台上前転って知っています??
跳び箱の上で前転する技。
小学校でやった事ある方も多いのではないでしょうか。
次女も学校でやっていらしいのですが
先日
「もう無理…全然飛べないの…」
と涙目になっていました。
聞くと、跳び箱4段で台上前転するのが目標だけれど、
怖くて1段でしか回れないとのこと。
どうやら去年の体育で跳び箱から落ちてから、
怖くなってしまったらしいのです。
これはなにかアプローチをした方がいいかも~。
と思い話をゆっくり聴くことにしました。
は~い!お話聴きま~す!!
次 「もう無理…全然飛べないの…。」
「コワイ!と思ったら、足が止まっちゃって動かないんだもん…。」
私 「あ~怖いと思うと体が動かなくなるし、どんどん怖くなるよね。」
「何が怖いの??」
次 「落ちたら、笑われる…。」
私 「笑われたらどうなるの?」
次 「笑われたら…悲しい…。」
私 「確かに、一生懸命やっていて失敗した時に笑われたら悲しいよね。」
「でもさ、それって本当に誰か笑うの?」
次 「笑うと思う。」
私 「誰が?」
次 「みんな…」
次女は、自分の中で「失敗したら笑われる」と信じています。
そんな時はこれが本人の思い込みだと気付けば大丈夫。
また挑戦することができます。
絶対絶対笑うもん!そうに決まっているもん!
私 「絶対にみんな笑う??前に落ちた時に笑われたの??」
次 「前に落ちた時も笑われてない…
一緒に頑張っている子もいるから、笑うのはみんななわけはないな…」
私 「それに、もし一生懸命やっている人を笑ったら、
先生はなんて言うかな。
それを見て先生が黙っているハズないと思うけどな。」
「もし本当に笑った人がいるなら、
それは先生に注意してもらっていいと思うけど、どう思う?」
次 「…そうだと思う…。」
でも怖いな…
そう言って特に解決しないまま、次の体育の日を迎えました。
う~どうしよう…
次の体育の日。
帰って来た次女に
「そういや、跳び箱どうだった??」と聞いてみたら
「あのね!本当に落ちたらみんな笑うかな?
と思ってよく見たら、
失敗しても笑われている人誰もいなかった!
それにね、
何度も落ちて失敗している子も、ずっと頑張っていたんだよ!
だから
自分も頑張ろう!って思って一緒に頑張ったんだ!
そしたら、その子も自分も4段で飛べたの!!」
と嬉しそうに報告してくれました。
わ~い♪
怖いと思っている時は、
その怖いことしか見えません。
でも、本当に笑われている人がいるのか、
よ~く周りをみたことで、
何度失敗しても挑戦している子が見えるようになりました。
それが励みになって、次女の跳び箱に対する思いも
怖いから止めよう!
から
怖いけどやってみよう!
へ気持ちがかわったと考えられます。
何か思い込んでいる時は
「これって、本当にそうかな?」と
冷静に考えられるようになると
解決しやすいですよ~。
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