野心家サラリーマンの昇給・昇進スキルアップ講座 -21ページ目

説得は、相手の脳みそにイメージを浮かべさせれば、勝ち

こんにちは、イナミネです。

震災から、2週間がたちました。

いろんな大事件が続けざまに起きて、自分たちがいかに幸せだったかを改めて感じます。

電気も放射能も、予定通りの電車も、ガソリンも、野菜も。

日々の生活の、ほんの当たり前が感謝すべきことであることを、もう一度認識させられますね。

■■■■

さて、プレゼンテーションの一連の流れをご紹介しました。

プレゼンテーションの、最終的な目的は、カンタンに言えば「説得」です。

説得することに、いろいろ尾ひれをつけたのが、プレゼンテーションと、言ってもいいと思います。

■■■■

社内のプレゼンテーションもそうですが、もっと身近なのは、営業ですね。

「この商品を買えば、痩せます」

「このサービスで、永久脱毛できます」

「この通信教育で、資格がとれます」

というのも、説得です。

■■■■

説得のポイントはいろいろありますが、相手に「達成したときの自分をイメージさせる」ことが最大だと思います。

社内の商品会議だと

「商品が発売されて、大反響を生むイメージ」

「さまざまなシナジー効果で、利益が膨らむイメージ」

だったり、ものづくり好きのメーカーの経営者だと、

「かっこいいモノが動いている」

「物欲を掻き立てるデザインの製品がそこにある」

iPhoneやiPadなんか、典型ですね。

■■■■

営業の場合だと、

儲かりそうな投資信託では「毎月xxx万円が入ってくる」

エステの広告ならば、「すべすべの肌の自分」

英語会話教室なら、「かっこよく、外人と真剣な議論とジョークを交わす自分」

など。

■■■■

こういうイメージを、説得相手の、頭に浮かべさせれば、相手はぐっと、心が動き始めます。


自分でも、そんな経験ありませんか?

その商品を身につけているときの自分をイメージして、思わず買ってしまう。

要はこれです。

そのための、写真、キャッチフレーズ、プレゼン資料なのです。

いろいろなリクツも、「脳内イメージ」をわかせる道具でしかありません。

イメージがわかない説明は、失敗なのです。


<関連記事>
誰でもできる、プレゼンテーション(その1)
誰でもできる、プレゼンテーション(その2)
誰でもできる、プレゼンテーション(その3)
誰でもできる、プレゼンテーション(その4)

--------------------------------------------
読者登録歓迎しております。
いただければこちらからも登録します。お気軽にどうぞ。

◆コメント歓迎です

読者になる
--------------------------------------------

ケータイ電話のワナ

こんにちは、イナミネです。

つぎつぎ登場するソフトに振り回されるな、という記事を書きました。

今度は、ソフトではなく、ハードがヤバイ!(笑)というお話しです。

■■■■

最新のIT機器の代名詞はスマートフォンですが、通常のケータイでも十分、いろんなことができます。

このケータイ、頼りすぎると段取りがヘタになります。

例えば、待ち合わせを 「渋谷駅で6:00くらい、場所は適当に、ケータイで」と決めたとします。

この時点で、場所は確定していないことになります。

直前まで連絡しないで、突発事項に巻き込まれます。

上司に急に呼び出された。電池が切れた。客先から抜けられなくなった。つながらないエリアにいる。

ケータイで連絡出来ないケースはいろいろ想定されます。

直前になればなるほど、こういう事が起きると手が打てません。

そうすると、結局場所が決まっていないので、この待ち合わせは流れてしまいます。

■■■■

突発事項が起きたときには、柔軟に対処をするとして、決めるべきことはまず決めておく。

「渋谷駅のモアイ像で、6:00に。何かあれば連絡する」

としておけば、時間と場所は決まっているので、双方とも、まずはその時間に場所に居られるように、行動の方向が決まります。

■■■■

ケータイは、いつでも、どこでも会話ができることが売りです。

それがために、前もって決めなくてすむ、という気安さが発生します。

つまり、「意思決定」の先送りをさせてくれます

でも、決められることは、事前に考えて、決めておいた方がいい。

決まっていれば、そこまで関係者は行動をし続けられるからです。

ケータイがないころは、みんなそうしていました。

今でもやればできる。

決める、という面倒な仕事をやってしまうか、先送りするかどうか。

<関連記事>
意思決定がうまくなる方法
仕事の順序はどう決める?
「人に頼む」仕事術
即断即決はかっこいいか?

--------------------------------------------
読者登録歓迎しております。
いただければこちらからも登録します。お気軽にどうぞ。

◆コメント歓迎です

読者になる
--------------------------------------------

ITツール、陥りやすいワナ


こんにちは、イナミネです。

日常の業務では、いろいろなソフトウエアが使用されます。

私は、マイクロソフトのオフィスをつかっていますが、2年から3年に一回バージョンアップされます。

毎日お世話になっているインターネットエクスプローラやPDFのリーダーも、バージョンアップされます。

なにより、この種のオフィスソフトもインターネットのブラウザも、新しいモノがどんどん出てきます。

インターネットのブラウザソフトは、長らくインタネットエクスプローラが主流でした。

最近は、テレビにまで宣伝してタダで配っている、グーグルのchromaというソフトが話題ですね。

開発元の広めたい、売りたいという意図もからんで、ソフトはどんどん変わっていきます。

■■■■

注意すべきなのは、ソフトが変わると、操作が変わっていくということです。

マイクロソフトのオフィスは、バージョン3から、大きく操作画面が変わり、私の周囲ではたくさんの人が文句を言っています。

もちろん、使っているうちに慣れてくるのですが、それには時間がかかります。

がっくり効率が落ちる場合もあります

■■■■

このようなソフトは、業務をこなすための道具です。

我々は、業務でパフォーマンスを上げるのが目的。

最新ソフトを使って見せることが最重要ではありません(出来るフリをするという演出も否定しませんが。。)


道具は使いこなしてこそ価値があります。

必ずしも新しい道具に価値があるわけではなく、従来の方法に問題を感じなければ、そのままでもよいという判断はあります。

わたしは、メールソフトや画像処理ソフトは、長らく同じソフトを使っています。

新たに操作方法を覚える必要もないし、同じ加工をするだけなので、問題を感じないからです。

WindowsもVistaやWindows 7など、新たに出荷されていますが、私はいまでもXpです。

動作が安定していて、細かなチューニングも含めて操作に慣れているからです。

■■■■

逆に問題を感じたら、その問題に対応するためにソフトを変更します。

画像ソフトならば、よりきれいな圧縮画像がWebサイト作成に必要になったので、フリーソフトを入手しました。

様々な自動化ツールを使いたいために、新しいウェブブラウザーに乗り換えようとしています。

こういう新しいソフトも、使いなれたら、乗り換えるつもりはありません。

■■■■

道具に入れ込まない、道具に飛びつかない。

道具に早く慣れて、パフォーマンスを出したり、維持できるようになればよいのです。


<関連記事>
まずはカッコから、成り切り成功術
小技のスキルアップ:コピーの前の選択をラクに
ちんたら操作はもうごめん、マウス操作をスピードアップ
キーボードから手を離さない工夫?
キーボードショートカットを覚えよう

--------------------------------------------
読者登録歓迎しております。
いただければこちらからも登録します。お気軽にどうぞ。

◆コメント歓迎です

読者になる
--------------------------------------------