日記「今日見た映画 2014」61『ハロー! 純一』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『ハロー! 純一』
☆☆☆☆★[85]

2013年/日本映画/90分
監督:石井克人/芳岡篤史/川口花乃子
出演:満島ひかり/加部亜門/大嶋康太/堀田耀平/佐々木りお/西田光貴/椙杜翔馬/芽奈/森下能幸/森岡龍/我修院達也/池脇千鶴/津田寛治/小林平恵/テイ龍進/タカノハシアキラ

■2014年 劇場公開作品 61本目

■第3稿 2020年 6月27日 版

さすがに「小学生」の話には共感できないだろうと思い、見るのを「躊躇」したが、「自称」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「満島ひかり」の「永遠の下僕」なので、夏のコンビニの「ブルーライト」に吸い込まれる「虫」のごとく、「また」「惹き寄せられてしまった」。

「結婚」してない僕には「子供」がいないので、「小学生」の話は「遠い世界」に感じるかと思った。共感できない「不安」を感じたが、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・先生” 「満島ひかり」が現れた「瞬間」、映画は「豹変」する。「この世のものとは思えない」、恐るべき「極限の美」に、「ユダ」が「南斗水鳥拳」を見たのと同じ心境になって「棒を落とした」。

初めて恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「満島ひかり」を見たのは『川の底からこんにちは』。「瞬間」「下僕」「瞬間」「悩殺」。「頭が考える前に」、「自称」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「満島ひかり」の「永遠の下僕」と化してる自分に気づかなかった。それからは「もう流されるまま」、『プライド』『カケラ』『悪人』『ラビット・ホラー 3D』『夏の終り』『駆込み女と駆出し男』『愚行録』を「見てしまった」。まだ「9本」しか見れてないのは「反省」「懺悔」「償い」だが、「9本」の中で『ハロー!純一』は、「かなり」、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「満島ひかり」の「極限の美」が際立つ「代表作」に見える。

「満島ひかり」の他、将来は恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” になるであろう「芽奈」「佐々木りお」は、まだ小学生なので「10年後」に期待するとして、「小林平恵」は印象に残った。

「中山」「倉本」「田中さん」「町田」達の、年齢に関係ない「苦しみ」「辛さ」の極限のくそリアリズムに引き込まれたりもした。だが、とにかく『ハロー! 純一』は、「満島ひかり」の恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・先生” が、僕には「全て」に見えた。

「教育実習生」でやってきた恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・先生” に「ガン見」。恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” でありながら「教育熱心」。「小学生」達と深く関わった。生徒のため体を張って「悪い奴」をすぐ引っ叩く「勇気」「正義感」に心奪われた。

いろいろな男に言い寄られ、酷い目にも遭った恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・先生” だったが、最期は、小学生達に「ガレージ」「楽器」を貸してやる好青年「森岡龍」と出逢い、僕が見ても「共感」「感情移入」できる「恋愛映画」となったのが「泣かし」。「小学生無料上映!」など「大サービス」に貢献した映画だったとは何も知らず、「反省」「懺悔」「償い」の心境に追い込まれた。

「満島ひかり」の恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・先生” の「衝撃」に「震撼」「驚愕」「圧倒」「絶句」「悩殺」、「生涯」忘れないと思った。


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