こんにちは、リノベーゼです。
前回ブログで、解体及びスケルトン状態の我が家の実例写真を公開しましたが、
今回も更に写真で工事の進捗を説明しますね。
まず、スケルトン状態で真っ裸の床に、排水管を配管します。
↓でも解説したように、少しずつ勾配をとって専有部排水管(枝管)を
横方向に走らせ、縦に貫く共用部堅排水管(本管)までつなぎます。
(我が家は最上階なので、本管は途中で途切れていますが、
普通は床から天井まであります)
この枝管ですが、オススメなのは↑のような焦茶色の
「耐熱性硬質ポリ塩化ビニル管」です。
よくあるグレーの「硬質ポリ塩化ビニル管(塩ビ管)」に流せるのは60℃までで、
高温水を流すと継手接合部で破断したり脱管したりすることがあるそうです。
食器洗浄機を使用・又は将来的に使用するかもと言う場合には、
せっかくの機会ですから耐熱性のものにしておいた方が、日頃の茹でこぼしの時にも
安心ですよ
↓写真の中央右手に写っている各種配管(水色が給水管、オレンジ色が給湯管)も、
昔の鉄や銅の管のような錆やつまりの心配がなく、一新されて安心!
写真左手の白い大きな箱はユニットバスです。
大きいので、工事の早い段階で運び込まれることが多いそうです。
天井になる所や壁になる所に使われている銀色の棒は軽量鉄骨です。
細い木材が使われる場合もあります。
軽量鉄骨だと、先々自分たちで壁に釘を打ちたい時に困るのでは?と調べてみたら、
「軽天ビス」と呼ばれるものがあるのですね。
軽天ビスは木材に対しても使えるそうで買って困ることはないとか、
ちょっとホッとしました
この写真↑(ベランダ側からリビング方向)を見ると、
リビングの勾配天井や新設したロフトの床の様子、
新たに作られた二重床の段差(25cm)がよくわかると思います。
こうした軽量鉄骨或いは木材の間柱(まばしら)の上に、石膏ボードを貼っていきます。
石膏ボードは不燃性で遮音・断熱性に優れているのと、
何と言っても工事材として(切ったり貼ったり)扱いやすいのですが、
後から釘を打てないので、重たい物を取り付ける際にはベニヤ板等で補強下地を入れます。
↑の写真では、エコカラットと言うタイルを貼るために白い板が使われています。
その右側に貼られているのが石膏ボードです。
将来的に手すりを付けたいとか、DIYで棚を取り付けるかもなぁ、と言う個所には、
是非、立面図で指定して補強下地を入れておきましょう。
その際には”天井から〇cm”などの細かい指示もした方がいいです!
我が家は指定の仕方が甘くて、いざ釘を打とうとしたら
石膏ボードだった、ことが・・・
ちなみに、「エコカラットの部分貼り」については
オススメの施工方法がありますので、また改めて書こうと思っておりまーす
(追記:エコカラットについては、こちら↓の記事に書きましたよー)
次回は、「床材」について書きます。
扉やキッチンなどの設備の「色」選定にあたって、私は「床材の色」を基準に
決めていきました。
その理由を詳しくご説明致しますねー。
私がリノベーションするにあたり、
購入したものをまとめたROOMを作りました。
少しずつ増やしていく予定です。
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