商品に違いはない、人にも違いはない | 野心家サラリーマンの昇給・昇進スキルアップ講座

商品に違いはない、人にも違いはない

こんにちは、イナミネです。

新聞に、震災以外の記事が増え、テレビにもコマーシャルが戻り、バラエティー番組も復活しました。

少しづつ、元の生活が戻りつつあります。

でも、復興はこれから。経済的なダメージもこれからです。

考え方を変えれば、復興は、ある意味過去のしがらみからも離れられる機会です。

比較するのは不遜かもしれませんが、戦後の日本は旧体制がなくなって、新しい世代に社会の中枢を委譲したことによって、発展した側面もあるといいます。

よい方向へ変わっていきたいです。

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さて、以前、「他と強烈に差別化仕様」という無料動画の紹介をしました。

お店に、初めて何か買いに行ったとき、あなたはたくさんの陳列を見てどうしますか?

例えば、電気屋。

春なのでムービーを買いに行った。

パナソニックに、ソニーに、キャノンにビクター。たくさん並んでいます。

価格もいろいろ。

頭に浮かぶ質問は、「何が違うの?」「どれがいいの?」です。

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他人から見れば、人もそうです。

彼、彼女は「何が違うの?」「どれがいいの?」と見られています。それが人の本音。

不謹慎かもしれませんが、就職活動も同じでしょう。

「何が違うの?」「どれがいいの?」と見られ、エントリーシートで適当に足切りされてしまう。

新人も、転職希望のベテランも同じです。

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では、マクドナルドのハンバーガーや、ケンタッキーフライドチキンそのものは、他のハンバーガーと違うでしょうか?

コカコーラと、ペプシコーラ、そして他のノンブランドのコーラは違うでしょうか?

たぶん、食べ比べて見る、飲み比べてみないと、差はほとんど分かりません。

にもかかわらず、マクドナルドやコカコーラがダントツなのは、売り方、紹介の仕方、マーケティング、付随する物語が違うからです。

もっと典型的な例は、化粧品です。

成分などに各社の違いは無いといわれています。パッケージ、広告のコトバ、タレントさん、流通方法が違うだけ。

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人も、世間や社内でどう見られるかは、見せ方、紹介のされ方によって変わってきます。

特に、たくさんの同業他社、同じ職種の人がいる、「世間的にみて」の場合は、違いは重要です。

書店に行く機会があれば、最近のビジネス本や、新書の作者プロフィールを開いて見てください。

結構ドラマチックに、「貧乏フリーターが、マーケティングで1億円稼いだ!」などと書いてあります。

「物語」をつけようとしているわけですね。

能力アップとともに、自分の演出が必要な時代になりました。



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