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■『勝手にふるえてろ』
☆☆☆☆★★[90]
2017年/日本映画/117分
監督:大九明子
出演:松岡茉優/渡辺大知/石橋杏奈/北村匠海/趣里/前野朋哉/池田鉄洋/稲川実代子/柳俊太郎/山野海/梶原ひかり/金井美樹/小林龍二/増田朋弥/後藤ユウミ/原扶貴子/仲田育史/松島庄汰/古舘寛治/片桐はいり
■2017年 劇場公開作品 24本目
「超話題作」でずっと気になってたがとうとう見た。「本当にそう見える」極限のくそリアリズム「恋愛映画」だった。
まず、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「松岡茉優」の、「本当にこういう人いる」までの「苦しみ」を見て、引き込まれずにはいられなかった。
10年間一度も話したことのない憧れの男性、「北村匠海」を想い続ける姿を尊敬したが、うまくいかない「苦しみ」「哀しみ」が大きすぎて、見てて辛くなってくる。
「ミュージカル映画」が苦手なのだが、途中「松岡茉優」が歌い出すシーンが魅力的だった。「主人公の心情」の「夢想」としての見せ方が、映画的で魅力的に見えたから。
「北村匠海」と会うためにあの手この手を考える「姿勢」は、「見習わなければならない」と思い、とても勉強になった。「想いの強さ」に涙が出た。
見てて感情移入するぐらい「松岡茉優」に共感したため、僕は「北村匠海」と何とかうまくいかないのか? と、心の中で願わずにいられなくなってしまった。少し似てたかもしれない僕自身の過去を思い出させるだけに、「松岡茉優」の想いを一緒になって応援せずにはいられなかった。
恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「松岡茉優」の、「圧倒的」「極限の美」を、さらに思い知らされるしかなかったのだが、「もう一人」、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「石橋杏奈」の「圧倒的」「極限の美」も、同時に思い知らされるしかなかった。
友達のために良かれと思ってしたことが裏目に出てしまう。価値観は人それぞれなので、その人が「本当に嫌なこと」ってなかなか解かりずらいことかもしれない。何がきっかけで人を怒らせるかの極限のくそリズムが、かなり現実的に見えた。
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画像 2019年 9月