ケータイ電話のワナ | 野心家サラリーマンの昇給・昇進スキルアップ講座

ケータイ電話のワナ

こんにちは、イナミネです。

つぎつぎ登場するソフトに振り回されるな、という記事を書きました。

今度は、ソフトではなく、ハードがヤバイ!(笑)というお話しです。

■■■■

最新のIT機器の代名詞はスマートフォンですが、通常のケータイでも十分、いろんなことができます。

このケータイ、頼りすぎると段取りがヘタになります。

例えば、待ち合わせを 「渋谷駅で6:00くらい、場所は適当に、ケータイで」と決めたとします。

この時点で、場所は確定していないことになります。

直前まで連絡しないで、突発事項に巻き込まれます。

上司に急に呼び出された。電池が切れた。客先から抜けられなくなった。つながらないエリアにいる。

ケータイで連絡出来ないケースはいろいろ想定されます。

直前になればなるほど、こういう事が起きると手が打てません。

そうすると、結局場所が決まっていないので、この待ち合わせは流れてしまいます。

■■■■

突発事項が起きたときには、柔軟に対処をするとして、決めるべきことはまず決めておく。

「渋谷駅のモアイ像で、6:00に。何かあれば連絡する」

としておけば、時間と場所は決まっているので、双方とも、まずはその時間に場所に居られるように、行動の方向が決まります。

■■■■

ケータイは、いつでも、どこでも会話ができることが売りです。

それがために、前もって決めなくてすむ、という気安さが発生します。

つまり、「意思決定」の先送りをさせてくれます

でも、決められることは、事前に考えて、決めておいた方がいい。

決まっていれば、そこまで関係者は行動をし続けられるからです。

ケータイがないころは、みんなそうしていました。

今でもやればできる。

決める、という面倒な仕事をやってしまうか、先送りするかどうか。

<関連記事>
意思決定がうまくなる方法
仕事の順序はどう決める?
「人に頼む」仕事術
即断即決はかっこいいか?

--------------------------------------------
読者登録歓迎しております。
いただければこちらからも登録します。お気軽にどうぞ。

◆コメント歓迎です

読者になる
--------------------------------------------