サッカー教室、なぜやった?
7/21、大分市内にて当社主催のサッカー教室を行いました。トリニータスクールに通う小学生を中心に約70名が参加してくれました。人気の3選手(保田、弓場、小野)がコーチとして参加してくれました。約1時間半、サッカースクール&トークショーを行いました。地元放送局が取材に来てくれました。で、なぜやったのか?であります。答え:今考えられる「最善の支援」だと考えたからです。大分トリニータのスポンサーを始めたのが2007年からです。それ以降、一度も降りることなく続けてきました。実はそのような企業はほんの一握りです。これまで、冠試合をやったり、お店に選手を呼び「一日店長」をやったり、様々なことをやってきましたが、「無駄なお金を使っただけだった!」が振り返っての感想です。お金はフローとストックに区分されます。流れ出たものか、蓄積したものか?の差です。財務諸表でいうと、BS(貸借対照表)に示される部分がストックです。長い間の企業活動の「積み重ね」がわかります。長くスポンサーとしてトリニータ(大分フットボールクラブ)を見てきて思うのは、経営に「積み重ね」がないことです。毎年トップチームの勝ち負けだけに振り回され、肝心のチーム(企業)価値の「積み重ね」ができていません。そのバロメーターが、ホームゲームの観客数です。目下長い低迷期間をさまよっています。このような中、トリニータのスポンサーとして「積み重ね」ができるお金の使い方はないのか?その答えがサッカー教室でした。トリニータに興味がなく、スタジアムに来たことがなくとも、子どもが「サッカー!サッカー!トリニータ!トリニータ!」と騒げば、親はいやおうなしに好きになっていきます。状況次第では、ジジババも巻き込まれます。今回のイベント、メディアも関心を示してくれ、予想以上に盛り上がりました。今後続けていきたいと思います。