【広島散歩】朝鮮通信使をたずねる・通信使が絶賛した鞆の浦の風景 | 韓国語&韓国旅行 てんこ盛り日記♪

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【広島散歩】朝鮮通信使をたずねる・通信使が絶賛した鞆の浦の風景

 

 

広島旅行3日目は福山駅からバスに乗って

 

 

 

終点で下車 すぐに目的地の案内板がありました

 

 

 

想像とは違い民家が建つ路地を進むと

 

 

 

すぐ目的地の福禅寺(ふくぜんじ)に到着

平安時代建立の真言宗大覚寺派の寺です

 

 

江戸時代に建てられた客殿・対潮楼(たいちょうろう)

朝鮮通信使をもてなす場としても使われました

一番楽しみにしていた場所なので もう中に入る前からワクワク♪

お邪魔しまーす

 

 

対潮楼の一角には朝鮮通信使にまつわる品が展示されていました

 

 

 

寺が譲り受けたとされる通信使の硯や

 

 

 

 

通信使が書いた漢詩(?)を復刻したものなど

江戸時代には通信使が残した書を見ようと多くの人が訪れたようです

 

 

 

『対潮楼』の扁額

この客殿を対潮楼と名付けたのは第10回(1748年)の正使ホン・ケヒ

 

実はこの第10回朝鮮通信使には藩の事情により別の宿所が用意されていたのですが 絶景の福禅寺に泊まれると思っていた通信使たちはこの宿所を拒否

船中泊し不満をあらわにしました

 

結局 復路で念願の福禅寺対潮楼に宿泊することができ その際正使がこの客殿を対潮楼と名付けたようです

 

 

 

第8回(1711年)朝鮮通信使一行はここ対潮楼からの眺めが日本一と絶賛 『日東第一形勝』と書を残しました 写真はその書を福山藩主が木版させたものです

 

 

さぁ、対馬から江戸までの道中で日本一といわれた景色がこちら!

 

 

 

窓枠から見ると一枚の絵画のようです

 

 

 

壁2面が窓になっているので部屋の中から外の景色が一望できます

 

 

 

なんと開けた空間でしょうか

絶景を堪能できるよう設計されたこの客殿にも拍手です!

 

 

 

撮影はできませんが木造の千手観音や地蔵菩薩なども必見

 

朝鮮通信使が実際に利用した当時の建物は少なく その貴重なひとつに訪れることができました

朝鮮通信使が宿泊し 景色を日本一と称えた福禅寺対潮楼でした

 

후쿠젠지 다이초로는 조선통신사의 영빈관으로 이용되 그 아름다운 경치로 유명한 절이다

 

 

 

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今回の広島散策

1日目は王道コース 原爆ドームから平和記念公園へ

1日目最後は広島城へ&お好み焼き

2日目は船に乗って厳島神社&宮島散策

広島駅から福山へ&福山城

 

 

 

 

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