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▶柔軟剤の柔軟成分【陽イオン界面活性剤】を比較してみる(前編)
というわけで先日まで柔軟剤の成分比較の企画をやってみました!
なんだかんだ色々見てみてもホントに良い成分の柔軟剤ってあんまりありませんね^_^;
特に市販価格帯だと10個買って2個当たるかどうかって感じですからね。
もちろん成分知ってればなんということもありませんが。
ところでその後色々探した結果ですね、
『ラ・コルベイユ』
という柔軟剤を発見しましてですね。
ラ・コルベイユ オーガニックランドリー 無香料 ノンシリコン柔軟剤
1,080円
Amazon |
こちらの柔軟剤、
なんと低刺激の第3級アミン塩(アミド型アルキルアミン塩)系柔軟剤でありつつ
さらに『無香料』というとても素晴らしいアイテムなのです!!!v(^∇^)v
ついに見つけましたよ~!暫定最も低刺激に使えそうな柔軟剤No.1です(^o^)ゞ
同じシリーズで天然精油入りのものもあるみたいですけどね。
精油も全く無配合の柔軟剤で第三級アミン塩系とはとてもめずらしいです。
まぁ普通の柔軟剤が600mlで300円~600円くらいが相場なので
確かにやや高額という難点はあるものの(シャンプーかトリートメントくらいの価格してますね。笑)
柔軟剤としてはとても安心して使えそうな商品だと思います。
低刺激柔軟剤をお探しの皆様、是非こちらもお試し候補に入れておいて下さい(^^)ゞ
さて話は変わりましてですね、
柔軟剤を比較しましょう!なんて記事書いたは良いものの、
実はかずのすけ、ここ数年は柔軟剤を全く使用しておりません。(爆)
オススメしておいてなんですが、
僕の生活上では柔軟剤を使う機会はほぼありません。。。
この企画のために買いましたが今まで柔軟剤はうちには一本もありませんでした。
なのでどれが1番使用感が良いのかとかはちょっと比較できません^_^;
一応今日さっき洗った台拭き用のタオルにはラコルベイユ入れて洗ってみましたが、
(汚れ物で陰イオン系で洗ったので)
僕は基本的に肌に触れる衣類やタオルには柔軟剤は絶対に使いたくない人なんです。
まずこれにはいくつか理由があります。
- 柔軟剤を使うと吸水性が落ちる
- 柔軟剤を使うと肌が痒い
- 柔軟剤の香料がきつすぎて気持ち悪くなる
- そもそも柔軟剤を使う必要性がない
- (柔軟剤は環境に悪い)
繊維表面に油の性質をまとわせているからしっとりなめらかな質感を演出できています。
つまり柔軟剤で仕上げると、
繊維が油で覆われた状態になっているに近いということなんです。
このため繊維そのものの親水性が大幅に低下して吸湿性が下がる・・・というわけ。
なので本来汗や水分などを吸収するために使う肌着やバスタオルなどを柔軟剤で仕上げるのは、
本来の用途に反しているのではないか?と僕は思うわけです。
肌着が吸湿してくれない場合小さいお子さんでは汗疹などの原因になりますし、
タオルは水を吸うためのものですよね。
もちろん使用量を調節すればまぁ大した吸湿性の低下にはならないのは重々承知ではありますが、
やっぱりなんだか変だなぁと感じてしまうのですよね^_^;
ちなみに買ったばかりのタオルなどは、
触ったときの感触を柔らかく仕上げるために予め柔軟剤を使用しています。
なので買いたてのタオルは吸湿性が低いですよね。
一回洗わないと使い物にならないものも多いと思います。
ちなみに「抗菌タオル」とか言うのも実は単に陽イオン界面活性剤で仕上げているというだけのものが多いと思われます。
陽イオン界面活性剤…特に第四級アンモニウム塩には強力な抗菌作用があるので、
これで仕上げたタオルは全部抗菌タオルになりますからね;苦笑
うちの父が繊維系のメーカーに勤めているので聞いた話ですが
繊維製品の品質表示には『処理剤』は書く必要がないのですね。
なので品質表示表には「綿100%」とあっても、
樹脂や陽イオン界面活性剤などの処理剤が平気で使用されている場合が大半です。
僕はこれは非常に気に入らないルールだなぁといつも思います・・・。。
◎柔軟剤を使用した衣類は痒みや肌荒れの原因に?!
ちょっと話がそれましたが、
正直最も大きな理由が2番の「肌が痒い」という点です・・・。。
これは前回記事でも散々言った話ですが、
柔軟剤の主成分である『陽イオン界面活性剤』は皮膚刺激がかなり強い成分なのです。
これは低刺激型の第三級アミン塩といえど強弱はあれど
陽イオン系の成分である以上ある程度の肌ダメージはあってしかるべきと僕は思っています。
もちろん普通の肌質の人はほとんど何も感じないと思いますが、
特にアトピー体質の方はかなり注意が必要で
僕自身背中や臀部などに広く発症していたアトピーの炎症が
柔軟剤を一切やめてから見る見る改善した経験があるので
柔軟剤が原因で身体の痒みを感じている人は少なくないと考えています。
柔軟剤成分というのは上でも書いたように
「繊維に残留して質感を調節している」
というものなので、
汗などをかくと汗に溶け出して皮膚に吸着して刺激を与える原因となってしまいます。
洗剤は洗い流されるのが基本ですが
柔軟剤は繊維に残留しているので
その影響度の大きさは洗剤の比ではないと僕は思います。
なので肌を拭くタオルや肌着などには絶対に使いたくないのですよね^_^;
自ずから肌着やタオルを肌に刺激を与える物質に変えていると考えると、
なんだか柔軟剤使う気無くしませんか?苦笑
◎柔軟剤、香りキツすぎ問題
次に3つめですが、
ほとんどの柔軟剤が香りキツすぎですよね??
なんであんなに強い匂いを付ける必要があるんでしょうか・・・。。。
市販品で無香料の柔軟剤などほぼ売ってませんし、
包装の箱を開けた瞬間ボトルの蓋を開けてもいないのに周囲に充満する香りって、
本当に人の健康な暮らしに必要なものですか?
香料は加えてもそれは別に構わないとは思うのですが、
やはり香害問題も叫ばれている昨今の事情を考えれば
(▶「香りブーム」に潜む危機!? ~香料の有毒性と「香害」について~)
もっと微香性とか無香料のものを選べるように作って欲しいなぁと僕は切望してます。
少なくとも市販の柔軟剤は匂いだけでも使う気になれません。。
ちなみに香料の問題を指摘すると、
天然精油でもまぁデメリットは似たようなものです。
ただ精油は持続性が低いものが多いので柔軟剤に配合する場合は
洗った後はほぼ無香になっていると思います。
◎「とあるアイテム」を使えば柔軟剤はそもそも必要ない?
・・・という話をするともちろん
「柔軟剤を使わないとゴワゴワでどうしようもない!」
とツッコまれるのですが・・・
実は柔軟剤なんて使わなくても繊維がゴワゴワにならない方法があります。
それが何か?というと
これも何度も取り上げている話ですが
『おしゃれ着洗剤』
で肌着やタオルを洗えば良いんです。
繊維のごわつきは静電気を与える陰イオン界面活性剤のせいで発生しているので、
そもそもから繊維に静電気を与えない洗剤を使えば
衣類がごわつくことはありません。
ですから柔軟剤がそもそも必要ないというわけ。
「おしゃれ着洗剤」というのは静電気を与えない『非イオン界面活性剤』を主成分にしてるので、
どれだけ洗っても繊維を痛めないしごわつきも殆どありません。
ちなみに僕が今も使っているバスタオルは18歳のときから使っているので
今年で9年目ですが未だ現役で活躍中です。
おしゃれ着で洗い続けているので痛まないんですよね(^_^)v
まぁ詳しくは上の記事を見てみてくださいね!
ちなみに上記記事では「ニオイが出るのが難点」という話をしているのですが、
何が理由なのか今年の夏は一度もニオイが発生せず、ハイターの出番もありませんでした。
う~ん不思議・・・。
ちなみにかずのすけは常に「エマール」しか使っていません。
まぁ香料入りな点が非常に気に入ってないのですが
なんだかんだこれが1番使いやすかったですね(;^o^)ゞ
ファーファとかも使ってみたんですけどね~。
なんだかんだ1番安心して使えてます。
非イオン界面活性剤は静電気を与えないだけでなく皮膚刺激や毒性がほぼゼロなので
アトピーの方や小さいお子さんでも全く刺激を感じることなく使えるのが素晴らしいです!
◎柔軟剤は環境に悪い!
あと最後にこれはまぁあんまり大きな声で言うのはどうかなと思うんですが、
柔軟剤の陽イオン界面活性剤って環境負荷が凄く大きいんですよ(^_^;;)
だって主成分それそのもの抗菌剤や殺菌剤ですから、
水中の微生物にもダメージが凄く大きいのです。
元々これがとても問題視されて昨今では生分解性を高めたエステル化されたものが基本にはなってはいますが、
そもそも酵素分解されやすくしたとしても生物へのダメージはあまり変わらないんですよね。
(エステル化している部位とダメージに働いている部位が全然別物ですし;)
まぁだからと言って今すぐ使うのやめるなんて無理ですし、
そんなに言うほど環境汚染が進んでいるかというと今のところ目に見えるほどではないですので
その辺は大企業の管理でなんとかしていると信じたいですね。
◎柔軟剤は本当に必要なのか
というわけで長々と語らせていただきましたが、
最終的な僕の立場としては
いかに第三級アミン塩だろうと柔軟剤を積極的に使う必要性は実際ないんじゃないかと考えています。
もちろん学生さんでスポーツをされてるお子さんをお持ちのご家庭など凄い汚れものが出る場合は
陰イオン系の強力な洗剤が必要になりますから
これを処理するために柔軟剤が必要という場合ももちろんあるかと思います。
ただ昨今の風潮だと
「とりあえず柔軟剤入れとけ」
みたいなところがあるので、
こういうのはどうなのかなと僕は思います。
柔軟剤の成分は実際あまり身体に良い物ではないので
使わなくてもいいならばできるだけ使用しない方向性が本来あるべき形なのではないか
というのが僕の意見です。
もちろん柔軟剤大好きな方もおられるとは思うのでそれは個々の判断のもと使用して頂ければ良いと思いますが
柔軟剤というものが単に繊維を柔らかくするだけの成分ではなく
様々なデメリットを持っているということを必ず知っておいて頂きたいのです。
特に肌の弱いお子様をお持ちの方やアトピーのご家族が居らっしゃる方は
今一度『柔軟剤』というものをじっくり考えてみて欲しいと思います。
以上、いつものごとく大変長くなりましたが
柔軟剤に関する特集は今回の内容で一旦締めさせて頂きたいと思います!
また気になる点などご質問事項等あればお気軽にコメントをお寄せください(^^)ゞ
それでは!
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