ポッポおじさんのブログ
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障がい者雇用で知事表彰を受けました。

 

本日、豊の国雇用促進フェスタにおいて、「障がい者雇用優良事業所」として弊社が県知事表彰をいただきました。

 

トキワ会館にてその授与式があり、出席しました。

 

 

 

弊社で障がい者雇用を始めたのは、12年前にさかのぼります。製造工場(製造部)の採用で始めました。軽度の精神疾患の男性の雇用でしたが、はじめての経験ということで、いろんな面で心配したのを覚えております。

 

その時の障がい者雇用支援の担当者からのアドヴァイスの言葉をいまだにはっきりと記憶しております。

 

「社長、障がい者が入ると、職場が仲良くなるんですよ。」

 

人は集団を形成すると、「2:6:2の法則」でグループに分かれます。できる人20%、普通の人60%、できない人20%が自然と生まれ、できない20%は「弱いものいじめ」の対象になり、集団は不和に向かいます。

 

ところが、障がい者が入ると、できる人が障がい者のフォローに入ったり、みんなが彼を気遣うため、集団に「いたわりの心」が生まれ、できない20%への風当たりが弱まり、職場の雰囲気は良くなります。

 

実際に起きたことは、その通りでした。

 

以後、少しづつ障がい者雇用を増やし、今や社内では、当たり前で自然な状態になっています。ちょうど、パラリンピックが東京五輪で「普通」になったのと似ています。

 

実は最初に雇用した障がいを持つ男性は、今日も元気に勤務しています。それどころか、10年を過ぎ、彼のポジション(存在意義)は工場の中で確立されており、もはや彼無しでは工場は動きません。

 

そして、彼に続く障がいを持つ後輩たちも、同じようにそれぞれの強みでポジションを得ようとしています。

 

「会社経営ってすばらしい!」

 

改めて実感した今日の表彰式でした。

食品ロス削減について発表

10/8、大分県食品廃棄ロス削減推進協議会の設立総会ににおいて、弊社の食品ロス削減の取り組みについて発表する機会を得ました。

 

 

SDG’sなど世界的にサスティナブル社会への取り組みが加速する中、日本でも「食品ロスの削減の推進に関する法律」が成立し、各県単位でも動きが始まりました。

 

この様子は本日10/12付けの大分合同新聞でも紹介されました。

 

 

 

以下がその時のプレゼンのレジュメです。

 

 

 

 

事前にこのレジュメを見た県の担当課長とプレゼン後お話ししたところ、「いったい何を話すのだろう?」と不安に感じたそうです。

 

この内容は、当ブログに過去に書いた考え方を集めたものなのですが、確かにレジュメの文言だけでは、「フードロス」と結びつかないと思います。まー、そこが狙いでもあるわけで、「昨年比?長方形?文学?・・・そうか、なるほど!フードロスの核心はここだ!!」の腹落ちをしていただくことに、人前で話す時の戦術というものはあります。

 

レジュメに沿い、要約しますと・・・

 

フードロスとトレードオフの関係にあるものは「チャンスロス」である。チャンスロスとは品切れをさせないことだが、品切れさせない限り、フードロスは減らない。弊社では、すでに品切れを容認(むしろ奨励)したビジネスに取り組んでおり、その思想をまとめたものが「令和の商人道」である。また廃棄ロス率の公表もはじめており、従業員の意識は高まり、顧客からも賛同を得でいる。

 

品切れ容認のためには、経営者は「昨年比」というものさしを捨てなければならない。昨比とは短期主義に立脚している。サスティナブル経営とは、短期より長期を重んじた経営である。横軸を時間、縦軸を利益額のグラフで考えれば、縦長い長方形より、横に長~~い長方形で収益構造をイメージしなければならない。

 

すでに消費者の企業を見る目は変わってしまった。今までは「どのくらい儲かっているか(How much)」が優劣の尺度であったが、今や「どのうようにして儲けているのか(How)」を観察されている。SDG’sの17項目を読んでみるとわかるが、一切経済については書かれていない。「人類はどうあるべきか」が目標とされている。つまり文学(哲学)が問われており、私なりのSDG’s解釈は「人類よ!今だけ金だけ自分だけから卒業しよう!」である。

 

SDG’s目標の具体策でもある「フードロス削減」は、突き詰めれば、一人一人の意識改革に行きつく。「食べ物は捨てるものでない」というシンプルな道徳と習慣を持てるかどうかだ。最澄は「一隅を照らす、これ国宝なり」と言ったが、まさに一人一人が自らの心に明かりを灯せるかにかかっている。フードロス削減推進は、企業など団体、地域、学校、家庭・・あらゆる組織で取り組み灯すべき明かりで、リーダーの役割は大きい。

 

以上、腹落ちしたでしょうか?

1号店日田インター店の閉店

10月31日をもって、創業の店舗である日田インター店(創業時は日田店)を閉店することにしました。

 

 

 

↑2002年開店前日の日田店

 

 

 

↑ 19年経った現在の日田インター店

 

 

2002年(平成14年)6月19日にオープンし、19年と5か月間、本当に多くのお客様から来店いただきました。19年間のご愛顧に感謝しかありません。

 

 

 

↑創業日にご来店いただいたお客様の様子。

 

 

弊社の歴史はこのお店の成功なくしてはあり得ません。また私の人生もこのお店から始まったといっても過言ではありません。

 

 

 

↑創業日、朝、開店直前の私

 

 

このお店を原点に様々な出会いと出来事があり、失敗と成功、悔しさと喜びを繰り返しながら、今の私は形成され、同時に現在の会社の業容と社風はつくられてきました。

 

その記念すべき1号店閉店の決断しました。

 

 

 

 

↑創業時から5年くらい使っていたロゴ。現常務の久木原(実妹)が手さぐりのイラストレーター(PC)でつくりました。当時の魂、執念が感じられます。

 

 

 

「エグゼクティブ」という日本語でも使われる英単語executiveがあります。一般に経営陣や重役の意味で使われますが、この語源は「捨てる人、やめる人」だそうです。

 

事業や大きなプロジェクトは始めるのは誰でもできるが、やめるのが難しい。そして、やめる決断はエクゼクティブしかできない。

 

日田インター店のお客様のこと、従業員のこと、財務状況、ライフサイクル、日田市の環境変化、お店の老朽化などを多面的に考えた結果、やめる決断をしました。迷いはありません。

 

 

 

↑10月31日で閉店する大分からあげ発祥の店、日田インター店の現在

 

 

 

以前、尊敬する先輩経営者から教えてもらった言葉があります。

 

『商売(お店)は、やめることを考えて始めなければならない。』

 

結局、やめるべき時にやめられずに商売は失敗していきます。エグゼクティブの仕事は「やめる決断」をどのタイミングでできるかに尽きます。非常に深い教えだと思います。

 

この言葉を胸に、さらなる未来を切り開いていきたいと思います。

 

 

追記:

さて、あなたの家のエクゼクティブはだれでしょうか?もし、何かを捨てて怒られたら、エクゼクティブではありません。

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