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先日のTwitterより。
かずのすけ@kazunosuke13僕が今まで生きてきて「こんなところに?!」と驚いたアトピー悪化要因に順位付けするとしたら 1. 柔軟剤 2. 石けん 3. 衣類洗剤 4. ヒート○ック(化繊肌着) 5. シャンプー 6. トリートメント 7. ボディソープ 8.… https://t.co/RnqKDH4E5U
2018年01月23日 19:49
このつぶやきは結構反響がありましたね~。
色々引用などでご意見も頂きましたがあえて各内容について詳細に説明はせず、基本的にスルーしました。(苦笑)
中には「経皮毒だ!みんな気をつけよう!」とか、
逆に「経皮毒とか胡散臭い」みたいなこと言われたんですが…
もう反論するのも面倒くさいです(;^^A
僕が何年前から「経皮毒は嘘っぱちだよ」と主張し続けてると思っているのでしょうか…苦笑
まぁそれは置いておいて、
各内容について説明をしていないので「どういうことかな?」と思った方も居たと思います。
今日はこちらの内容をできるだけ簡単に補足していきたいなと思います(^_^)/
◎「食べ物」や「医薬品」はあえて抜いてます
あ、これ最初に言っておかないと色々誤解がありそうなのですが、
このランキングは食べ物や医薬品は最初からあえて抜いてました。
僕はあまり食べ物のアレルギーとかはないので元から食べ物で明らかにアトピーが悪化したなと思ったことは元々ありません。
ただ中には食べ物が原因でアトピーが出てしまう人というのは居ます。
まぁその食品にアレルギーを持っている場合がほとんどなので、
これは結局その人の体質に依存しますから書いても仕方ないかなと思っています。
ただアトピー関係なしに食べ物が肌荒れの原因になりやすいことは事実で、
これは昔下記のような記事も書いてますので良ければ参考にしてみて欲しいです。
▶【肌荒れしやすい食べ物ランキング】 肌荒れの原因は「難分解性油」?!
あと、
僕は実質的にアトピーが最大に悪化してしまう原因はなんだ?と問われたら、
声を大にして「ステロイドの乱用です」と答えます。
先日も書いたようにアトピーというのはあくまで「肌が弱い体質」の究極系であって、
それ自体は別に病気でも疾病でもありません。
肌荒れを誘う原因を特定してそれを避けていけば、薬など使わずともアトピーの発症を防ぐことは可能です。
でもその原因に対処せずに無理矢理炎症を抑えようとするとステロイドという薬に頼る必要がある。
ステロイドは言わずと知れた強い副作用を持つ薬です。
その特性を理解せずに強力なものを長く使い続けると
免疫力が低下したり血管が拡張したり、正常な皮膚が生成されなくなります。
結局アトピーの重症例というのはステロイドの副作用によって起こっているので
一番悪化させてしまう原因は、「ステロイド」と言わざるを得ません。
まぁ知っている人は知ってることだと思うので「こんなところに?!」と驚くものではないかなという気も(^^;)
◎「柔軟剤」について
僕のブログではず~っと言っていることですが、
「柔軟剤」は肌荒れの原因になります。
界面活性剤の中でも最も毒性や刺激の強い「陽イオン界面活性剤」を主成分に配合しており、
・流しても衣類に残留する製品仕様
から衣類に付着した成分が汗などに溶け出して皮膚に触れると刺激の原因になります。
「やわらかい方が肌に優しい」と思って使っている消費者も多く、
そういう意味で結構な驚きがあるアイテムだと思います。
柔軟剤を使わなくしてからというもの身体が無性に痒い毎日(特に就寝時)から一気に改善されたのが強く印象に残っていて、
個人的には「そんなところに?!」と驚いたアトピー悪化要因第1位でした。
◎「石けん」について
そして言わずと知れた(?)『石けん』が第二位。
未だに「無添加石けんが一番肌に優しい」と本気で信じている層が一定数居ますが、
洗剤の性質を色々研究すると、
「石けん=低刺激」は絶対にありえないことが分かります。
無論普通肌以上の人たちには問題なく使える場合も多いですし、
ある程度品質を高めた化粧石けんもあるのでそれはそれですが
基本的に石けんは「アルカリ性」「高脱脂力」の陰イオン界面活性剤で、
特にアルカリ中和機能の低いアトピー肌の人には全く向かない洗剤です。
僕も昔はず~っと石けんで顔も身体も洗ってましたが、
常にカサカサ、洗い上がりはつっぱり、どこかしら痒い…
そんな感じ。
それである時酸性石けん(※)のボディソープ(ココイルボディソープ)をそのまま洗顔として利用してみたら、
あらびっくり「全然乾燥しないじゃん…(*_*;)」ということで今のオフスキンケア発想のきっかけが爆誕したわけですね。(^^)v
※酸性石けん…正式には「ラウレスカルボン酸Na」という成分で比較的最近実用化されるようになった洗浄成分。石けんのようにさっぱり洗うのに弱酸性で肌に負担になりにくいのが特徴です。
それまで身体にも石けんを使っていたのをボディソープをそれに変えて、明らかな改善があったため顔にも使ってみることにしたのです。
さすがに「ボディソープ」だったので最初は抵抗もありましたが…(苦笑)
今では「良いボディソープは当然顔も洗える。」というのが僕の持論です。笑
◎「衣類洗剤」について
これね、よく間違えられがちですが、
実際には衣類洗剤の「洗剤(界面活性剤)」はそんなに肌荒れの一因になることってありません。
普通の洗剤は柔軟剤と違ってあまり衣類に残留しないので、
ちゃんとすすぎをしっかりすれば普通の市販洗剤の洗浄剤の残留によって肌荒れが起こることは稀です。
ただ衣類洗剤が原因でアトピーが悪化するのは事実です。
これは、一緒に配合されている「添加剤」にかなり問題があるからです。
例えば最近だと、「柔軟剤配合」というタイプもありますし、
「酵素」や「蛍光増白剤」、「漂白剤」などの成分を一緒に入れている洗剤がかなり多いです。
柔軟剤はもう説明しましたが、
例えば「酵素」というのはタンパク質分解酵素のことなので
衣類の角質汚れだけじゃなくて皮膚そのものも分解したりするので
衣類に残留しているととても痒いです。
蛍光増白剤は光を受けると化学反応で蛍光を放つ特性があるので、
肌の真上で化学反応を起こされてアトピーに負担がないはずはありません。
漂白剤は、、過炭酸塩や過酸化水素などが使われていますが、
これらは酸化反応によって色素を分解するので衣類残留するとこれまた痒みの原因になります。
洗剤を使うならそういった残留性の成分が少ないものか、
(ちなみに粉石鹸は結構残留しますので注意)
肌に負担が少ないおしゃれ着洗剤で洗うのが最善です。
◎「ヒート◯ック(化繊肌着)」について
化繊肌着はホントにアトピーの人は痒いと思うのです。
昔は何も考えずに着てて痒いなぁと思っていましたが、
理由を考えるとなるほどという感じもあります。
▶【ヒート◯ック】でボディ肌荒れ…化繊が肌に刺激になる原因とは
『帯電列』の関係でポリエステルやアクリルなどの化繊は、
肌と密着すると微弱な静電気を発生するのでこれが刺激要因になります。
あと、
乾燥を誘引する原因について「吸湿温感だから」という意見もありますが、
専門家の見識ではこれは完全に否定されています。
実は父が繊維系の企業に勤めているので聞いたのですが、
化学繊維はプラスチックの仲間なので水分の吸水性はとても低く、そもそも肌の水分を吸ってしまうという点はあまり考えられないそう。
ただしこれらのプラスチックは石油から作られているので「油」と仲がよく、
肌の表面の皮脂などを吸着する性質が結構高いのだそう。
つまり水分を奪うから乾燥する…のではなく、
皮脂を奪うから乾燥するということなのだそうです。
アトピーじゃなくても乾燥肌の人にもあまりオススメできないですね(^^;)
ちなみにかずのすけは最近は無印良品さんの綿90%+毛10%の肌着着てますがすごく暖かいですよ。笑
◎「シャンプー」「トリートメント」について
肌にすごく気を使っているのに、シャンプーやトリートメントを全然気を使わない人は凄く多いです。
シャンプーもトリートメントもどう頑張ってもやっぱり肌に流れてくるので、
成分がイマイチなものは身体や顔、髪の生え際、首、背中などのアトピー悪化要因になります。
特にシャンプーは市販のものだと肌に刺激の強い成分(ラウリル硫酸アンモニウムなど)を使っているものがありますし、
アトピーである以上市販の安価なシャンプーは使用しないのが懸命です。
できるだけサロン専売品の低刺激のものか、
市販でも敏感肌に配慮して作られているものはあるのでそちらを選びましょう。
市販だとクラシエさんとかの商品はとても優秀です。
それと「トリートメント」もとても大切で、
トリートメントの主成分も柔軟剤と同じ成分(陽イオン界面活性剤)ですので…。。
この流し残しが肌に残ると肌荒れの原因になる場合があります。
基本的に身体を洗うのはシャンプー・トリートメントをした後、が鉄則です。
◎「ボディソープ」について
市販のボディソープって主成分が「石けん」もしくは「ラウレス硫酸Na」などの洗剤がほとんどです。
なのでアトピーの人だと市販製品はどれを選んでも肌が痒いです。
一般人向けの洗浄力はアトピー肌には負担が強すぎます…。。
正直身体の汚れはそんなに汚くないので、
アトピー肌の人は身体は洗剤で洗う必要はそんなにないかもしれません。
僕も泡を使って洗うのは特に汚れやすい一部分だけなので
基本はお湯洗い。
シャンプーとかトリートメントの流し残しを考えて首や背中をアミノ酸系の洗顔料で軽く洗うことくらいしかしません。
いきなりお湯洗いが厳しいと思う場合は市販の『ベビーソープ』を使ってみるのも手です。
かずのすけ@kazunosuke13ただしむちゃくちゃ洗浄力の優しいものばかりなので大人の肌で毎日使用するとくすみなどが溜まりやすくなることも考えられます🙌🏻毎日使用するのではなく2日に1度など使用頻度を調節すると快適に利用できると思います💡あと乾燥時期の低刺激のハ… https://t.co/2VKMZ91nuq
2018年01月21日 14:27
◎その他について
『花粉』→昔凄く花粉で肌荒れましたが、セラミド塗布でかなり改善しました。
『化粧品』→アトピーの人は基本的に市販品の普通の化粧品は合わないと思います(^^;)
僕も使えるものがほとんどないので探すのに苦労します…。。
場合によっては何も使わない方がマシという場合もありますね。
『香水』→かずのすけは全く使用していません。
最初使えてもすぐにくしゃみが止まらなくなって次第に身体が痒くなるので、やはりアトピーの人は常人よりアレルギーになりやすいのかなと思います。
いっそ香水や香料系のものは何も使わないのが無難かと思います。
(香水や柔軟剤のニオイが凄い人がお隣に居たりすると本当に困ります…。。)
『食器用洗剤』→これはアトピーというか凄い手荒れの原因で、
かずのすけも手荒れが昔すごかったのですが洗剤を使うときは手袋使用で一気に改善しました。
『ファ◯リーズ』→詳しくは以下記事参照のこと。
▶【ファブリーズ】&【リセッシュ】使うならどっち!?成分を比較してみた
陽イオン界面活性剤のうち第四級アンモニウム塩を主成分にしているので、
衣類への噴霧による皮膚暴露や吸入などでの問題が考えられます。
あと軒並み香料も沢山配合されているので、アトピーを自覚している場合は別の商品(リセッシュ等)を選びましょう。
という感じで、
あくまで僕の主観に基づいてランキング化してみましたが
大体この辺を避けたり気をつけて商品を選んでいれば日常的にアトピーが悪化していくことは少ないと思います。
あと勘違いしてほしくないのは、
ここに挙げているものを全部使ってはいけないというわけではなく、
「使うときには特に成分にも注意して欲しい」
というのが僕の本意です。
別に柔軟剤も肌に優しいものもありますし、
ボディソープやシャンプーや化粧品などもアトピーでも使えるものは沢山あります。
「アトピーや敏感肌だから美容や化粧品を楽しめない」
と思い込んでいるとしたらそれはとてももったいないことだと思います。
確かに普通の人よりは沢山のことを考えなければいけないし面倒なことも多いですが、
数ある商品の中から自分でも使える稀有なアイテムを見つけた時の喜びって、
アトピーじゃない人には分からない幸せのひとつの形なのかな
と僕は最近思うようになりました(*^_^*)
そういう化粧品や美容の楽しみ方もあっていいはずかなと。
というわけで以上、
今日のお話はアトピーだけでなく慢性的な肌荒れとか敏感肌に悩んでいる方にも参考になるのではないかと思います!
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