あの子とは、気が合わない！
意地悪するから嫌い！！
もう遊ばないし、口利かない！！
と子どもから言われたら、
え…大丈夫かしら…と、
ちょっと心配になりますよね。
もし、気が合わないのも意地悪するのも
お互いの欲しい情報をキャッチする感覚の違いだった、
とわかったら？？と言う話。
あの子、嫌なんですけど～！！！
長女が高学年の頃、
ど～～～しても気の合わないAちゃん（仮名）がいました。
長女から話を聞く限り、Aちゃんは活発なタイプ。
じっとしているのが苦手で、取りあえずやってみよう！と
考えるよりも先に動く行動派。
一方、長女は、できれば休み時間は本を読んだり静かに過ごしたいタイプ。
じっとしていても苦にならず、物事をじっくり考えて、
納得してから動きたい思考派。
「私、インドア派！」 「オレはアウトドア派だな。」
ある日、長女はものすごく怒って帰ってきました。
「信じられない！！」とカンカンです。
聞くと、事情はこうでした。
休み時間に長女が鬼ごっこで遊んでいたところ、
Aちゃんが「入れて！」と来たので
「いいよ！」と言って、
長女が鬼ごっこの今の状況を説明したそうです。
すると、Aちゃんは一言
「長女ちゃんの話、長いからウザイ」
と言われた！！と怒っているのです。
「人が親切に教えてあげたのにさ！！！」
というのが長女の訴えです。
なんでわかってくれないの！
人はみんな目・耳・言葉・体を使って情報をキャッチしています。
さて、この時一体どんな欲しい情報の違いが起きているのでしょうか。
長女は、１から１０の説明を聞いて、納得してから動きたいタイプなので、
やる前にできるだけAちゃんが納得できるように、
親切なつもりでたくさんの言葉を使って情報を教えてあげました。
でもAちゃんは説明よりも、取りあえず動きたい派。
動きながら体の感覚を使って状況も理解していくので、
やる前からのたくさんの言葉の情報は必要ありません。
なので、その親切が大きなお世話になってしまいました。
もう～意味わからん。
こうやって、人は
自分の欲しい感覚から情報を得たい
と思っています。
それが、
◆体の感覚から情報を得たいのか
◆目で見て情報を得たいのか
◆耳で聞いて情報を得たいのか
◆言葉や文章で情報を得たいのか
によって全然捉え方も違うのです。
今回の件では、言葉や文章で情報を得たいタイプの長女が
体の感覚から情報を得たいAちゃんと感覚の違いによって
コミュニケーションが食い違ってしまいました。
そういうことじゃないんだよな～
なので、
自分はどうやって情報を得たら理解しやすいのか
相手はどうやって情報を得たら理解しやすいのか
そこを観察してみると、
コミュニケーションの違いがわかって改善しやすいですよ～！
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