子どもがお友達と上手くいかなかったみたいで
家で泣いている…
お友達のことを嫌がって
落ち込んでいる…
子ども同士が関わると
そういうことってありますよね~。
そんな時
大人はどう関わる?!
大人は
ドラえもんでいたらOK
ドラえもんって
のび太がジャイアンに泣かされて帰って来た時
どう対応していると思います??
ドラえも~ん!!
って泣きついた時
「んも~
しょうがないな~」
って言いながらも
「よしよし」って
なぐさめていますよね。
たくさん泣きながら愚痴を言う
のび太の話を
「うんうん」って聴いて
便利な道具を出してあげて
のび太は元気を取り戻したり
問題を解決していきます。
決して
のび太よりも先に出て行って
ジャイアンへ向かって
「のび太君をいじめるな!」
って行きませんよね??
あくまでも
のび太自身でリベンジさせる。
そんな風に関わればOK!
/
え?
ドラえもんならその状況を解決できる
便利な道具があるけど
私達にはないでしょ?
じゃあどうするの??
\
/
え?子どもが困っているんだから
「こうしたら?」
「どうしてそうしたの?」
っていろいろ教えてあげたり
聞いたりするでしょ?!
「うんうん」だけじゃ
解決しないじゃない!
\
そうそう。
ドラえもんは四次元ポケットから
便利な道具を出しますからね。
その道具が
のび太の悩みの解決になっていきますが、
実際私達には
ドラえもんのポケットはないので
便利な道具も出てきません。
すると
代わりに出したくなるもの。
それが
アドバイス。
「じゃあ、こうしたら?」
「どっちから先に言い始めたの?」
「それはあなたにも原因があるよね?」
と状況を確認をして
裁判官のように
質問をして
アドバイスをしたくなりません??
その気持ちはよくわかります。
が、
これには落とし穴があるんです。
それは
子どもの話は
どこまで事実なのかが
わからない。
子どもが状況を
どれだけ細かく説明したとしても
それが全てではありません。
あくまでも
「自分は」そう聞こえたんだよ。
「自分は」そう見えたんだよ。
「自分は」そう感じたんだよ。
という話です。
相手から見たら
また違った見え方もしているでしょう。
だから
内容の正しさは
鵜呑みにはできないんですよね。
それに
年齢が上がってくれば
自分の都合の良い話しか
しないこともありますからね。
ますます事実かどうかは
判断しにくくなります。
そこで
大人が状況説明を聞いて
裁判官のように
「それは相手が悪いわね」
「それはあなただって
良くなかったことがあるんじゃない?」
と言ったところで
本当に正しいアドバイスができるか?
と言ったら
きっと、できないんですよ…。
だって
情報に偏りがあるから。
でも、
子どもの話を聴いて
「そうか、それはイヤだったね。」
「一番つらかったのは何?」
などと
子どもの話を受け止めて
気持ちや考えを整理する役目なら
どの状況だとしてもできることなんです。
そうやって聴いているうちに
だんだん
子どもも落ち着いてきて
☑ 何が嫌だったのか
☑ どうしたかったのか
☑ 次同じことが起きたら何をしたらいいか
整理できるようになってきます。
子どもがツライ顔をしていたり
悲しんでいたら
ついつい
一部の説明から状況から判断して
アドバイスをしたくなりますが
ドラえもんのように
「そうか。そうか。」
と聴いて
あとは子どもに任せてみる
そんな関わり方をしてみると
子どもが挫けた時に挑戦する力もつくので
おススメですよ~。
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