野心家サラリーマンの昇給・昇進スキルアップ講座 -5ページ目

つらくてめげそうなときの、凡人サラリーマンはどうする?


こんにちは、イナミネです。

がんばって、仕事をやればやるほど、めげることもあります。

「こんなにがんばっているのに、認めてくれない」

「こんなにレベルを上げているのに、怒られる」

「俺の何が悪いんだ。あいつのどこがいいんだ」

などなど。

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「ストレッチ」という考え方があります。

文字通り、引き伸ばすわけですが、ここでの対象はその人の能力です。

人は驚くほどの潜在能力があるといわれます。

たとえば、赤ちゃんはわずか1年で、言語を覚えてしまいます。

中学校受験する子供は、1年で、そこらの大人が解けない算数の問題を楽にこなします。

自衛隊に入って、厳しい訓練をつむと、きびきびと見違えるような青年になって帰ってくるといいます。

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このように、ある期間、鍛錬をすると、自分でも驚くようなことができるようになっています。

つまり、「ストレッチ」されているのです。

つらい、めげそうな期間も、見方によれば「ストレッチ」が施されている期間とも考えられます。

業務の処理能力、交渉力、対人関係形成、設計能力、などなど、がこのつらい期間に、ぐっと引き伸ばされているわけです。

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有名な成功した企業人も仕事や過去の偉人も、このつらい時期のストレッチが必ずあります。

よっぽどの天才ならばまだしも、不遇の時期を耐えて、蓄積してきた能力が花開くコツコツ型の秀才はたくさんいます。

逆に言えば、この方法しか、天才ではない一般の人が成果を得る方法はありません。

たとえ、上司や周囲の理解がえられなくても、自分が成長のためのトレーニングをうけているのだ、と思うことは結構励みになりませんか?

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のし上がる決め手

こんにちは、イナミネです。

私は、技術者として会社での職歴をはじめましたが、そのあと、企画職に異動になりました。

それが、30歳くらいのころ。

そのとき、上司になった人が教えてくれた、痛烈な一言があります。

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「キャリアアップしていくなら、必要なのは、段取りをつける実務能力、数字を読む力、そして交渉力だ」

技術者で入った私には、回路を設計する技能や、もっとわかりやすくに言えば発明能力みたいなものこそが重要だと思っていました。

「交渉力がないと上に上がれません」

というようなことは、会社のなかでははっきり教えてくれないもののひとつです。

他にも、このブログで書いているような、段取りのし方、対人関係の作り方みたいなものは、なぜかまとまった指導はしてくれませんよね。

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「交渉力」は、社内向けにも、社外向けにも必要なものです。

社内向けは、社内調整とも言われますし、社外向けは、それこそ「交渉力」という表現でしょうか。

交渉は、こちらが成し遂げたいものに、相手に協力させることです。

一緒に、よい目に会おう、という望ましいものもあるし、

結論的には、脅して従わせるというものもあります。

ある、というか実際は必須です(笑)。

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営業の「売り込み」も、

社内の管理部門への無理強いも、

部下が嫌がる仕事を依頼することも、

上司の難題をうまくかわすのも、

もちろん、値引きさせるのも、値上げするのも

すべて、交渉ですね。

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想像力は、身を助ける

こんにちは、イナミネです。

仕事をするにあたって、どんな風にシミュレーションをしていますか?

シミュレーションは、想像力です。

順当に進める場合と、もしもの時に対応する、両方の想定をする必要があるという記事を書きました。

仕事が上位職になってくると、だんだんその視野を広げていく必要が出てきます。

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たとえば、営業がお客さんにプレゼンテーションに行くというケースを考えて見ます。

自分が営業担当ならば、考える範囲は、

・お客さんの情報

・プレゼンテーションの内容、手順

・プレゼンテーションにもっていくもの

・プレゼンテーションの結果として、次のステップの入り口を用意する。

ということになります。

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上位職になれば、自分だけではなく、複数のメンバーのチームでの成績アップを目指す必要があることから、

・お客のエリアはどこか

・お客に訪問していく順序

・プレゼンテーションの内容のレベルアップ、平準化

・誰に担当させるか

といったことも視野に入ってきます。

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いろんなことを、広い視野で想像して、シミュレーションしてみること。

それを下っ端のうちから、トレーニングしていくこと。

「気が利く」「使える部下」のポイントです。



<関連記事>
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