージ・ルーカス監督」と『スター・ウォーズ』シリーズの「偉業」「怖さ」は、「エピソード1」から「エピソード3」までの「新3部作」で「伝説」になったのだと「確信」する。

「16年間」の間に「鶏」は、「THXレーザーディスク」を「無許可」「勝手に設置」した「ホームシアター」で、「数10回」から「100回」くらい見てきた。それこそ目を閉じれば「頭の中でLDを再生できる」回数を見た。「特別編3部作」の変化も確認済みな「1999年」、「鶏」は当時映画学校を卒業したばかりで、「初現場」「某Vシネ」に、右も左も解からない「助監督見習い」でついた。初体験で何も解からなかったので、結局「何でも屋」のように製作部の手伝いもして、「大阪」「ウイークリーマンション」で数日合宿をした。

「1999年」「夏」、『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』公開の「大騒ぎ」は「半端じゃなかった」。撮影現場に時間の余裕など普通ないが、「先行オールナイト上映」だったか「上映初日オールナイト」だったか忘れたが、撮影現場の「スタッフ殆ど全員」も興奮してて、「この時間なら1回見れる」と言う「大騒ぎ」。右も左も解からない「初現場」で「鶏」は「流されるまま」、先輩スタッフ達に連れられ「大阪」映画館で『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』を見た。その時の「ショック」「衝撃」、「誰も見たことがない」「新しいもの」を「これでもか」と「全世界」に見せた、「ジョージ・ルーカス監督」と『スター・ウォーズ』シリーズの「怖さ」が今も忘れられない。

冒頭「メインテーマ」、“Episode I” の「字幕」から「16年間」経った「続編映画」の「完成」にまず「涙」が出た。冒頭わずか「数分」、「通商連合」の宇宙船内の無数の「ドロイド」を見て「おしっこ垂れ流し」。「ドロイド」「全部」 “本物”。「SFX」の「境」なんか「全く見えない」。「これじゃ昔の方が圧倒的に科学が発達してるじゃないか」…………。「THXレーザーディスク」「特別編3部作」の「究極映像」が、わずか「冒頭数分」で、「子供だまし」に「豹変」した。

『スター・ウォーズ 特別編』の「もっと文化的だったころ」が「瞬間」、「鶏」の「頭の中でLDを再生」で見えた。「エピソード4」で「オビ=ワン・ケノービ」「アレック・ギネス」が言った「もっと文化的だったころ」の「一言」は、「新3部作」がどうなるかの「予告」、「恐るべきへ理屈」が、「もう用意されてた」。「鶏」はおしっこ垂れ流しで、「もっと文化的だったころ」の言葉の「意味」を「初めて」理解した。「だから」「エピソード4」からしか作れなかった「怖さ」を、「泣きながら」思い知るしかなかった。

「オビ=ワン・ケノービ」「アレック・ギネス」の「若い頃」が「ユアン・マクレガー」で「さらに」「おしっこ垂れ流し」。「冒頭数分」「クワイ=ガン・ジン」「リーアム・ニーソン」が「ライトセーバー」でドアを「焼き斬る」「究極映像」で、「おしっこは全部出尽くした」。「ここから先」は、想定外を超えた「ショック」「衝撃」のあまりの「破壊力」に、もはや「放心状態」だった。

今回「エピソード1」を見直して、「アナキン・スカイウォーカー」と、「アミダラ女王」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ナタリー・ポートマン」、「オビ=ワン・ケノービ」の「出逢い」が「衝撃的」に見えた。「ルーク」と「レイア」の両親、「奴隷」だった「アナキン・スカイウォーカー」衝撃の生立ち、「ダース・ベイダー」の「母親」を見て「涙」が出た。「ジェダイになって 奴隷を開放する夢を見たよ」という「志」が「暗黒面」に堕ちる。「エピソード6」で「ルーク」に「マスク」を外されるまでに何があったのか?

この頃「1997年」「ジェームズ・キャメロン監督」『タイタニック』、「1998年」「スティーブン・スピルバーグ監督」『プライベート・ライアン』で「CG」は、「その場にいた人間しか見ることができない史実」を「再現」できるようになってた。「神への冒涜」の技術が、「ドロイド」「機械」を「全部」 “本物” に「変化」させ、「宇宙人」「生き物」を「全部」本当に「生きてる」まで「変化」させた。「子供主人公もの」でも「コント」「ギャグ」に陥らない、「ポッドレース」にまで「全部」「狂ってる」、「ジョージ・ルーカス監督」の “本気” を感じた。

だが「約20年間」の間に「数10回」は見てきた「新3部作」、『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』で、「無意識」に「最強」で「涙が出る」ように反応するのは「最期」、「ダース・モール」対「クワイ=ガン・ジン」「オビ=ワン・ケノービ」の「ライトセーバー」の闘い。「1999年」「大阪」で「初めて」見た「瞬間」、大きい方を漏らしたあげく、「出るもの全部出て何も出るものがなくなった」、あまりの「ショック」「衝撃」で、「失神」「気絶」まで追い込まれ「泣きながら」、「こんな怖いもの生涯で一度も見たことがない」ほど、「怖さ」にビビって震え上がった。

「ライトセーバー」の殺陣の恐るべき「速さ」「スピード」。「ダース・モール」「クワイ=ガン・ジン」「オビ=ワン・ケノービ」、特に「ユアン・マクレガー」の恐るべき「速さ」「スピード」は、「今」の視点で「オリンピックアスリート」。「え… オビ=ワンってこんな速かったの……」。「1999年」当時「ユアン・マクレガー」の「速さ」を見ながら、「エピソード4」の「オビ=ワン」対「ベイダー」、「エピソード5」「エピソード6」の「ルーク」対「ベイダー」の「ライトセーバー」の闘いが、「鶏」の「頭の中でLDを再生」で見えた。「こんな怖いもの生涯で一度も見たことがない」ほど、「1999年」「初めて」見た「怖さ」、「ショック」「衝撃」が「鶏」には今も「鮮明」。「ジョージ・ルーカス監督」と『スター・ウォーズ』シリーズがまたしても生み出した「究極映像」、「誰も見たことがない」「新しいもの」にもはや「絶句」しかなかった。「ジョージ・ルーカス監督」の「本当はこうしたかった」 “本気” が、「火山の噴火」のごとく「爆発」した。 

「ダース・モール」に「クワイ=ガン・ジン」が殺られた「最期の対決」、穴に落ちた「ユアン・マクレガー」。「1999年」「初めて」見た時「鶏」が、「一番怖かった」、「涙」が出た「怖さ」は、絶体絶命で響いた “The Force theme”。ジャンプして「ダース・モール」を斬ったのを見て「これはスター・ウォーズだ」「これがスター・ウォーズだ」と「出るもの全部出て」「泣きながら」笑う以外何もできなかった。




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画像 2020年 12月