回顧録「いつか見た映画 1985」1『ターミネーター』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『ターミネーター』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

1984年/アメリカ映画/108分
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/マイケル・ビーン/リンダ・ハミルトン/ポール・ウィンフィールド/ランス・ヘンリクセン/アール・ボーエン/ベス・モッタ/リック・ロソヴィッチ/ディック・ミラー/ビル・パクストン/ブライアン・トンプソン/ショーン・シェップス

■1985年 劇場公開作品 1本目

「2015年」以来見直した。過去「約100回」は見てきたが、今回「鶏時代」には見えなかったものが見えた。

当時「B級映画」として超話題になったが、「今」の視点でこれだけ「ど派手」に車を破壊する「超大作」を、「今」の日本で撮るのは「かなり」「大変」。「全然」「B級映画」に見えない。『殺人魚フライングキラー』の「解雇」騒動を考えると、『ターミネーター』が「ジェームズ・キャメロン監督」の事実上「監督デビュー作」だろう。「監督デビュー作」で「ここまでやった」 “本気” の「偉業」に「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」。「敬意」「賞賛」「崇拝」しかない。

見直して恐るべき「泣かし」に追い込まれた。主人公は恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「リンダ・ハミルトン」「サラ・コナー」である「真実」を、「今頃」「冷静」に思い知って「反省」「懺悔」「償い」。『ターミネーター』は恐るべき「アクション映画」「SF映画」でありながら、恐るべき「恋愛映画」だと「今頃」気づいた。

「マイケル・ビーン」「超カッコいい」。「クラブ・テクノアール」で「初めて」「アーノルド・シュワルツェネッガー」にショットガンぶっ放す「瞬間」カッコよすぎて「やりすぎ」。

「2015年」以来見直し、“電話帳殺人” や、最初「マイケル・ビーン」と「アーノルド・シュワルツェネッガー」が何者か解からない演出、音楽聴いてて「マット」が殺されるの気づかない「ジンジャー」とか、「最期」や「有名シーン」だけじゃない、「前半」から「超ハラハラさせる」恐るべき “本物” 「天才」な見せ方の「怖さ」に、ビビッて「泣きながら」「大きい方垂れ流し」しかなす術がなかった。

■「命令されて来たの?」
 「志願した」
 「なぜ?」
 「伝説の人物
  サラ・コナーに会いたかったから」

を見て、「涙」が出た。もし僕が「女子」だったら? こんなこと言われたら「ただじゃ済まない」。

「今日まで」、過去の人生を振り返り、「失恋」の度に僕の心の中に響き聴こえる「曲」がある。「ブラッド・フィーデル」が作曲した『ターミネーター』の「サラの燃える写真」が撮られた「瞬間」に聞こえる「ピアノの調べ」。「ベッドシ-ン」で聴こえる「曲」。「一夜限り」の絆で「死ぬ音」だからだろう。『ターミネーター』が何で僕の「生涯の映画」なのか「自分が知らない自分」にまた一つ気づいた。




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日記「今日見た映画 2003」1『ターミネーター3』
日記「今日見た映画 2009」1『ターミネーター4』
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画像 2020年 2月