野心家サラリーマンの昇給・昇進スキルアップ講座 -20ページ目

人間関係を深める、3つの秘訣

こんにちは、イナミネです。

アメリカのいとこから、震災後にちょくちょくメールがきます。

ありがたいことに、状況を気にしてくれていて、短期の避難なら自宅に泊まってくれ、と言ってくれます。

うれしいのですが、こちらの平静さに比べれば、どうも反応がありすぎる。

海外のニュースでは、かなり日本の震災被害が誇張されているらしいという話も聞きました。

行った事のない、外国の情報というのは、えてしてこういうものかもしれません。

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何度も、記事にしていますが、説得能力は、仕事の武器です。

営業に、社内の融和に、さらに社内営業向けにも。

説得の一つの局面では、「相手に好かれる」という点が重要になります。

「相手に好かれ」ば、話も通じやすく、説得しやすくなります。

相手に好かれる」技術は、当然重要な能力なので、学術的にも研究されています。

心理学ですね。

心理学の研究では、主としてカウンセリングを念頭においていますが、ビジネスにも十分反映可能なテーマ。

これを何回かにわたって紹介してみます。

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「相手に好かれる」一つの筋道は、何かモノを上げるとか、金を払うではなく、どんな人でも持っているニーズを満たすことです。

それは、「認めて欲しい」という「自己愛」をみたすことです。


相手が自己愛を満たしてくれるとわかれば、だんだん相手を好きになります。

心理学の中では、この「自己愛」を満たす方法は三つあるそうです。

まず、一番め。

「相手の変化をほめて、認めてあげる。」
ことです。

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成功をほめる、または喜んで上げることで、「認められた」という自己愛が満たされます。

または、単になにか変化があったことを認めてあげる。

恋人の髪型が変わった

部下の仕事が手慣れてきた。

そういうものでも、少しほめてあげるだけで、結構喜ぶものです。

自分に置き換えてもなんとなく、実感がある人はいるでしょう。

これを、鏡機能というそうです。

すぐ使える簡単なテクニックですね。


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商品に違いはない、人にも違いはない

こんにちは、イナミネです。

新聞に、震災以外の記事が増え、テレビにもコマーシャルが戻り、バラエティー番組も復活しました。

少しづつ、元の生活が戻りつつあります。

でも、復興はこれから。経済的なダメージもこれからです。

考え方を変えれば、復興は、ある意味過去のしがらみからも離れられる機会です。

比較するのは不遜かもしれませんが、戦後の日本は旧体制がなくなって、新しい世代に社会の中枢を委譲したことによって、発展した側面もあるといいます。

よい方向へ変わっていきたいです。

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さて、以前、「他と強烈に差別化仕様」という無料動画の紹介をしました。

お店に、初めて何か買いに行ったとき、あなたはたくさんの陳列を見てどうしますか?

例えば、電気屋。

春なのでムービーを買いに行った。

パナソニックに、ソニーに、キャノンにビクター。たくさん並んでいます。

価格もいろいろ。

頭に浮かぶ質問は、「何が違うの?」「どれがいいの?」です。

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他人から見れば、人もそうです。

彼、彼女は「何が違うの?」「どれがいいの?」と見られています。それが人の本音。

不謹慎かもしれませんが、就職活動も同じでしょう。

「何が違うの?」「どれがいいの?」と見られ、エントリーシートで適当に足切りされてしまう。

新人も、転職希望のベテランも同じです。

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では、マクドナルドのハンバーガーや、ケンタッキーフライドチキンそのものは、他のハンバーガーと違うでしょうか?

コカコーラと、ペプシコーラ、そして他のノンブランドのコーラは違うでしょうか?

たぶん、食べ比べて見る、飲み比べてみないと、差はほとんど分かりません。

にもかかわらず、マクドナルドやコカコーラがダントツなのは、売り方、紹介の仕方、マーケティング、付随する物語が違うからです。

もっと典型的な例は、化粧品です。

成分などに各社の違いは無いといわれています。パッケージ、広告のコトバ、タレントさん、流通方法が違うだけ。

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人も、世間や社内でどう見られるかは、見せ方、紹介のされ方によって変わってきます。

特に、たくさんの同業他社、同じ職種の人がいる、「世間的にみて」の場合は、違いは重要です。

書店に行く機会があれば、最近のビジネス本や、新書の作者プロフィールを開いて見てください。

結構ドラマチックに、「貧乏フリーターが、マーケティングで1億円稼いだ!」などと書いてあります。

「物語」をつけようとしているわけですね。

能力アップとともに、自分の演出が必要な時代になりました。



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頭の中のイメージは金と名誉を生む。

こんにちは、イナミネです。

私たちは、いろんな情報に囲まれて、何がしか影響を受けています。

毎日流される、ACの人助けや挨拶を勧めるCMを見て、イメージを頭に創り出し、感化されます。

反発するイメージを持つ人もいます。

こういう情報が、日々の行動に影響を与えます。

私なんかは、電車中で妊婦に席を譲りたくて、出遅れてしまう中学生の、自分のふがいなさを嘆く表情に、共感してしまいます。

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頭の中のイメージは、人を動かします。

なりたいイメージや、やりたいイメージが、頭の中にあれば、それを実現しようとして動きます。

そのイメージが強ければ強いほど、実現しようという力が働きます。

小さい頃、野球選手やサッカー選手になりたくて、壁にボールをぶつけていたり、一人でドリブルしていた子は、クラブに入って、毎日練習をし続ける動機付けを持ち続けます。

本当に持ち続けられた子は、選手になります。

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それほど、強烈な、頭の中のイメージ。

相手に動いてもらうために、すなわち説得のために、相手の頭にイメージを作ってもらいます

その道具が、キャッチフレーズ、言葉、写真、映像です。

キャッチを聞いたいたときに、相手の頭に、イメージがわくか?

言葉を聴いたときに、相手の頭に、快感が走るか?

写真を見たときに、相手の頭に興奮が巻き起こるか?

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そうさせるためには、相手の関心事を知ることが必要になってきます

説得する相手の関心事。

利益? かっこいいモノを作ること? 贅沢な気分? 仕事が楽になる?

そういう関心事を事前に知っておくことで、説得の材料が決まります。

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営業が、相手の話を良く聞くのも、相手のニーズを知るためです。

「何がほしいですか?」と直接聞いてもいいし、それでハッキリわからないようならば「言動」から相手の心のニーズを知る。

それを動かすキャッチや情報や写真を揃えて、プレゼンテーションや説得の場面に挑む。

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xxという製品がほしい、○○というサービスがほしい、という相手ならば、説得は比較的簡単です。

でもモノ余りの時代、そんなにカンタンではなくなっています。

その背景を知ること、心理をつかむことが、より相手にイメージをわかせる近道です。


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