日本代表の男子バレーボールの試合を久しぶりにTVで見た。
私にとって男子バレーとは・・・
①松平康隆監督
②大古、森田、横田
③ミュンヘンへの道
である。
③はTBS系のアニメと実写が混じったドキュメント番組で、調べたら、1972年4月~8月にかけて放映している。
1972年は9歳だから私は小学3年。毎週欠かさず見ていた。大古のZ攻撃、森田の一人時間差攻撃、横田は何だったか忘れたが、エース3人は松平監督の命により「秘密の必殺技」をあみ出した。チームは悲願の金メダルのため汗と涙にまみれながら努力した。
放送の最終回は、ミュンヘンオリンピックでのバレーボール競技が開始される1週間前。そして文字通り「漫画のように」日本代表は金メダルを獲得した。
スポーツは「筋書きのないドラマ」なのに「筋書き通り」に実現してしまった!「こんなことが起きるのか!」あの時の感動は9歳のかわべ少年にとってとてつもない衝撃だった。
TV「ミュンヘンへの道」を通じ、知ったことがあった。
●監督とは何をする人か?
●どうして選手は松平監督についていくのか?
●プロデュース(言葉は知らなかったが、そのような概念)とは?
50年後の今も深く記憶(というより心のひだ)に刻まれているような気がする。
「ミュンヘンへの道」は男子バレーの人気向上のため、松平康隆監督自身が企画を持ち込んだ番組だった。ものすごいプロデュース能力だと思う。
もうすぐパリ五輪。
「パリへの道」
どの種目でもいい。ドキュメント番組つくったら、人気出るのに・・・。