回顧録「いつか見た映画 1991」9『ターミネーター2』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

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■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『ターミネーター2』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

1991年/アメリカ映画/137分
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/リンダ・ハミルトン/エドワード・ファーロング/ロバート・パトリック/アール・ボーエン/ジョー・モートン/ジャネット・ゴールドスタイン/ザンダー・バークレイ/S・エパサ・マーカーソン/カストロ・グエラ/ダニー・クックシー/マイケル・ビーン

■1991年 劇場公開作品 9本目

■第2稿 2021年 6月26日 版

今回「劇場未公開」「153分」『ターミネーター2 特別編』を見直した。「断片的」に見ることは今も多いが「ちゃんと」見直すのは「2015年」以来。「1991年 第7回 やりすぎ限界映画祭」で「ぶっちぎり」の「やりすぎ限界パルムドール」。見直して恐るべき「泣かし」。「涙が止まらなかった」。過去「約100回」は見てきたが、「また」「鶏時代」には見えなかったものが見えた。「1シーン1限界」の言葉が相応しい。

「1作目」の主人公は恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「リンダ・ハミルトン」「サラ・コナー」だが、「2作目」の主人公が「人間じゃない奴」「ターミネーター」「アーノルド・シュワルツェネッガー」なのが、まず、「怖さ」にビビッて「泣きながら」大きい方を漏らしたあげく「出るもの全部出て何も出るものがなくなった」。

「人間じゃない奴」「機械」が、ここまで恐るべき「泣かし」、「変化」する映画って、「チャールズ・チャップリン」の頃からの映画史を見ても「前代未聞」。「ジェームズ・キャメロン監督」は「とんでもないこと」を成し遂げたことに「今頃」気づいた。「ジェームズ・キャメロン監督」による『ターミネーター』2部作が何でここまで「凄かった」か、改めて「大きい方垂れ流し」まで思い知らされた。

「想像」「推測」の話でしかないが「1984年」「1作目」の時点で、「ジョージ・ルーカス監督」の『スター・ウォーズ』シリーズのように、「1作目」「2作目」の話が完成してたようにも見える。最初から「前編」「後編」だったのかもしれない。だがやはり勝手な「推測」でしかなく、「1984年」から「1991年」の「7年間」で構想を思いついたのだろうか? 「後から考えた」話とは思えないほど「完璧」過ぎて「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」しかない。

僕には最初から『ターミネーター』2部作が、「機械」を「悪」から「善」へ「変化」させるために創作した話にしか見えない。「1984年」の時点で「ジェームズ・キャメロン監督」は、今現在開発途上の「人工知能」「A.I.」の「危機」を予測してた。「ジェームズ・キャメロン監督」の未来を予見してた「怖さ」を「今頃」改めて思い知って「大きい方垂れ流し」で「絶句」。

見直して『ターミネーター』2部作の、僕の勝手な「心の中のタイトル」は『ターミネーター 第1部 サラ・コナー』『ターミネーター 第2部 サイボーグ101型』に思えてしまった。「1作目」は恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「リンダ・ハミルトン」「サラ・コナー」が恐るべき「変化」を見せ、「2作目」は「アーノルド・シュワルツェネッガー」「ターミネーター」が恐るべき「変化」を見せる。

さらに「2作目」は「アーノルド・シュワルツェネッガー」「ターミネーター」の「変化」だけじゃない。「母親」の映画は数多いが、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「リンダ・ハミルトン」「サラ・コナー」ほど過激な「もの凄ぇダイナマイトお母さん」はいないかもしれない。『エイリアン2』の恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「シガニー・ウィーバー」「エレン・リプリー」ともはや、どっちが過激な「もの凄ぇダイナマイトお母さん」か「判断できない」。

過激な「もの凄ぇダイナマイトお母さん」が何かの「変化」を見せた「ジェームズ・キャメロン監督」の “本気” にも「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」。「怖さ」にビビッて「泣きながら」大きい方を漏らしたあげく「出るもの全部出て何も出るものがなくなった」。

■初稿 2018年 8月15日




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「いつか見た映画 1991」4『いますぐ抱きしめたい』
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画像 2018年 8月