二人暮らしの夫婦が、中古マンションを購入してリノベーションした記録です。
段差だらけの築30年弱のマンションをバリアフリーにするためにネット情報等を勉強、
「スケルトン」状態にして床全体を上げるなどフルリフォームしました。
リフォーム研究のために読んだ数々のブログへのご恩返しになれば、と書いています。

 

 

 

こんにちは、リノベーゼです。

 

今回は、「スケルトン」状態の実例写真と共に、

ぃや~、これはマズッた!と後悔している工事時の注意点を書きますね。

 

 

 

マンションリフォームをする際には、管理規約に定めがあります。

・事前に図面を管理組合に提出して承認を受ける、 とか

・近隣の部屋の方々に、リフォーム工事の許可印をもらう など

そのマンションによって決められています。

 

 

我が家の場合、許可印が必要だったのは、

左右・下のお部屋(ウチは最上階なので上部屋はナシ)の3軒。

許可印は、リフォーム会社がもらってくれました。

(そういう仕組みになっているリフォーム会社がほとんどです)

 

 

ですが、別途それに先立って自分たちでもご挨拶の手紙と粗品を、

左右のお部屋と下階の斜めを加えた計5軒に持参しました。

 

管理規定よりも手厚めにご挨拶しておくに越したことはないですし、

実際、斜めのお部屋にも結構騒音がひびきますしね。

 

 

さらに、同じ棟の全部屋と、(渡り廊下でつながった別棟の)

同じ階の全部屋にも集合郵便受けに手紙を投函しておきました。

 

その理由は、工事の振動は同じ建物ならば離れた部屋にも

影響が出るかもしれない、と言うことと、

同じエレベーターを使うお部屋には何かとご迷惑を掛ける、

と考えたからで、これも良い判断だったと思います。

 

 

 

お住まいのマンションの構造によって、ご迷惑のかかりそうなお部屋は

違ってきます。

 

例えば一般的には、工事で主にエレベーターを使用する場合、

1階のエレベーター近くのお部屋にもご挨拶した方がいいと言われています。

(我が家の場合は主にすぐ近くの階段を使用したのでやっていませんが)

 

また、管理組合のリフォーム工事への関わり方が深いマンションならば、

理事の方々への対応も必要になるかもしれません。

 

こうした「どこにどういうご挨拶をするか」は、

前もってリフォーム会社にも手紙の内容と配布先を伝えて

認識を共有し、足並みを揃えることが大切です。

 

 

 

 

・・・と言う風に、結構考えて行動したつもりだったんですが・・・・・・・・・・・・・・・・・ぼけー

 

 

リノベーション工事の初日、

 

苦情の電話、殺到しました 

 

 

あ、我が家にかかってきた訳じゃありませんよ、

手紙にはリフォーム会社の受付電話の番号を記載して、

”お気付きのことがございましたらご遠慮なく”と書いておいたので。

 

 

苦情の内容は、とにかく騒音がスゴイ、と。滝汗スミマセン、すみません・・・

 

 

 

これはリフォーム会社も私たちも予想外のことだったのですが、理由として

 

・普段、とても閑静な住宅街である

・このマンションではスケルトンリフォームが(おそらく)初めてだった

・コロナの影響で在宅中の人が多かった

 

からではないかと思います。

 

 

 

その後のリフォーム会社さんの対応はしっかりしていて、

すぐにお詫びを入れると共に改善策をとってくれました。

 

改善策の内容は、

・休工事日は日曜・祝日のみだった → 土曜も追加

・無音時間を作って厳守する = 10:00~10:15、15:00~15:15の

それぞれ15分間と、お昼1時間は工事を中断する

・・・こととなりました。

 

 

ちゃんと対応してくれたのは良かったのですが、

その為に工期は大幅に延長せざるを得なくなり、

無音時間を確保する為には、前もって手を止める必要があるので、

現場の人にはとてもやりにくい工事になってしまったようです・・・・ショボーン

 

 

 

 

と言う訳で、今になって”こうしときゃー良かった!”と思うのは、

 

初日の騒音が大きいことを前もってお知らせしておく 

ことです!

 

私は、スケルトンリフォーム工事がしょっちゅうあるマンションに住んでいたので

慣れちゃっていたのですが、

初日の解体工事が一番うるさくて騒音が長く続くんですよねー。

しかも、我が家の工事当日はたまたま手の空いた大工さんが多かったとかで、

大人数でぐわーっとやっちゃったらしいんですよ・・・ガーン

 

 

なので事前に、〇月〇日はウルサイです、すみません、と通知しておけば

ある程度覚悟して下さるとか、どうしても都合が悪い場合に日程変更に応じるとか、

その後の大幅な工期延長は避けられたのでは、と思うのです。

私たちも(仕事の都合でまだ引っ越してませんが)今後のご近所づきあいに

響く事柄だと思いますし。

 

皆さんも私たちの二の舞にならぬよう、お気を付け下さいませ~にやり

 

 

 

ちなみに、解体工事とはどんな感じかと言いますと、

ひとことで言えば、”ぶっこわし”です。

特にスケルトンリフォームの場合は、残しておくもの=気を使うもの が無いので、

心置きなく叩きこわします。

 

↓途中の写真です

 

 

 

 

これが、↓こうなります

 

 

 

↑で、「キッチン換気扇用排気管」と書いてあるのが、↓で問題になったヤツです。

 

 

 

 

また、「共用部堅排水管(本管)」と言うのは、↓で解説したもので、

我が家は最上階なので途中で途切れていますが、通常は天井と床を貫いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

新築と違ってリフォームの場合は、

必ずしも事前の設計図通りに工事が出来る訳ではありません。

むしろ多少なりとも変更になることの方が多いようです。

 

スケルトン状態にして、「開けてビックリ」なことがあったり、

時には排水管の位置関係で予定よりも床を低く出来るラッキーがあったり。

 

 

いずれにしても、ここでようやく最終図面作成のスタートにつけた、そういう段階なのです。

 

ここからが長い上に、「即決断」が求められる場面もあったり、の本番です。

 

 

 

 

 

次回はもう少し、スケルトンの時でないと見られない、

そんな個所の実例写真を公開致しますーてへぺろ

 

 

 

 

 

 

 

 

私がリノベーションするにあたり、

購入したものをまとめたROOMを作りました。

少しずつ増やしていく予定です。

↓のバナーをクリックして下さい音譜