日記「今日見た映画 2014」64『めぐり逢わせのお弁当』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

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■『めぐり逢わせのお弁当』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

2013年/インド=フランス=ドイツ映画/105分
監督:リテーシュ・バトラ
出演:イルファン・カーン/ニムラト・カウル/ナワーズッディーン・シッディーキー/バーラティー・アーチュレーカル/ナクル・ヴァイド/リレット・デュベイ

■2014年 劇場公開作品 64本目

■第2稿 2020年 5月24日 版

旅行にでも行かない限り、「インド」の生活を見ることはなかなかできない。映画を見て「知らなかった」「インド」の生活を見れたのは「刺激」になった。日本では見たことない、「知らなかった」「お弁当配送サービス」があるのが「衝撃的」だった。

『ユー・ガット・メール』のような「恋愛映画」に「ガン見」。「メール」ではなく「お弁当」と「手紙」だが、「ニムラト・カウル」と「イルファン・カーン」が、相手の顔がわからないまま「手紙」「文通」で「気が合う」ことを感じていく。

「お弁当」が間違って届くことは、ものすごい「確立」で「絶対ありえない」と調べて知ったが、「もしお弁当が本当に間違って配達されたら?」の極限のくそリアリズムが凄かった。「本当にそう見える」恋愛に惹き込まれてしまった。

「浮気」する夫が「インド」にもいて、人間は変わらないことを思い知った。「夫」に浮気された女と、「妻」に先立たれた孤独な男。寂しい人妻「ニムラト・カウル」の生活と、孤児だった「ナワーズッディーン・シッディーキー」を助けた「イルファン・カーン」の人柄を見た人間はみんな、この二人が逢わなければ「絶対納得できない」話に「ガン見」になるはず。

また「ニムラト・カウル」は恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” だった。こんな「極限の美」の「妻」がいて浮気する夫が「言語道断」、「絶対ありえない」と信じられなかった。また『めぐり逢わせのお弁当』を見て、「インド」には恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” が多いことを思い知らせれるしかなかった。





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画像 2017年 9月