その結果には、まさか!と思うような原因があるよ、という体験談。
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長女が低学年の頃
「最近、宿題を全然出していません」
と先生からお話頂いたことがありました。
私は全くそんなことを知らなかったのでビックリ!!
それにとっても腹が立つ…。
「なんで宿題やってないの?!」
「最近私が宿題見てなかったから、気づかなかった…」
宿題をやっていない長女に対して苛立ちと
先生にお手数かけてしまった恥かしさと
事実を知らなかった自分を責める気持ち入り混じった状態でいました。
なんでこうなっちゃったのかな…。
あの子と話さなくちゃなあ…。
そう思うのですが
自分の気持ちが全く落ち着かないので、このまま話しても良くない気がしました。
なぜなら、今話したら、長女を責める気満々だったから。
責めるのが目的なら、それでいいのですが、
今回の私の目的は長女を責めることではありません。
なぜ、宿題を忘れていくのか、その原因を探り改善することです。
なので、まずは自分の気持ちを落ち着かせることを最優先にしました。
「いい?目的はあの子を責めることじゃない。
責めたらそこで、あっという間に本音は聴けなくなるよ。
それは、私の目的からは離れるから、まずは長女の話を聴くんだ。」
と何度も自分に確認してから長女を呼びました。
あの~ちょっとお話、いいですか~
私 「あのさ、先生から『宿題出していませんよ』って言われたんだけど、そうなの?」
長 (ギクッ)「う、うん…」
私 「そうなんだ~。やってはいるの?出してないだけ?」
長 「やっては…いるよ…。」
私 「そっか、やってはいるんだね。出したくないの?」
長 「ううん…」
私 「出したいと思っている?」
長 「うん」
私 「でも忘れる?」
長 「そう。」
私 「なんで忘れると思う?」
長 「わかんない…」
そりゃそうです。
本人に出したい気持ちがあって、理由がわかっているなら本人なりに改善しているでしょう。
でも改善されていないのなら、本人もどうしていいかわからないハズ。
でもまあ出さない理由と言っても
宿題が嫌い、とか
私に構って欲しいから、とか
わからない問題をそのまま出すのは恥ずかしい、とか
そんな感じだろうな~と思っていました。
それでも、子どもに理由は聴いてみようと思っていたので、
一緒に宿題を忘れる経緯を確認したところ、
驚く理由があったのです!
自分の思っていた理由とは違うことにビックリ。