日記「今日見た映画 2017」23『メッセージ』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『メッセージ』
☆☆☆☆★★[90]

2016年/アメリカ映画/116分
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:エイミー・アダムス/ジェレミー・レナー/フォレスト・ウィテカー/マイケル・スタールバーグ/マーク・オブライエン/ツィ・マー/フランク・スコーピオン

■2017年 劇場公開作品 23本目

まさか『ブレードランナー 2049』と同じ「ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督」とは知らなかった。「ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督」のことを調べると、「4本」見てたことを思い知る。いずれも「殆ど何も覚えてない」映画ではなくて震撼した。『灼熱の魂』『複製された男』『ブレードランナー 2049』『メッセージ』の「4本」全部「90」なのを、かなり覚えてる。「第一級映像芸術」だと尊敬するが、「4本」全部「90」なのが僕との相性にも思えた。「やりすぎ」ではなく「上品すぎ」なのだと思う。

「4本」の中で、今「やっぱりやりすぎ限界映画だったかもしれない」と強烈なインパクトのあるベスト1は、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「メラニー・ロラン」の、恐るべき「極限の美」が見たかっただけで見たはずが、「ジェイク・ギレンホール」のあまりの「ヤバさ」「怖さ」に漏らしてしまった、『複製された男』

『灼熱の魂』以外、全部「SF映画」なことが印象的。極限のくそリアリズムで「SF」と「現実」を混ぜようとするのを感じるが、「3本」とも最後は「SF色」が強く出てるように僕は見える。

『2001年宇宙の旅』や『インターステラー』のように、人間の時間を超えたい「夢」は永遠に尽きないのだろう。僕も本当に「ワープ」とか「タイムトラベル」できたらいいなぁと、憧れはするが、現実を見ると、本当に未来はできるのかもしれないが、僕の生きてるうちは不可能に思える。『2001年宇宙の旅』『インターステラー』『メッセージ』の「想像」は、かなりくそリアリズムなのかもしれないが、僕には『哭声 コクソン』『太陽』のようにしか思えなかった。

だが「実際時間を超えること」が、どのようなことかというアイデアで、「体験してない未来が記憶として見える」、というアイデアは現実感を感じた。「SF」「宇宙人」の内容で、かなり真面目な恋愛映画にして見せたアイデアも印象に残った。


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画像 2019年 9月