日記「今日見た映画 2003」1『ターミネーター3』 | やりすぎ限界映画入門

やりすぎ限界映画入門

ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『ターミネーター3』
☆☆☆☆★[85]

2003年/アメリカ映画/110分
監督:ジョナサン・モストウ
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/ニック・スタール/クレア・デインズ/クリスタナ・ローケン/デヴィッド・アンドリュース/マーク・ファミリエッティ/アール・ボーエン/モイラ・ハリス/チョッパー・バーネット/クリス・ローフォード/キャロリン・ヘネシー/ジェイ・アコヴォーン/M・C・ゲイニー/スーザン・マーソン/エリザベス・モアヘッド/アラナ・カリー/ティム・ダウリング/マイケル・パパジョン

■2003年 劇場公開作品 1本目

『ターミネーター3』を「ちゃんと」見直したのは生涯で「2回目」。断片的に「最期」や「シルバーマン先生」のシーンなどは見てたが、「ちゃんと」「全見」は「2003年」映画館に見に行って以来になる。

「2003年」「超話題作」だったので、バイト先でも多くの人が見たが殆ど全員「超悪評」。「1回」しか見てないのに、「何一つ殆ど砂粒ほども覚えてない」と「ならない」映画って2種類あり、「超面白い映画」か「超つまんない映画」か。「1回」しか見てないのに『ターミネーター3』には「かなり」「鮮明」な記憶があった。

僕自身の中で「超悪評」「大失敗作」だと思う理由は、「2作目をなかったことにした」から。

『ターミネーター』2部作、『ターミネーター 第1部 サラ・コナー』『ターミネーター 第2部 サイボーグ101型』でスカイネットは消滅。「審判の日」は消えたはずが、「実は消えてなかった」ことにしてまで「3作目」を作った。

「僕はターミネーター・フランチャイズから小銭を稼ごうとする友人らを許さないような「意地の悪い人」にはなりたくないんだ」。「3作目」を作った理由は、「全世界の人間を感動させたい」「映画史に残すべき志の高い映画だから何としてでも撮らねばならない」ではなかった。やはり「小銭を稼ごうとする」理由「だけ」「しか」なかったのかもしれない。

「1作目」が「大ヒット」して「超有名」となった功績でシリーズ化された「続編映画」は、「星の数」ほどある。だが「2作目」「3作目」と続く過程で話が「マンネリ化」し、「1作目」の功績も薄れ「B級映画」化し、「何作続いたか解からない」うちに「噂」さえされなくなるシリーズ。今『ターミネーター』シリーズに「強い」「可能性」を感じる。

『ターミネーター2』製作費「1憶200万ドル」。『ターミネーター3』製作費「2憶ドル」。『ターミネーター2』よりも高額の製作費で「極限破壊」「極限爆発」、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「クリスタナ・ローケン」「T-X」が「クレーン車」で「ど派手」に「物をぶっ壊す」の見て、「怖さ」に大きい方を漏らしたあげく「出るもの全部出て何も出るものがなくなった」。

『ターミネーター3』が「つまんない人」は、映画の「話」「テーマ」を見て、人生が変わるほど自分の「信念」「価値観」「倫理観」に影響を受けたい人。『ターミネーター3』が「面白い人」は、ターミネーターが「これでもか」まで「ど派手」に「物をぶっ壊す」、「極限破壊」「極限爆発」を見て大喜びしたい人。「なのかもしれない」。

「2作目」「1991年」から「3作目」「2003年」の「14年間」で、「この世で作れない映像がない」「神への冒涜」「CG」技術の「進化」には大きい方を漏らした。「2作目」では「まだできなかった」映像の変化は「凄かった」。恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「クリスタナ・ローケン」「T-X」の「極限の美」も「かなり」「凄かった」。


「いつか見た映画 1985」1『ターミネーター』
「いつか見た映画 1991」9『ターミネーター2』
日記「今日見た映画 2003」1『ターミネーター3』
日記「今日見た映画 2009」1『ターミネーター4』
日記「今日見た映画 2015」2『ターミネーター 新起動 ジ…』
日記「今日見た映画 2019」2『ターミネーター ニュー・…』

■[Previous]
日記「今日見た映画 2003」1『ターミネーター3』
■日記「今日見た映画 2003」2
■日記「今日見た映画 2003」3
■日記「今日見た映画 2003」4
■日記「今日見た映画 2003」5
■日記「今日見た映画 2003」6
■日記「今日見た映画 2003」7
■日記「今日見た映画 2003」8
■日記「今日見た映画 2003」9
■日記「今日見た映画 2003」10
■[Next]

画像 2021年 6月