宿題を忘れて出さない長女。
出さない理由はきっと、
宿題が嫌い、とか
私に構って欲しいから、とか
わからない問題をそのまま出すのは恥ずかしい、とか
そんな感じだろうな~と思っていたけれど、
どうして、宿題を忘れる流れになるんだ???
そう思って一緒に振り返っていた時のことです。
もぉ…面倒くさいわねぇ…
私 「宿題はやるよね?」
長 「やるよ。」
私 「で?そこからからどうするの?」
長 「宿題を机に置く。」
私 「ランドセルに入れないの?」
長 「うん。」
私 「なんで?」
長 「めんどくさい。」
は??
めんどくさい?!
入れなさいよ!!!
…という気持ちは飲み込んで あ~忍耐いる…
なんで、めんどくさいという経緯になるんだ???
とそこに焦点を当てて話を聴くことに。
私 「何が面倒くさいの?」
長 「ランドセルに入れるのが」
んなもん、
すぐに入れられるでしょうが!!!
…という怒りは逃がして ひ、ひ、ふ~
私 「ランドセルに入れる何が面倒なの?」
長 「ランドセルを開けるのが…」
もうね、ここまでくると
は?ランドセルは、そういう物なんですけど!!!
と思ったのですが…
…ん?
ちょっと待てよ?
ランドセルに入れるのが面倒くさい??
むむむ??
ランドセル置き場を思い出してみると…
あの子のランドセル置き場は机から離れています。
と言っても歩いて2~3歩。
↓こんな感じに。
宿題をランドセルに入れようとしたら、6つの工程が必要です。
① 宿題を持ってランドセル置き場に2~3歩歩く。
② 棚にあるランドセルを引きずり降ろして床に下ろす。
③ 床にあるランドセルのふたを開ける。(ふたが広げられるように広い場所を確保)
④ 宿題をランドセルに入れる
⑤ ランドセルのふたを閉める。
⑥ ランドセルを持ちあげて棚へしまう。
もしかしたら…
低学年のあの子には
ランドセルにしまう工程が多すぎて
面倒になっている??
と思ったのです。
もしかしてだけど~!
私 「もし、ランドセル置き場が近くて、
すぐに宿題を置いて置けるようになっていたら、どう?」
長 「…それなら、忘れないかも知れない。」
ということで、物は試し!
ランドセル置き場を椅子の上に置くことにしました。
こうすることで
① 宿題をやったら、そのまま手を下ろしてランドセルの上に置く。
② 明日の準備をする時に一緒に宿題を入れる。
と工程を一気に減らすことに成功。
これを試したところ、
それから宿題を
持って行くのを忘れることはなくなりました。
宿題を忘れて出さない長女。
出さない理由はきっと、
宿題が嫌い、とか
私に構って欲しいから、とか
わからない問題をそのまま出すのは恥ずかしい、とか
そんな感じだろうな~と思っていたけれど、
まさか、置き場所だったとは!!
大人からしたら「そんな些細なこと?!」と思うようなことだとしても
子どもにとっては、それが原因で上手くいかないこともあります。
私もまさかそんな理由で出来なくなっているなんて、全く想像していませんでした。
できないのは、今のやり方が本人に合っていないだけ。
だとするなら、本人が出来る方法を一緒に考えるのは大事だな~と思った出来事でした。
こちらはやり方が違う タイミング編。