穴と橋とあれやらこれやら -132ページ目

穴と橋とあれやらこれやら

初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【2】より続く。

 

 

 

すでに大きく「聞こえ」始めていた、アレ。

ここへきてその姿を見せ始めた。

 

そう、聞こえていたのは大量のこうもりの囀り。その数が尋常じゃないことが、囀りの大きさで感じ取れる。ここのはまだおとなしくぶら下がってるが…。

 

うーむ。経験を重ねるにつれ、こうもりがだんだん苦手になってきたという珍しいパターン(なのか?)なわたくし。そのものが怖いというより、フンにヒストプラズマ症のリスクがあることを知らなかった内は無邪気だった、って感じが正確かな。

 

このままおとなしくしててくれればいいけど…。

 

 

 

 

 

これは…なにを撮ったんだろう(笑)。

ちょっと広くなってたんだったか?わからん。

 

 

 

 

 

洞床はこんな感じ。

舗装は無し(に見えた)、黒いのがこうもりのフンかは不明…。

 

 

 

 

 

真ん中あたりに、

コンクリ巻き立て区間が登場。特に弱かったのか。

 

 

 

 

 

長さ的には

10mもなかったかな?

 

 

 

 

 

その先は、

また完全素掘りに。てか左側に写ってるのなんだ?キモっ。

 

 

 

 

 

で、このあたりで、

こうもりの乱舞が始まってしまった(汗)。

 

 

 

 

 

後から考えれば動画でも撮ればよかったんだが、

現場では思いつかなかった。

 

写真だとあんま伝わらないのだが、こうもりがバシバシかすってくるほどの大乱舞で、このレベルはいつ以来だろう。へなちょこなわたくし、心がポッキリと(笑)。

 

 

どうせ無理して完抜けしても、また戻って来なくてはならない。ならばここは一旦撤収して、反対側に回ろう。元より、反対側の道の様子も見てみたかったことだし、その距離も大したことないし。

 

 

…ということにした。

 

 

 

 

 

もはやどっち向いて撮ってるのかよくわからないが、

撤収中の一枚か?

 

元画像をじっくり見てみたら、たぶん飛んでるのが7匹、スタンバイ中が3匹、写り込んでらっしゃった。お邪魔しました。

 

 

 

 

 

ぶはー。

 

かくして、石見の小京都のすぐ背後に穿たれた隧道は、ハードコアな実質廃隧道であることが確定した。残る約半分もまあ目新しいものはなさそうだが、やはり見ておきたい。

 

 

 

 

 

つうわけで、上の写真を撮って27分後には、

蕪坂越えの反対側へと回ってきた。現在地はこちら、その先を左へ。

 

 

 

 

 

市街地側のあの惨状を見れば、遅かれ早かれ車を諦めることになるだろうし、どうせ大して距離もない。

 

適当に広くなったところに車を停めて、仕切り直し進軍開始。

ここは直進。

 

 

 

 

 

今のところ、

古い道の香りはしない。だいぶ手が入って変わってしまったのかも。

 

 

鬱蒼とした雰囲気だった市街地側とは違い、明るいスタート。さてこっからどうなっていくのか?

 

 

 

 

 

【4】に続く。

 

 

連載の途中ではあるけど、本日2023年1月30日、埼玉県川越市周辺の気になるポイントを巡ってきた。

小江戸・川越として近年人気の街らしく、今日って祝日でしたっけ?ってほどに人がいた。なので、人気エリアはそそくさと回避(笑)。

 

 

仮住まいを出発した時点では、レンタサイクルを借りて回るつもりだったし、自転車を借りるところも調べてあったのだが、行きの電車内で改めて地図を見て…これ、その気になりゃ歩けるんじゃない?って思ってきた。先日の所沢でそれなりに歩いた実績と比較して、あれよりももうちょい増えるくらいだと見積もって、いっちょ今日も歩きでヤってみるか!と急遽計画変更。

 

 

結果、西武新宿線の終点・本川越駅をベースにぐるりと周遊して歩数25,000と少し、距離にして17km弱と、なかなか頑張った。そのダイジェストを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正直、ダイジェスト写真はどれもいまいちなのだが、わたくし的には今回の出張に来てからの数回のお出かけで最高の物件と最高の予期せぬ出会いがあった。おいおい記事にしていく所存。

 

 

 

 

で、今回も素敵なお店に出会った。

さぬきうどん「大将」さん。

 

「大将」と言いながら、おばちゃん4~5人ほどで切り盛りされていた。住宅街の中にある民家をそのままお店に改造されたような作りで、畳の部屋で庭(庭園ではない、庭・笑)を見ながらいただけるというほっこりするお店。もうすぐお昼の時間が終わるというのにお客さんがたくさんいて、これは期待できる…との予感は大当たり。

 

まず、うどんが絶品。本場でさぬきうどんを食したことがないけど、個人的好みとしてあんまりうどんにコシは求めてなくて、どっちかといえばやわらかいうどんが好きなのだが、ここのうどんはその加減が絶妙!お出汁はもちろん関東の味だけど、以前もどっかで書いた気がするがわたくし、関東の黒いお出汁に抵抗は全然なく、それはそれで美味しくいただけるので、非常に満足だった。

 

で、セットの牛丼がまたなんというか、実家的な美味しさ。これ、もちろん褒めてる。手作り感というか。とにかく美味しかった。

 

 

何が良かったって、わざわざ行ったのじゃなく、そろそろお腹空いてきたなあ…というタイミングで、ルート上にちょうどあったのがこのお店だったってこと。まさに自然に、いいお店に出会えて感謝!

 


安くて美味くてあったかくて、最高でした。お近くに行かれたら、ぜひどうぞ~。

 

 

 

 

以上、グルメ記事…じゃなくてダイジェストでした。

 

 

 

【1】より続く。

 

 

 

わーお。

すぐに着くと思ってたのに15分も登ってようやく現れた隧道は、いや~これ、ガチですやん。まあ、実際これを期待してたので、ニンマリ(笑)。

 

道路の状態も、どうですかこれ。さっきの看板から判断するに元々は車道なのだと思われるが、今では…。

 

 

 

 

 

さあ着いた。まずは正対。

遠く~にポツンと一点の明かり。無事(?)貫通を確認…って、まさかそんなレベルのガチさとは。ここ、石見の小京都の玄関口たる津和野駅から直線距離で1km弱しか離れてない、そんな場所だというのに。

 

実質的に廃道&廃隧道だが、こうして封鎖されていない点から、かろうじて現役?と現場では判断したのだが…記事タイトルで(廃?)とした理由は後述。

 

 

 

そして、コンクリポータルの両脇に、いかした舞台装置ふたつ。

 

「この先通行困難」

いや、とっくに通行困難…いや通行不能でしょうよ。

 

「トンネル内落盤・崩落の危険あり」

その割にフルオープンですやん!(ていうか、自己責任に委ねてくれて感謝!)

 

それぞれにしっかりとツッコんでから、まずは観察。

 

 

 

 

 

コンクリートのポータルの上に付加されているのは、土留め?

おでこ的な位置にあるポコッとした出っ張り、もしかしたら扁額なのかもしれないが、苔むして何が何やら。

 

 

 

 

 

続いて洞内。

コンクリ巻き立ては数mで終了、その先はガチ素掘りのようだ。楽しませてくれますな~。

 

 

 

 

 

両側路肩に寝転がってるこのコンクリ板、

なんだろう?もしかして側溝の蓋?それにしちゃあイヤに重厚すぎると思うが。

 

 

 

 

 

そして、

一見して気になったこのクラック。ポータル一周までは逝ってないが、よろしい状態ではない。

 

 

この隧道、愛と信頼のQ地図には名前がない。で、トンネルリスト(平成16年度道路施設現況調査)にてお名前が判明した。その名はストレートに「蕪坂(かぶさか)隧道」、スペックは1935(昭和10)年建造、延長214m、幅員2.5m、有効高2.3m、とある。

 

平成16年度のこのリストでは、この隧道の道路種別は「市町村道その他」と津和野町による管理だったはずで、実際二枚の警告看板は津和野町名義となっている。

だが、令和5年現在で津和野町のトンネル点検・修繕計画一覧表に載っているのは晩越隧道と唐人屋トンネルのみで、この蕪坂隧道は消えている。ということは…すでに公式に廃?なのか?あるいはまさか、管理者が変わった?

 

 

実際のところは不明だが、これが記事タイトルで(廃?)とした理由である。

 

 

 

 

 

まあ、ごちゃごちゃ書くまでもなく、

その実態は紛うことなき廃隧道。体感的には間違いない。

 

 

 

 

 

行ってきますよ~、と

カマドウマ君に声をかけ、いざ、入洞。

 

 

 

 

 

…の前に、振り返り~の

鉄板の構図。外光とはしばしお別れ。

 

 

 

 

 

いや~…これ、今でも歩く人は、いるんだろうか?

一般ピープル的には相当な気合がないと、そして照明がないと、とても歩けたもんじゃない。でも確かに、車道隧道の幅員だこれは。

 

…ん?なんだあれ?

 

 

 

 

 

左側に、

謎な感じに突き立てられた木の枝。意味不明。

 

 

 

 

 

そしてそのすぐ先で、

おお~、ぶら下がったままの碍子。

 

これはかつて洞内に電線が通されていた名残か。天井部を伝っていたのか。碍子の取り付け場所になっている横木が実にイイ。この一枚しか写真がないが、他にもあったのかここ一ヶ所しかなかったのか、もはや記憶がない。

 

 

 

いやがうえにも盛り上がる我がテンション。しかし、この辺でもうすでに大きく「聞こえ」始めていた。

 

何が聞こえていたかはたぶん同業者ならお分かりいただけるかと思うが…この聞こえ方、ここまでのはけっこう久々かも(汗)。

 

 

 

まあどうなるか、見てみよう。

 

 

 

 

 

【3】に続く。

 

 

 

 

2021年9月25日、初の長州遠征初日。この日のネタで記事にしているのは、坂折隧道夜打原取水堰堤のコンクリート円弧橋夜打原の吊り橋尾無隧道平安橋

 

今宵から何回かに分けてご紹介するのは、この日のメインターゲット。地理院地図で見て気になりすぎていた物件である。

 

 

まずはその地理院地図からどうぞ。

中央の「蕪坂峠」という文字のところに描かれた、明らかな隧道。どの道路は点線表記である。石見の小京都と呼ばれる観光地・津和野の市街地から至近のこの道、この隧道は、いったいどういうお姿なのか。場所柄、観光客のために整備された歩行者用トンネルなのかもしれないが、あるいは…?

 

それをこうして現地確認に来たわけである。

 

 

 

 

つうわけで、まずはこれ。

現在地はこのあたり。もうこの道をズンズンと登っていけばアイツに会える、という至ってシンプルな探索である。道路左側は永明寺という大きなお寺。

 

車は手前の小さな観光駐車場に停めさせてもらったのだが、そこに至るまでが狭小路で、タイミング悪く離合でわちゃわちゃさせられた。

 

で実は、上の写真からさらに進んで小さな川を渡ったところにあるのが、昨日記事にしたあの元旅館と思われる廃墟。ちょっとばかり立地が悪すぎたのかな…。

 

 

 

 

 

廃墟を過ぎてしばらくのところで、

こんな橋が現れるが、これは永明寺の車両出入り口となる裏口。轍の感じを見ても、ここまでの道はほとんどこのお寺関係の往来で使われているようだ。

 

 

 

 

 

ということは…?

やっぱ、こうなった。

 

轍を覆い隠す落ち葉。もう少し秋が深まった頃ならば、見事な落ち葉の絨毯に覆われそうだ。

 

 

 

 

 

道すがらには、

何だかよくわからない新たなる廃墟も。なにこれ?

 

 

 

 

 

こんな道の先にある隧道って…どうよ?

どうなのよ?

 

…って思ってたら、なんか見えてきた。

 

 

 

 

 

いやいやいやいや。

これは(笑)。

 

 

 

 

 

さすが地理院地図に点線表記される道。

「この先走行注意」のほうが「通行止」より目立ってるのはどうなのか。いやそれもよりも注目すべき(さらに地味な表記だけど)は、

 

「この先普通車以上の回転場ありません」

「この先普通車以上の通り抜けできません」

 

なるほど、この先に待ってるのは「そういうやつ」なんだな…。これはアガる。

 

 

 

 

 

とか思ってた矢先に、

チョイチョーーイ。マジか。

 

舗装がいきなり終了、右手前方向にはなんらか史跡?への案内が出ており、左へ曲がってもこれまた何かの史跡があった。

 

 

 

 

 

ちなみに左の方は、

こんな感じ。いずれも華麗にスルーした。

 

 

 

 

 

なぜなら。

誰が「普通車以上の通り抜けできません」だって?そんなレベルじゃないでしょうよコレ。

 

 

 

 

 

地図読みではそんなに距離はなさそうだったのに、

そこそこ歩いたと思ったのにまだ何も現れない。代わりに(?)旧峠道への分岐が現れたが、これまたスルー。もう、この道の変化にくぎ付けで。

 

いや~。この先のブツ、観光客用の歩行者トンネルなんぞじゃあり得ない。

 

 

 

 

 

なんたってもはや、

この惨状である。

 

もう一度言おう。誰が「普通車以上は通り抜けできません」だって?今やここを抜けられる車は、ピンポイントにジムニーだけじゃないのかねキミぃ。

 

 

 

 

 

とかブツブツ独り言を呟きながらも、視線は先を走り…

わーお。

 

 

 

 

【2】に続く。

 

 

 

 

 

このシリーズ、基本的にこういうのやらないのだが。

 


建物のつくりからして、おそらくは民宿か小規模な旅館だったものと思われる。

 

廃墟自体決して嫌いではない。でも産業系じゃないこの手のやつは、いろんな意味で怖くて入れない。

 

 

廃隧道なら全然平気なんだけども。

 

 

こういうのやらないと言いつつやった【52】と同じく、これは明日からのあるネタの導入として記事にしたもの。どんなんかな~?

 

 

 

 

 

期待せず、お待ちを。