日記「今日見た映画 2014」63『横たわる彼女』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『横たわる彼女』
☆☆☆☆★★[90]

2014年/日本映画/70分
監督:戸田彬弘
出演:小松彩夏/木村了/相楽樹/瀧内公美/佐藤睦/鮎川桃果/中島愛里/松木研也

■2014年 劇場公開作品 63本目

■第2稿 2020年 4月24日 版

「3年前」「酔っ払ってた」ことに、「反省」「懺悔」「償い」しかない。

「もし妹の彼氏と両想いで浮気し、知らないまま妹が交通事故で死に、毎日妹の幽霊が現れたら?」 「僕だったら」どうなってしまうだろう?

まず、「自称」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「小松彩夏様」の「永遠の下僕」、「心を捧げた僕」となることを誓った僕が、なぜ「3年前」、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「彩夏様」が「主演」の映画に、「彩夏様」の恐るべき「極限の美」を前に、「ガン見」に「反応」しなかったのか? 「反省」「懺悔」「償い」。

「罪悪感」に苦しみ、「自殺寸前」のように生きる「彩夏様」。「妹」の「幽霊」に呪われたくて「罰」を受けようと、自虐的に自分を責める毎日。「もし」「僕だったら」、やはり「自殺」しか選択肢はないのだろうか?

だが「もし」「僕だったら」、情けないから「自殺」する「勇気」も「度胸」も絶対出ない。気が狂って生きるしかないだろう。極限のくそリアリズムなら、本当に「自殺」できる人間は殆ど誰もいないと思う。

「もし」「僕だったら」、「お寺」で「供養」し「全部正直に罪を告白して謝罪」、お経を読んでもらって「成仏」してもらえるよう「妹」にお願いするか、「祈祷師」に御祓いしてもらうか、以外考えられない。

また「彩夏様」が「苦しみ」で酔っ払う芝居が「凄かった」。そして「ホテル」での「彩夏様」の「哀しみ」の芝居も「凄かった」。共感せずにいられなかった。「3年前」「彩夏様」の酔っ払う芝居、ホテルのキスを、「ちゃんと見てなかった」「愚かさ」に自分自身で「絶句」。「反省」「懺悔」「償い」。

また恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” は「彩夏様」だけではなかった。「彩夏様」の「親友」役が、『火口のふたり』の恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「瀧内公美」だったと「今頃」「思い知った」。また「グラビアアイドル」の恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「中島愛里」を「見逃してた」の「今頃」「思い知った」。大きい方漏らして「反省」「懺悔」「償い」。

また「妹」「相楽樹」の幽霊が「何でこうなっちゃったの? 何でこうなっちゃったの? …………」と繰り返して「彩夏様」を責める台詞が、”本物” の幽霊を僕は一度も見たことないが、「もし」「本当に見えたら?」「こうなのかもしれない」と、根拠はないが極限のくそリアリズムに見え「かなり」怖かった。

「自称」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「小松彩夏様」の「永遠の下僕」「心を捧げた僕」として、『横たわる彼女』は「超依怙贔屓」させてもらう。


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画像 2017年 9月